2018年12月5日水曜日

仏政府“次世代原子炉”凍結、こんなバカなもの止めとけ!

仏政府“次世代原子炉”凍結はゴーン・ショックの意趣返しか
公開日:2018/12/02 06:00
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/242867
引用:
 日産のカルロス・ゴーン前会長(64)逮捕への対抗措置ということか。日本とフランスが共同で進めている次世代原子炉開発について、フランス政府が2020年以降、計画を凍結する方針を伝えてきたという。29日の日経新聞が報じた。
 この次世代原子炉「ASTRID(アストリッド)」は、現在主流の軽水炉とは異なる仕組みで、使用済み核燃料を再処理したウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)を効率良く燃やすことができるのがウリ。巨額の国費を投じたものの実用化に至らず、16年に廃炉を決めた高速増殖炉「もんじゅ」に代わる次世代高速炉として期待されていた。
「『もんじゅ』を廃炉にしたのは、原発大国であるフランスとの共同開発で次世代高速炉が実用化可能という期待があったからです。それで核燃料サイクルの旗を降ろさずに済んだ。すでに米英独は高速炉計画から撤退していて、ここでフランス政府まで凍結となれば、わが国の原発政策への影響は計り知れません」(経産省関係者)
 行き場の決まっていない“核のゴミ”が増え続ける中で、安倍政権が原発再稼働を推し進めてきたのは、あくまで「核燃料サイクル」という建前があるからだ。フランスとの「アストリッド」共同計画は、日本の原発政策の生命線だった。それがパーになれば、エネルギー政策の抜本的な見直しを迫られかねない。安倍政権にとっては死活問題だ。
 共同開発の凍結宣言は、ルノーの筆頭株主であり、日産との経営統合を進めたいフランス政府からの脅しとも受け取れる。
 フランスのマクロン大統領は、ゴーン逮捕や日産とルノーの今後について、アルゼンチンで開かれているG20に合わせて安倍首相との協議を要請。日本側は、「せいぜい立ち話程度」(官邸関係者)の方針で調整してきた。結局、2人は日本時間1日未明に会談したが、原子力を取引材料にマクロンから脅しをかけられたのではないか。
 仏経済紙レゼコーによれば、あるフランス政府顧問は「権力闘争になれば、われわれは大砲を持ち出し、ルノーに対して日産株の出資比率を上げるよう要請する用意がある」と話したという。
「大砲」とは何を意味するのか。日本の原発が人質にされているのか。
「福島原発の事故処理も日本だけではどうにもならない。これまで使用済み核燃料の再処理は大部分をフランスやイギリスに委託してきたし、いつになったら稼働できるのか分からない六ケ所村の再処理工場にしても、フランスの技術に頼りきりです。フランス政府は、日本にとって一番痛いところを突いてきた。日産の問題では、今後も目に見えにくいところで揺さぶりをかけてくるでしょう」(経済評論家・斎藤満氏)
 30日、東京地裁はゴーンと前代表取締役グレッグ・ケリー容疑者(62)の勾留10日間延長を決定。期限の12月10日には再逮捕に踏み切る可能性もある。事件が長引くほど、フランス政府からの脅しもエゲつないものになりそうだ。

:引用ここまで


 戦争できる国にしたい政権はあきらめていないが、プルトニウムを持つための原発はどっちにしろ止めたほうがいい に決まっている。
 
 今更のように言っているが、高速増殖炉原型炉開発は行き詰っている。

高速炉の日仏共同開発、仏政府が計画縮小打診 
2018/5/31 2:00日本経済新聞 電子版
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO31158610Q8A530C1000000/
日本がフランスと進めている次世代原子炉の研究開発で、仏政府は計画縮小の方針を日本政府に打診した。出力を60万キロワットから15~20万キロワットに引き下げる内容で、仏原子力庁の担当者が6月1日に来日し、経済産業省や文部科学省などと協議する。仏側が縮小を決めた場合、日本は高速炉開発計画の見直しを迫られる。

 アストリッドの件は日本がもんじゅ止める代わりに相乗りさせてもらおうと寄って行ってただけで、日本政府はプルトニウム保有の言い訳が欲しいだけ。
 フランスは足元見てカネ出させようとしてたわけで、むしろ有り難い。

三菱重工がいないと、アレバは終わり。
日産自動車がないと、ルノーは終わり。
核燃料サイクルとかいう幻想もこれで終了って、日本の為に“次世代原子炉”凍結はありがたい!



MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 

 入水温度   15℃
 温水器     19℃ 温度差4℃

 太陽光発電
 発電量3.3KW ピーク1.49KW

12月4日(火)

最高気温(℃)[前日差] 20℃[+3]最低気温(℃)[前日差] 13℃[+2]
降水確率(%)  60    40     50  80
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-2
 
12/05
9:30 オーストラリア 7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前期比)
9:30 オーストラリア 7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
10:45 中国 11月Caixinサービス部門購買担当者景気指数(PMI)
17:50 フランス 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:55 ドイツ 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:00 ユーロ 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
18:00 インド インド中銀政策金利(レポレート) 
18:30 イギリス 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
19:00 ユーロ 10月小売売上高(前月比)
19:00 ユーロ 10月小売売上高(前年同月比)
21:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
22:15 米国 11月ADP雇用統計(前月比)
22:30 米国 7-9月期四半期非農業部門労働生産性・改定値(前期比)
23:45 米国 11月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
23:45 米国 11月総合購買担当者景気指数(PMI、改定値)
24:00 カナダ カナダ銀行 政策金利 
24:00 米国 11月ISM非製造業景況指数(総合)
24:15 米国 パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長、発言
28:00 米国 米地区連銀経済報告(ベージュブック)

0 件のコメント:

コメントを投稿