国策有機ELが経営破綻 JOLED、負債総額337億円
2023/3/27(月) 19:48配信https://news.yahoo.co.jp/articles/a124b295cab8dc883eae79d5018d0e6ed361643a
当時のソニーとパナソニックの有機ELパネルの開発部門を統合して設立したJOLED(ジェイオーレッド)は27日、民事再生手続き開始を東京地裁に申し立て、受理されたと発表した。負債総額は約337億円。製造、販売事業から撤退し、石川県能美市と千葉県茂原市の生産拠点を閉鎖する方針も明らかにした。閉鎖時期は未定。政府系ファンドのINCJ(旧産業革新機構)が大株主で、巨額支援していたが軌道に乗らず経営破綻した。
JOLEDは安定した生産に想定以上の費用と時間がかかったことに加え、高性能で高品質なディスプレーの需要が伸び悩んだと説明している。韓国や中国勢との価格競争の激化で収益が伸びず、資金流出が続いていた。社員約380人については、開発事業以外の部門で働く約280人を順次解雇すると明らかにした。
ディスプレーの技術開発事業は液晶パネル大手で同様にINCJの支援を受けているジャパンディスプレイ(JDI)が引き継ぐ。ただ、JDIも赤字が続いており、経営状況は厳しい。
物言い過ぎ(天下り人事)な政府系ファンドのINCJ(旧産業革新機構)が税金をたれ流しても、民間の会社は回りません。
有機ELパネルには色々な方式がありますが、JOLEDは画質面で優れるとされる「RGB印刷方式」(RGBの3色で発光)の研究開発を進め、「OLEDIO」として量産供給を行う予定でした。
画質面では優れるものの、大型化には歩留まりが悪く、コスト面で厳しい、テレビ市場では既に生産性とコスト面で早期に優位に立ったLGの「白色発光+カラーフィルター」方式が発売され、画質で勝負でも価格が何倍もしては勝負にならない。
新しくはSamsungの「QD-OLED」などはコストと画質の良いとこ取り、コスト面では中国勢が台頭するなど競争が激化。
国策有機ELが全く新しい「QD-ELディスプレイ」(量子ドット素材そのものを発光)のような方向へ舵を切る事ができないのは、現場への投資ではなく人事にかまけている国策会社の、切り替え、投資速度の加速が出来ないからでしょう。
まあ、日本で国策となった会社で成功した例は殆ど無いので、ジャパンディスプレイも時間の問題でしょう。
MMC太陽熱温水器
https://mmc-solar.com/
入水温度
温水器 温度計故障
太陽光発電
発電量 16.4KW ピーク3.81KW
1月22日(月)
晴のち曇晴のち曇 14℃[-1] 6℃[-2]
最高気温(℃)[前日差] 9℃[-1]最低気温(℃)[前日差] -2℃[-3]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 20% 20% 10% 0%
01/23 火
日本 日銀金融政策決定会合、終了後政策金利発表
日本 日銀展望レポート
9:30 オーストラリア 12月NAB企業景況感指数
14:00 シンガーポール 12月消費者物価指数(CPI)(前年比)
15:30 日本 植田和男日銀総裁、定例記者会見
24:00 ユーロ 1月消費者信頼感(速報値)
24:00 米国 1月リッチモンド連銀製造業指数
0 件のコメント:
コメントを投稿