2015年4月22日水曜日

「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEED)廃止?証拠隠滅?

「SPEEDI」削除決定へ 自治体反対押し切る 規制委、原子力災害対策指針改正http://www.sankei.com/affairs/news/150419/afr1504190001-n1.html
 原子力規制委員会が、原発事故の際に放射性物質の拡散を予測する「緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム」(SPEEDI=スピーディ)の活用を明記していた原子力災害対策指針を今月中に改正し、SPEEDIの記述の削除を決めたことが18日、分かった。規制委には原発の立地自治体からSPEEDIを活用するよう意見書が寄せられていたが、それを押し切る形となり、自治体の反発が予想される。
 規制委によると、現行の指針は「SPEEDIのようなシミュレーションを活用した手法で、放射性物質の放出状況の推定を行う」と記載していたが、これらの文章を削除するという。
 代わりに、実際に測定された実測値を基準に避難を判断。重大事故が起きた場合、原発から半径5キロ圏は即時避難、5~30キロ圏は屋内退避後に、実測値に基づいて避難するとしている。
 東京電力福島第1原発事故では、政府中枢にSPEEDIの存在が知らされず、SPEEDI自体もデータがうまく収集できなかったため、初期避難に混乱を招いた。結果的に、原発周辺の住民の中には放射性物質が飛散した方向へ避難した人も多く、政府は強い批判を浴びた。
 このため、規制委は風向きなど天候次第で放射性物質が拡散する方向が変わり、予測が困難であることを重要視。昨年10月には、「SPEEDIで放射性物質の放出のタイミングやその影響の範囲が正確に予測されるとの前提に立って住民の避難を実施するとの考え方は危険」と判断した方針をまとめていた。
 しかし、新潟県は3月末、「実測値のみによる防護措置の判断では被(ひ)曝(ばく)が前提となるため、判断材料の一つとして予測的手法も活用し、早めに防護措置が実施できる仕組みとするように」と要望する意見書を規制委に提出。福島県も「安全で確実な避難をするためにはSPEEDIの予測精度を高めることも必要。使えるものは使っていくべきだ」と反発していた。
 規制委関係者は「自治体の反対意見は承知しているが、丁寧に理解を求めていきたい」と話している。
(原子力取材班)


 100億円以上かけて開発され、福島第一原発事故では5,000枚以上の試算結果を算出して、地方時自体へFAXされたにもかかわらず、政府が「パニックを避ける」?ことを優先して、公表されなかったSPEEDI。
 元々、SPEEDIの試算図の住民への公開を予定した法令は存在しなくて、関係都道府県への情報伝達を定めているに過ぎない物ですが・・・
 また事故ったらSPEEDIのデーターで放射能拡散状況がバレて、情報を隠蔽できなくなるからですか?
 これからは、実際に測定された実測値を基準に避難を判断する、つまり、被曝してから避難指示が出るということではないか。
 こう言った情報は隠ぺいしないと、責任追及されるので、使わない!特定秘密保護法だけでは足りないらしい。

MMC太陽熱温水器
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 入水温度   15℃
 温水器     48℃ 温度差33℃

 太陽光発電
 発電量18.5KW ピーク2.85KW

4月21日(火)
曇時々晴
最高気温(℃)[前日差] 21℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 12℃[-2]
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