読売の記事です。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090929-OYT1T00017.htm
相場操縦容疑、早大投資サークルOBを告発へ
早稲田大の投資サークルOBらのグループが、インターネットを使った株取引でウソの買い注文を繰り返して不正に株価をつり上げていたとして、証券取引等監視委員会は29日にも、グループのメンバー3人を金融商品取引法違反(相場操縦)容疑で東京地検特捜部に刑事告発する方針を固めた。
メンバーは約10億円の資金を元手に大量の株取引を行い、1日に1000万円近くの利益を得ていたといい、特捜部は告発を受けて捜査を本格化させる。
メンバーはネット上で1日に何度も株の売買を繰り返す「デイトレーダー」で、こうした集団による相場操縦の告発は初めてという。
捜査関係者によると、メンバーは早大の投資サークルを通じて知り合い、東京都港区の六本木ヒルズの一室に、パソコン十数台を並べて株取引を繰り返していた。リーダーの指示で、大量の買い注文を出して取引が活発なように見せかけ、株価がつり上がった時点で注文を取り消す「見せ玉(ぎょく)」と呼ばれる行為を行いながら、実際に購入した株を高値で売り抜けていた疑いが持たれている。
相場操縦は、株価を変動させやすい出来高(取引量)の小さい株を対象に行われることが多いが、グループは出来高の大きい大手企業の株を対象とし、1度に10億円程度を投じることもあったという。
監視委は、30~40分で株価が一気に跳ね上がるケースがあったことから不正を察知し、4月にグループの拠点だった六本木ヒルズの一室などを強制調査。メンバーらが1日に1000万円近い利益を得たとされる大手企業など2銘柄の取引に絞って告発するとみられる。
「見せ玉」行為を巡っては、釧路地検が2005年、北海道釧路市の会社員を同法違反(相場操縦)で起訴し、懲役1年6月、執行猶予3年、罰金100万円の判決が確定している。
(2009年9月29日03時02分 読売新聞)
この記事、証券会社やファンド会社では当たり前のようにやられている行為ですが、会社組織では「見せ玉」ではないと説明する内容をあらかじめ用意して逃げ道を作っているので摘発されません。
個人レベルでやっていたので、目をつけられたようです。
今年の7月ころから強制捜査が入り、刑事告発されたようで、過去の記事を探してみると、各人白のベンツを乗り回して相当羽振りは良かったようです。
犯罪かどうかは、裁判で審議されると思いますが、こう言った犯罪は裁判員制度から外されているので面白くないです。
このようなデイトレーダーをめぐっては、平成16年11月に北海道釧路市の男性が建設会社などの株価をつり上げたとして、監視委に証券取引法違反罪で初告発されていますが、組織的に違反行為を行っていた疑いが浮上するのは初めてだということです。
他にも、同じ手口を使うグループが複数存在しているようで、今後も監視は強化されるとのことです。
嫉妬による見せしめか?
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動きがあったので、少し利益。
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