<金利ある世界>日銀の説明は「現実と乖離」 元調査統計局長「実態に即した発信を」
3/19(水)
https://news.yahoo.co.jp/articles/4060ffb0b76a3e388dc0e5a03ac0a68b0e4ac62b
一部引用:
元日銀の調査統計局長でエコノミストの亀田制作氏は毎日新聞の取材に応じ、「物価上昇の勢いは徐々に弱まる」という日銀の説明について、「現実との乖離(かいり)が目立っている。コミュニケーション上、非常に大きな問題だ」と苦言を呈した。コメを含む食料品の値上がりが収まらない状況について、丁寧に説明すべきだとの認識を示した。
モノやサービスの価格は、需要(消費者)と供給(生産者)のバランスで決まる。日銀は数年来の物価高の先行きについて、一時的な円安や資源高など生産コスト増に伴う供給側の上昇圧力が徐々に弱まると、かねて予想。全国消費者物価指数(生鮮食品を除く総合)の前年同月比の伸び率は、日銀が目標とする2%に向かって上昇の勢いが弱まるという説明を続けてきた。
しかし、実際の物価上昇率は、昨年12月が3・0%、1月が3・2%と勢いが増している。亀田氏は日銀の説明について「物価の伸びは収まっていない。人々が現実感を持って受け止めることはできない」と批判する。
:引用ここまで
日銀の政策金利についての批判が多い。
なんだかんだと屁理屈をつけて金利を上げない説明をしていますが、上げられるものならとっくに上げている。
批判する方も判っていて言っている気もします。
素人が見ても判る、金利上昇の問題。
国(中央政府)の借金である国債の発行残高は約1000兆円、地方政府の借金である地方債の発行残高は約200兆円、国と地方を合わせるとその総額は約1200兆円に達します。
12月の日銀当座預金残高、529兆8030億円(2025年12月)。
金利を付けると、この借金による利払いと、債権の価値が下がって、債権を持っている金融機関や自治体で流動性がなくなる。
債権は償還まで持っていれば、額面どうりのお金と交換できますが、金利が低いときに買った債権は金利が上がった時に売ると損します。
問題は、金融機関で保有する債権の価値を時価で評価しないといけなくて、評価損が保有残高の毀損になり、金融創造で下駄を履いている(レバレッジ)銀行には致命傷になりかねない。
また、借金で回っている不動産業界も個人を含めて金利上昇で破綻するリスクが高く、おいそれと金利を上がられない。
今の日銀は過去にやってきた「異次元の金融緩和」によって、にっちもさっちも動けない。
たぶん日銀はこう言いたい「金利上げられないのは俺(今の)のせいじゃない」って。
金利上げて、経済をどん底に落としたと言われたくないでしょう。
やってみて、辞任して海外にでも逃げるくらいの人でないとできそうもありません。
今は様子見ながら、ほんの少しずつ金利上げる方法しか無いでしょう。
MMC太陽熱温水器
https://mmc-solar.com/
入水温度 10℃
温水器 27℃
太陽光発電
発電量 27.9KW ピーク5.71KW
3月19日(水)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 11℃[-2]℃最低気温(℃)[前日差] 4℃[+2]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 0% 30% 20% 0%
03/20 木
日本 休場
南アフリカ 南アフリカ準備銀行(中央銀行)政策金利
6:45 ニュージーランド 10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
6:45 ニュージーランド 10-12月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
9:30 オーストラリア 2月新規雇用者数
9:30 オーストラリア 2月失業率
16:00 イギリス 2月失業保険申請件数
16:00 イギリス 2月失業率
16:00 イギリス 1月失業率(ILO方式)
16:00 ドイツ 2月生産者物価指数(PPI)(前月比)
17:30 スイス スイス国立銀行政策金利
17:30 香港 2月消費者物価指数(CPI)(前年比)
17:30 スウェーデン スウェーデン中銀、政策金利
19:00 ユーロ 1月建設支出(前月比)
19:00 ユーロ 1月建設支出(前年同月比)
21:00 イギリス イングランド銀行(BOE、英中央銀行)金利発表
21:30 カナダ 2月鉱工業製品価格(前月比)
21:30 カナダ 2月原料価格指数(前月比)
21:30 米国 10-12月期四半期経常収支
21:30 米国 3月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
21:30 米国 前週分失業保険継続受給者数
23:00 米国 2月景気先行指標総合指数(前月比)
23:00 米国 2月中古住宅販売件数(年率換算件数)
23:00 米国 2月中古住宅販売件数(前月比)
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