2025年3月16日日曜日

コメの関税障壁、農林水産省の失敗で意味無し

コメ高騰で外国産米の民間輸入が急増、高い関税払っても「十分に採算取れる」
3/15(土)
https://news.yahoo.co.jp/articles/bc4a02f40f33a3efbba3a367bffcea3fa0e5861b
一部引用:
 米不足を受け、外国産米の民間輸入が急増している。2024年度、政府に提出された輸入申請は、1月末時点で計991トンと過去最多を更新した。高額な関税を支払っても採算が取れるためだ。大手商社「兼松」(東京)は、過去に例がない1万トンもの外国産米を年内に輸入する方針を打ち出した。
:中略:
 流通関係者によると、米国産の中粒種「カルローズ」なら輸送費なども含めて仕入れ値は1キロ150円程度で、関税を上乗せしても1キロ500円ほど。国産の店頭価格は現在、1キロ900円前後に高騰しており、利益分を乗せても十分に採算が取れるという。
:引用ここまで


 コメの輸入には、世界貿易機関(WTO)ルールに基づいて外国から一定量を義務的に買う政府輸入は関税がかからないが、商社などが輸入する場合、国に関税を支払わないと輸入できない。

 個人や事業者が関税を支払って海外からコメを買うためには1999年度のコメの関税化で決まっていて、税額は1キロ341円と従量制で、1キロ100円のコメを輸入すれば、関税率は341%となる。

 トランプ政権が700%の関税がかかっていると文句をつけた話題は、コメの価格を47円ほどで見積もった数値ですが、アメリカ国内の出荷価格がこんなものだと推測されます。

 アメリカから輸入する場合、輸送費や管理費、クリーニングなどコストがかかるので100円と言うのが日本側の見方ではないでしょうか。

 だいぶ前ですけど、タイに住んでいた時のコメの価格は当時の日本米の価格と比べ1/5〜1/10程度(ジャポニカ米〜タイ米)でした。

 日本でコメが高いのは、生産性の悪い零細農家が50%以上で全体の8%ほどしか供給していないのですが、ここが赤字、大規模農家は黒字(JA)です。

 農林水産省は天下り先であるJAの利権を最大にする、米減反で税金を無駄に使う。

 今回の米高騰騒動は農林水産省が失敗した結果ですが、一生懸命オールドメディアを使って「悪いのは転売業者」とプロパガンダをやっています。

 在庫があるなら、備蓄米放出情報で米が出て来るはずですが、小売売り場には全く出てこない。

 JAが得になる米高騰をそのまま維持したい農林水産省は備蓄米放出に買い戻し条件をつける。

 休耕田を使おうにも、1年で準備してハイそうですかと米作れません。

 輸入米を安く国内に入れないようにしてきた日本政府ですが、関税かけても国内の米より安いって馬鹿じゃないのって思います。

 日本国民はますます米離れします。


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 入水温度    10℃

 温水器        16℃


 太陽光発電

 発電量 4.5KW ピーク0.95KW


3月15日(土)

曇時々雨

最高気温(℃)[前日差] 10℃[-9]℃最低気温(℃)[前日差]  6℃[0]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水       40% 50%     80% 90%


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