2023年6月26日月曜日

タイタニック潜水艇事故は行った人の感覚は観光なのか?冒険なのか?

巨大な水圧、一瞬で破壊か タイタニック潜水艇事故 米
6/24(土) 14:17配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/b4c9a7eb7a884fd90370210f0360b58563bb7bc3
【ニューヨーク時事】大西洋の海底で破片が発見された米国の有人潜水艇「タイタン」(全長6.7メートル)。
 英国の専門家は23日、米NBCニュースに対し、パリのエッフェル塔(重さ約1万トン)に相当する水圧で押しつぶされ、一瞬で大破した可能性があると指摘した。
 深海3800メートルに沈む豪華客船タイタニック号の見学ツアー中に消息を絶ったタイタンの破片は22日、タイタニック号から約490メートル離れた海底で見つかった。艇内には5人が乗っていた。実際に不具合が生じた水深地点は分かっていない。
 英サウサンプトン大のブレア・ソーントン教授(海洋工学)によれば、破片が発見された海底付近の水圧は海面の400倍近く。「物理的な力に置き換えると数千~1万トンほどで、エッフェル塔の重さに相当する」と説明する。 


 水深3800mもの海中まで出かける。

 このくらいの水深を有人で潜水できる潜航艇は世界に10台もないレアな代物です。

 そんな潜水艇、商用潜航の安全規格なんてあるわけもなく、研究の為にコスト度外視で安全率を何倍も掛けることが普通でしょう。

 深海や宇宙、極地などを探査する「高費用観光」は超富裕層の需要があるので、ビジネスパッケージ化した商売が増えているのも今回の事故に繋がったと思います。

 普通では誰でも体験できない珍しい冒険、時間とお金を持て余した超富裕層は刺激的な経験ができるならお金に糸目をつけません。

 タイタニック潜水艇旅行費も1人あたり25万ドル(約3600万円)は、けっこう安い金額設定なので、予約が随分先まで埋まっていたようです。

 運営会社オーシャンゲート・エクスペディションズが公認機関の安全検証なく試作品の潜水艇を開発・運営しても、個人の冒険なら自己責任と書くと怒られそうですけど、乗せた人たちにどう説明していたかですね。

 3800mもの深海では380気圧の水圧があり、圧壊すれば一瞬で死にます。

 人間はほとんど水で出来ていますので、肺や鼻腔、耳腔など空気のある部分は圧力均衡すれば圧力に耐えれますが、瞬間の圧力ではなすすべがありませんし、どっちにしても水死です。

 私はダイバーのライセンスを持っていて、過去には最大40mほどまで潜ったことがあります。

 素人ではここが限界で、短時間滞在で浮上に結構時間掛けました。

 4気圧なのでタンクの空気使用量も1気圧の4倍、この程度の水深でも大冒険でした。

 運営会社オーシャンゲート・エクスペディションズは搭乗前に乗客から、身体的負傷や障害、精神的トラウマが発生する可能性があり死亡時も責任を負わないという免責書類に署名を取っています。

 色々なニュースメディアで、設計からダメだったとか、窓ガラスは1300mの耐圧性能しか無かったと報道批判されていますけれど、観光ではなく冒険ですから、危険を承知の上での潜航だったと個人的には思います


MMC太陽熱温水器

https://mmc-solar.com/ 


 入水温度    20℃

 温水器        46℃ 温度差26℃


 太陽光発電

 発電量 22.5KW ピーク3.89KW


6月25日(日)

晴時々曇

最高気温(℃)[前日差]  31℃[+1]最低気温(℃)[前日差] 21℃[-1]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    0%    0%    10%      10%


06/26

8:50 日本 5月企業向けサービス価格指数(前年同月比)

17:00 ドイツ 6月IFO企業景況感指数 

26:30 ユーロ ラガルド欧州中央銀行(ECB)総裁、発言


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