2012年1月9日月曜日

電気で走ると、道路特定財源税は免税

 揮発油税法および地方道路税法が定めるガソリンにかかる税金は、1974(昭和49)年度から「暫定措置」として租税特別措置法による暫定税率が適用されていて、本来ガソリン1リットルあたり28.7円のところ、25.1円上乗せされ、53.8円となっている。
 ガソリン税1リットル当たり25.1円を上乗せしている暫定税率は、民主党がマニフェストに廃止・縮小方針を掲げているが、「財政状況は厳しく、手を付けられない」(政府税調幹部)として、実施を先送りしました。なお、徴収された税金は道路特定財源として、主に国や地方の道路整備に使われていることになっています。
 環境税も昨年追加出来なかったので、細野豪志環境相は7日、国連気候変動枠組み条約第17回締約国会議(COP17)の閣僚級会合で演説し、地球温暖化税(環境税)について、「2012(平成24)年4月から何としても導入したい」と表明してきました。
 ガソリンの価格は1リッターあたり53.8円のガソリン諸税が掛かっていて、恐ろしいことに消費税はガソリン諸税分にも掛かっています。
 よって50リッターのガソリンを入れると134.5円がガソリン諸税に掛けられる消費税です。
 ガソリン50リッターにかかる税金は2,690円と本体の消費税(ガソリンの値段で違う)+134.5円です。
 これが消費税10%になると、税金の税金は50リッターで270円となります。
 税金にかかる税金なんて言うバカな税金がまかり通るのは、さすが日本のお役所としか思えません。
 これを電気で走ると、電気にも発電のコストに揮発油税は掛かっていますが、これはすべてのエネルギーにかかるお金と消費税しか払わないことになります。
 となると、電気自動車で走る場合、道路のお金は他の車の所有者に払ってもらうと言うことになります。
 今後、どこまで電気自動車が増えたら、この話題になるのでしょうか?
 今は、環境優先で電気自動車に補助金が使われていますが、この税金も補助金の一種と見るべきですね。

太陽光発電
発電量8.7KW ピーク1.66KW
18()
晴れ 
最高気温(℃)[前日差]9 [ +4 ] 最低気温(℃)[前日差]0 [ -1 ]
降水確率(%) 0    0     0     0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

中国の12月マネーサプライM2は前年比+13.6%となった。予想は前年比+12.9%、11月は前年比+12.7%。
窓開けのAUDは上がるか?朝注目です。

経済指標・イベントカレンダー[9]
06:45 NZ11月貿易収支
07:30 豪12月AiG建設業指数
09:00 豪11月HIA新築住宅販売
09:30 豪11月小売売上高
15:45 スイス12月失業率
16:00 独11月貿易収支
16:00 独11月経常収支
16:45 仏11月貿易収支
17:15 スイス11月実質小売売上高
18:30 ユーロ圏1月投資家信頼感指数
20:00 独11月鉱工業生産
21:30 メルケル独首相、サルコジ仏大統領、ユーロ圏危機に対する協議再開[ベルリン]
22:30 加11月住宅建設許可
24:30 加10-12月期企業景況感調査
24:30 メルケル独首相、講演
26:40 ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
29:00 米11月消費者信用残高

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