2020年11月7日土曜日

百貨店の“おもてなし”それって美味しいの?

 百貨店の衰退、“おもてなし”価値低下の表れか…サービス業の生産性、さらに悪化の恐れ
https://biz-journal.jp/2020/11/post_188635.html
2020.11.06 05:10 文=大﨑孝徳/神奈川大学経営学部国際経営学科教授 Business Journal
一部引用:
 8月、そごう徳島店が閉店したことにより、徳島県が日本初の“百貨店ゼロ県”になってしまったことが大きく報じられた。こうした百貨店の閉店は地方に限定されず、都市部においても、たとえば東京の伊勢丹府中店(2019年9月閉店)や横浜の高島屋港南台店(2020年8月閉店)など、深刻な状況に陥っている。全国百貨店売上高は1991年、つまりバブル終焉にピークを迎え、以後は減少傾向が続き、現在はピーク時の6割程度にまで落ち込んでしまっている。
 百貨店の閉店に関して、とりわけ地方においては人口減少や経済の停滞などが指摘され、また全国的にはヤマダ電機、洋服の青山、ユニクロといったカテゴリーキラー、BEAMS、SHIPS、UNITED ARROWSなどのセレクトショップ、イオンモールに代表されるショッピングモールの影響など、競合者の影響が取り上げられている。
 百貨店をデパートメントストアと同義と捉えるならば、デパートメントストアの源流は19世紀中頃のヨーロッパとなる。さまざまな種類の商品を扱うことは従来の個人経営の商店では難しかった。そこで、たとえば食品や衣料など、デパートメント(部門)ごとに担当を分け、ひとつの大きな建物で多くの商品を取り扱い始めた。さらに、デパートメントストアでは、それまで当たり前であった客と店との価格交渉を定価制(客によって価格を変更しない)に改め、返品や払戻し等、革新的なサービスが次々に導入された。
 また、日本において、百貨店は洋食が食べられるレストランの設置、美術展の開催など、文化的貢献も大きかったと指摘される。おそらく、60代以上の世代では初めての洋食、さらにはエレベーターやエスカレータ―に初めて乗ったのも百貨店だったという人が多いのではないだろうか。
 都心の一等地に建つ、大きく豪華な建物、エレベーターガールに代表される特別なサービスなど、小学生の頃の筆者にとって百貨店は間違いなく憧れの場所であった。
:引用ここまで


 今の若者や家族連れは”百貨店・デパート”と言うとどんなお店を想像するのでしょうか。

 私のような年齢層になると、昔(子供のころ)は親に連れられてレジャーのように出かけた場所と言うイメージで、最近は暇つぶしでも行かないよねと。

 ここ数年、なんとか百貨店が生き残ってきたのはインバウンドで海外(特にアジア圏)の観光客が利益率の高いブランド高級品を無税で買っていたから。

 賢くなった日本国民は成金でもないかぎり定価販売の百貨店で高価な物は買いません。

 ”おもてなし”と言うなら外商顧客クラスなら判りますが、普通の店員対応で高い買い物するのは、無駄と考えるのが今の日本人ではないでしょうか。

 外商顧客はサービスも値段も優遇されます。

 土地代の高い場所に、ビル立てて多くの店員を抱える百貨店は利益率が高くないと成り立たない商売です。

 スマホやパソコンからインターネットにアクセスできる人は、買い物に付帯するサービスの差などすぐに比較出きます。

 賢くなった国民は”おもてなし”それって美味しいの状態、新型コロナでインバウンドが消滅した日本、百貨店は淘汰されるでしょう。


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 入水温度    15℃

 温水器      37℃ 温度差22℃


 太陽光発電

 発電量11.8KW ピーク4.56KW


11月6日(金)

晴時々曇

最高気温(℃)[前日差] 19℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 10℃[+4]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水 0% 0% 0% 0%


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