鉢呂氏は大臣失格=「死の町」発言批判-自公
自民、公明両党は9日、鉢呂吉雄経済産業相が放射能漏れ事故を起こした福島第1原発周辺は「死の町」と発言したことに対し、「大臣として失格」(大島理森自民党副総裁)などと批判した。臨時国会で野田佳彦首相の任命責任を含めて追及していく構えだ。
大島氏は自民党本部で記者団に、鉢呂氏の発言について「撤回し、深く反省しなければいけない」と非難。同党の逢沢一郎国対委員長は記者団に「暴言としか言いようがない。任命した首相の責任を問わざるを得ない」と語った。
公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は取材に対し「避難住民にとって、あまりにもむごい言葉だ。住民ができるだけ早く帰宅できるように全力を挙げることこそが政府の仕事ではないのか」と述べた。(2011/09/09-15:36)
避難民の方には申し訳ないが、また「ことば狩り」ですか、この日本の非常時にくだらないことやっている場合か。
「死の町」どこがおかしいのか。原発周辺を「死の町」といわずして何というのでしょうか?
政府は、除染すれば戻れると言うが、それは”うそ”です。
今の、福島第一原発の状況を見ていると(マスゴミの報道はほとんどないが、ネットでは色々情報がある)、除染が出来るのは、メルトアウトした核燃料を回収できたらの話です。
現在の技術では、取り除くのは不可能です。核燃料が圧力容器から漏れなかったスリーマイルでも、燃料取り出しまでに6年かかりました。
福島の場合は、3基の原子炉の燃料が圧力容器だけでなく隔壁も破って、どこまで行ってしまったのか?どこにあるのかもわからない状態です。
福島の事故に比べたら、スリーマイルは公園の掃除のような物と言うくらい違いがあります。
たぶん、地面の中にめり込んでいるのではないでしょうか、取り出すのはものすごく困難です。
まして、ひと塊になって、再臨界していたら、燃料が燃え尽きるまで、何年かかるかわかりません。
大臣の発言は感情的に不適当だったかもしれませんが、本当のことで、まして、原発推進をしてきた自公民が責任も取らず、批判するとは、天に唾吐く行為(笑)。
太陽光発電
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9月9日(金)
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>原発周辺を「死の町」といわずして何というのでしょうか?
返信削除そとうりです。これは、事実です。
Yahooニューズでは
「鉢呂氏は9日午前の閣議後会見で、8日に福島第1原発などを視察した際の印象について「残念ながら周辺市町村の市街地は人っ子一人いない、まさに死の町という形でした」と発言した。
野田首相は9日、訪問先の三重県紀宝町で記者団に「不穏当な発言だ。謝罪して訂正してほしい」と要求。
これを受け、鉢呂氏は9日午後、「被災地に誤解を与える表現だった。
軽率だった。被災をされている皆さんが戻れるように、除染対策などを強力に進めるということを申し上げたかった」と釈明した。」
となってますから、町の印象としては適切な表現です。
ただし、経済産業相大臣という立場の上からは、「死の町のようでした」の印象だけで終わったのは、問題ありすぎです。
印象で受けた事に対する今後の対策については、必須事項です。
このことだけで判断すれば、大臣の資格がないと言われて当然です。
問題は、視察の目的がただ現状を見るだけのパフォーマンスだけなのがミエミエ事を突っ込むべきです。
今回の内閣の大臣は言葉の問題が多く出てきそうですね。
TXIさん、こんにちは
返信削除言葉狩りに終始する、野党とマスコミですが、本当にやらないといけないことが判っているのでしょうか?
復興でも、無駄な予算を使わず、日本の為になるには何が良いかを、考え提案すべき、野党やマスコミは、文句を言って済ませているのが問題です。
大臣が官僚に舐められている状態なので、周りからけつ叩いて、仕事させないとなにも始まりません。
足の引っ張り合いをしている場合ではないと思います。
追記
返信削除よく発言の内容を聞いてみると
■鉢呂経産相の発言要旨(時事通信2011/09/10-13:46)
鉢呂吉雄経済産業相が10日午後、都内で記者団に語った発言の要旨は次の通り。
-「放射能を付けちゃうぞ」と発言したとの報道があるが。
8日に福島県に視察に行き、夜11時すぎに宿舎に直行して帰ってきた。その際、非公式の、記者との立っての懇談という形で5分ないし10分くらい(話した)。(視察は)朝6時から夜11時までの強行軍だった。
被災地の原子力事故の状況。現場の皆さんの仕事の状況、あるいは除染活動の状況、また、(佐藤雄平)県知事はじめ市町村の首長と懇談した状況について話をした。今伝えられている報道について、懇談という中で記憶が定かではない。懇談の大半は真剣なやりとりだったし、被ばくの線量の話があったので計数的な話をした際、皆さんにも厳しい状況を伝えたかった。
こういう形で国民の皆さん、とりわけ福島の被災された皆さんに大変なご迷惑を掛け、不信の念を与えたとすれば、おわびを申し上げたい。大変申し訳なく思っている。
今後とも、福島の汚染の状況は知っているつもりなので、全力を挙げて原子力事故の収束に向けて頑張っていきたい。
-発言自体はあったのか。
発言自体はどういうふうに言ったか、報道でもちょっとニュアンスが違う。(記者に近づく)しぐさはあったかもしれない。言葉については正確にきちっと記憶してない。
-しぐさはしたということか。
そういうこと。
-与党からも進退を問う声が上がっている。
きょうも円高空洞化対策で現地に行く。(閣僚として)一生懸命頑張っていきたいと思っている。野田(佳彦)首相にも、時間を見て報告したいと思っている。
-今夜官邸に行くのか。
それは決まっていない。
-続投すると首相と相談したのか。
これから相談したいと思っている。
-続投したいということか。
一生懸命頑張っていきたい。
****************
この記事でわかったことは、
・視察は、朝6時から夜11時までの強行軍だった。
・夜11時すぎに宿舎に直行して帰ってきたら記者が待ち構えていた。
・非公式の記者との立っての懇談で5分ないし10分くらいだった。
・懇談の大半は真剣なやりとりだった
・被ばくの線量の話があったので計数的な話をした際、皆さんにも厳しい状況を伝えたかった。
いかに記者クラブメディアが国民に必要な情報は伝えず、揚げ足を取ることばかり考えていることがよくわかった内容です。
最初のコメントで、
返信削除「マスコミにしてやられるようでな大臣では何もできない。」
をいれようかどうかまよって入れませんでした。
マスコミ対策がとれないような能力のない大臣は早く辞めるべきですね。
I agree with you.
返信削除I am in Santorini Island in Greece.
This is paradise one.
Unfortunately, nobody mentioned Fukushima here.
カルロスさん、こんにちは
返信削除ギリシャのサントリン島ですか、良いですね。
ギリシャも、デフォルト寸前のようですが、国民は明るいんではないかと、楽しんできてください。
また、お話が聞けるのを楽しみにしています。