2009年10月8日木曜日

貧困の増加

中日新聞:“現役”の生活保護受給、2倍に激増 名古屋市、増加率突出 ...

 名古屋市の生活保護世帯数が、ことし4月まで12カ月連続で増え続け、記録が残る1976年以降、最多を更新している。特に64歳以下の現役世帯の受給は2倍以上に激増し、増加率は全国でも突出。かつての「元気ナゴヤ」は影を潜め、受給者からは「将来が見えない」とため息が漏れる。
 名古屋市の生活保護世帯は、昨年4月に2万1653世帯だったが、今年4月には3600世帯以上増えて2万5257世帯になった。母子世帯などを除いて、64歳以下の健康な人がいる現役世帯に限れば、1850世帯から3766世帯に倍増。全体に占める割合も8・5%から14・9%に増えた。
 昨年度の現役世帯の受給は、不況を反映して全国でも19・9%伸びたが、名古屋市は88・9%と、際だって伸び率が高かった。
 市は2008年度当初予算で、生活保護に507億円を計上したが足らなくなり、2月に14億円を増額。本年度予算では、さらに11億円増やし、532億円とした。
 保護増加に歯止めをかけようにも、市単独では有効な手だてが見当たらない状態。市保護課の担当者は「国の雇用対策に期待するしかない。やはり製造業の求人が増えてこないと」と話している。


製造業の疲弊が顕著化しています。
自民党政権中の政府発表では景気底打ち宣言がありましたが、政府財政出動によるエコ減税による自動車大手とエコポイントの大手電機業界のみ、その従業員や下請けにはお金を回していません。
失業率は今年の年末にかけて大幅に増えます、まだまだこれから問題が噴出すそうです。
自動車と家電は需要の先食いをしましたので、来年からは売上の低下は避けられません。
「国の雇用対策に期待するしかない」と役所は言っていますが、今後アメリカは消費を増やせない状況です。
頼みの綱は中国ですが、不動産バブルがはじけそうで、中国政府は景気安定に躍起ですが非常に不透明な状況です。
また中国の消費者も大半の人(富裕層以外)高品質・高価格の日本の製品がほしいとは思っていない。
ボリュームゾーンと言われる中品質・低価格が今後のトレンドになり、この分野は韓国。中国のお得意分野になります。
日本の企業も中国へ出てボリュームゾーンの商品を出していかないと生き残れません。
近い将来、企業にとって日本のマーケットは魅力が全くなくなり、日本でか企画のみして、設計・製造・販売は中国になるでしょう。
この時、日本の製造業はほとんどなくなり、貧困はさらに深刻になります。
今やるべきは、電気機械技術や製造に頼らない生産活動を構築しておかなければならない。
日本は水のある国なので、農業を全面に発達させるのが良い施策と考えます。
農業と言っても、石油メジャーが推奨する、化学肥料と管理機(農耕機械)ではなく、循環型の農業をやらないといけない、今の農協は金貸しをして利益を出す金融業になっているので、そこから改革しなと将来はないでしょう。

本日のイベント
【日本】
国際収支−経常収支(8月)8:50予想 11480億円 前回 12656億円予想 11713億円 前回 11590億円(季調済)
国際収支−貿易収支(8月)8:50予想 2850億円 前回 4373億円
【オーストラリア】
雇用者数(9月)9:30予想 10.0千人減 前回 27.1千人減(前月比)
失業率(9月)9:30予想 6.0% 前回 5.8%
【ユーロ圏】
ドイツ鉱工業生産(8月)19:00予想 1.8% 前回 -0.9%(季調済・前月比)予想 -17.0% 前回 -17.0%(季調前・前年比)
ECB政策金利 20:45予想 1.00% 現行 1.00%
【イギリス】
英中銀政策金利 20:00予想 0.50% 現行 0.50%
【カナダ】
住宅着工件数(9月)21:15予想 148.0千件 前回 150.5千件(150.4千件から修正)
【アメリカ】
新規失業保険申請件数(10月3日までの週)21:30予想 540千件 前回 551千件*卸売在庫(8月)23:00予想 -1.0% 前回 -1.4%(前月比)

日本の経済指標発表結果
国際収支−経常収支(8月)8:50
結果 11712億円 予想 11480億円 前回 12656億円
結果 12336億円 予想 11713億円 前回 11590億円(季調済)
国際収支−貿易収支(8月)8:50
結果 3037億円 予想 2850億円 前回 4373億円

FX投資
買い
AUD 78.90円 5枚
AUD 79.00円 5枚
AUD 79.20円 5枚
売り
AUD 79.20円 5枚
AUD 79.50円 5枚
AUD 79.30円 5枚
変動が激しく、売り買い多数・・・儲かる

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