2010年8月5日木曜日

日本政府はなんにもしてくれない

トヨタに有利な情報隠蔽?米当局元幹部が告発 リコール
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 【ニューヨーク=山川一基】米国でのトヨタ自動車の大量リコール(回収・無償修理)問題を巡り、米経済紙ウォールストリート・ジャーナルが30日、米運輸省がトヨタに有利な情報を意図的に隠し、公表していなかったと報じた。元幹部の実名による告発で、当局の対応に批判が集まる可能性が出てきた。
 同省の高速道路交通安全局(NHTSA)でリコール担当のチーフを務め、今月初めにやめたジョージ・パーソン氏が証言した。「急加速して事故に至った」との訴えがあった複数のトヨタ車について同局が調査した結果、いずれも運転ミスによる可能性が高いとのデータが集まったという。パーソン氏は「幹部らがデータを公表しないよう決定した」と証言。その幹部の一人としてレイ・ラフッド運輸長官の名前を挙げた。
 パーソン氏によると、急加速があったとされる23台の記録装置を解析したところ、すべてが事故時にブレーキが作動していなかった。一方で、アクセルを調節する電子制御スロットルは全開だったため、運転手がブレーキを踏もうとして過ってアクセルを踏み込んだ可能性が示された、と指摘した。
 パーソン氏は「データを公表すると、NHTSAはトヨタに近すぎると批判されることを恐れた。トヨタへの(世間の)怒りは非常に大きく、非常に政治的な問題になっていた」との見方を示した。

当時、トヨタの社長をアメリカ議会へ呼びつけて、つるしあげをしていたころ、日本政府はなんにもしなかった・・・・
 アメリカだけでブレーキを踏んで、加速するなんて誰が考えてもおかしかったはずで、日本政府は日本で法人税を沢山払っている企業でさえ、助けようとしない、まあ、大地震の時など、個人の家など全然助ける気はない政府ですので、こんな物でしょうか?
 あまりなさけない政府ですと、優良企業は海外へ逃げて行ってしまいます。

2 件のコメント:

  1. 日本政府が何もできかった原因は、情報収集能力不足が原因と思われます。
    トヨタの中に政府を信用して情報を提供し、助けを求めるような奇特な人はいるはずがありません。むしろ変な介入をしてもらわないほうが事がスムースに運ぶと考えるとのが普通ではないのかと・・・・。

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  2. TXIさん、こんにちは
    よく考えれば、そうかも知れませんね。
    しかし、政府が何もしなかったのは、さすが、外交音痴の日本政治としか思えません。

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