2016年1月28日木曜日

日本の貧困率推移を見て考える

貧困統計ホームページ
http://www.hinkonstat.net/
本ホームページは、文部科学研究費助成金事業「貧困研究の体系化に関する研究」(平成25~28年、研究代表者:阿部彩 首都大学東京)、厚生労働科学研究費助成金事業「子どもの貧困の実態と指標の構築に関する研究」(平成26~28年、研究代表者:阿部彩 首都大学東京)の一環として作成されています。
推移画像はこちらからお借りいたしました。

 貧困率は、国民の年間所得の中央値の半分より少ない収入で暮らす人の割合です。
 2012年の中央値が250万ぐらいですので、年収120万円以下の人たちが貧困層になります。
 統計上2012年の日本は、16,1%が貧困層になっています。
 この数字は家族単位で統計が取ってあり、労働者個人単位でみたときには、54.6%と凄い数字になります。
 この20年近い部分は右肩上がりで上昇していますが、政府やマスコミは日本は好景気と言ってきた時代なんですね。
 政府やマスコミの言う良い景気とはインフレになり、株価が上昇して企業収入が増えることを言っています。
 今の政権も株価が上がり円安になったので、輸出関連企業は数量が増えなくても利益が上がりますが、企業はこれを儲かったとは思っていません。
 アベノミクスで良く出てくる、トリクルダウン(富める者がより一層富めると、貧困層にそのおこぼれが滴り落ちてくるという)は、行われず、企業は内部留保増加になっています。
 最近の大企業はグローバル化して利益を日本円にする必要はあまりないと考えています。
 日本の労働者は正社員ではなく派遣や契約社員、アルバイトで雇い、いかに固定費を下げるかが経営と言う物です。
 輸出で儲かっても、海外へ再投資する方が儲かるので、日本人の労働者にお金を回さない訳です。
 この20年は格差社会を作ることが経済政策として行われ来たのです。
 安倍政権になってさらにそれを加速しています。
 貧困層により重くかかる逆進性の強い消費税の導入と、企業法人の減税を進める政権は良いのか悪いのか、立場によって違います。


MC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   10℃
 温水器     32℃ 温度差22℃

 太陽光発電
 発電量12.8KW ピーク3.39KW

1月27日(水)
晴時々曇
最高気温(℃)[前日差] 11℃[+2]最低気温(℃)[前日差] 1℃[+3]
降水確率(%)   0    0       0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[28日]
05:00 ニュージーランド中銀、政策金利発表
06:45 NZ12月貿易収支
08:50 日12月商業販売統計
09:30 豪10-12月期輸出・輸入物価指数
11:30 シンガポール10-12月期失業率
14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[29日まで]
16:00 独12月輸入物価指数
18:30 南ア12月生産者物価指数
18:30 英10-12月期GDP統計[速報]
18:30 ユーロ圏1月サービス業信頼感
19:00 ユーロ圏1月消費者信頼感[確報]
19:00 ユーロ圏1月鉱工業信頼感
19:00 ユーロ圏1月業況判断指数
19:00 ユーロ圏1月経済信頼感
20:00 英1月CBI流通取引調査
22:00 独1月消費者物価指数[速報]
22:00 コスタ・ポルトガル中銀総裁、講演
22:30 米12月耐久財受注[速報]
22:30 米新規失業保険申請件数
24:00 米12月中古住宅販売成約指数
25:00 米カンザスシティ連銀1月製造業活動指数
27:00 米財務省7年債入札

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