2015年9月20日日曜日

VWのクリーンディーゼルでアメリカで不正発覚、これはやばい

独VW、違法ソフトで規制クリア
2015年9月19日
http://www.daily.co.jp/society/main/2015/09/19/0008409179.shtml
 【ニューヨーク共同】米環境保護局(EPA)は18日、ドイツの自動車大手フォルクスワーゲン(VW)と傘下のアウディの一部ディーゼルエンジン搭載車が、排ガス規制に関する試験をクリアするために違法ソフトウエアを用いていたと発表した。米メディアによると、大気浄化の法令違反でVW側に最大約180億ドル(約2兆1600億円)の民事制裁金を科す可能性がある。
 EPAによると、このソフトウエアを使うと、試験時には排ガス浄化機能がフル稼働して基準を満たす一方で、実際の運転時には機能が大きく低下。通常走行時に、窒素酸化物(NOX)が基準の最大40倍になる場合もあるという。


 2008年の規制ですと、ユーロ5でしょうか?この規制レベルでは日本では走れないので、日本には入ってきていない車です。
 トヨタのハイブリッドが日本で売れている時に、ヨーロッパではディーゼルがCO2排出の少ないディーゼルが多く作られました。
 ヨーロッパのクリーンディーゼル車が販売された時に、日本の技術はヨーロッパに負けているなんて言う車の評論家や意見が在りましたが、日本の排ガス規制に合わせるには、尿素噴射や粒子フィルター(DPF)などコスト高になり日本では作れても売らなかったのが本当の話です。
 マツダのスカイアクティブディーゼルは尿素システムを使わなくて排ガス規制を達成している世界最先端です。
 最近、ユーロ6規制に合致した車がやっと日本で売れるようになったわけですが、今回のアメリカでの不正はいただけません。
 このソフトウェアは、当局の排ガス試験が行われていることを検知し、テストをしている間だけ排ガスを低減する仕組みになっていたそうです。
 トヨタのブレーキ問題で、車両の問題は無かったとされるトヨタ叩きでも、対応が遅いと言うことで制裁金を科せられました。
 VWの場合は、「不正により騙した」ことで、アメリカは正義の国?なんて自負していますので問題が大きいと思います。
 環境問題と言うこともあり、民事制裁金はきっちり取られそうです。
 しかし、リコールってどうやってやるのか?ECUソフト変えれば、排ガスは良くなるかもしれないですが、パワーダウンや燃費悪化など、今度はユーザーから訴えられる。
 性能が変わらないのであれば、インチキプログラムは不要なのですから。
 エンジン交換?そう簡単ではないと思います。
 何年分の利益が吹っ飛ぶのか恐ろしい金額が必要です。

 ヨーロッパで走っている車でも、同じではないかと・・・・ヨーロッパのPM2.5悪化とかスモッグ発生とか増えていますのでこの影響もあるかもしれません。
 ヨーロッパで最近流行りのガソリンダウンサイジングターボが出た時も、日本車は劣っているような意見が多数ありましたが、このダウンサイジングターボは直噴でPM2.5の粒子がとっても多いのです。
 CO2排出詐欺を利用して、数字だけ追いかけても環境に優しいとは限りません。
 日本の原発も同じことが言えますね。

MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     85℃ 温度差65℃

 太陽光発電
 発電量17.4KW ピーク2.21KW

9月19日(土)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 29℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 19℃[0]
降水確率(%)   0    0       0    10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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