2009年10月17日土曜日

日本の財政難

朝日新聞から引用です。
最近の新聞記事のアーカイブは2週間ぐらいで、引用元がなくなってしまいますので、全文引用します。
http://www.asahi.com/politics/update/1016/TKY200910160256.html

概算要求、95兆円超える 過去最大規模
2009年10月16日13時15分
 鳩山政権が初めて編成する10年度予算の概算要求が出そろい、要求総額は過去最大規模の95兆円前後に上った模様だ。ただ、要求額を明示しない「事項要求」も多く、実質的な要求額はさらに大きい。藤井裕久財務相は16日の閣議後の記者会見で「断固査定する」と述べ、年末に向けて厳しく削り込む方針。全省庁の概算要求の詳細は16日午後に公表する。
 主要省庁では、財務省と法務省だけが要求内容の公表を見送っていたが、16日午前に公表した。
 財務省の要求は、09年度当初予算比で5.9%増の24兆2753億円。09年度当初予算で1兆円を計上した経済緊急対応予備費をゼロにしたが、国債の元利払い費にあたる国債費が同8.1%増の21兆8933億円に膨らんだ。
 法務省は同1.8%増の6841億円を要求した。民主党のマニフェスト(政権公約)を反映し、取り調べの全過程を録音・録画する「全面可視化」の調査研究費として6千万円を計上。このほか、夫婦別姓を導入する民法改正の成立に備え、広報経費500万円を計上した。
 今回の概算要求では、厚生労働省や総務省が大量の事項要求を盛り込んだ。予算編成作業は難航するとみられ、藤井財務相は「事項要求はほとんど(実現)できないという想定はあたっている」と話した。

http://www.asahi.com/politics/update/1015/TKY200910150498.html?ref=reca
税収、40兆円割れへ 国債追加発行は不可避
2009年10月16日5時4分
 国の09年度の税収(一般会計分)が、当初見通しの46兆円を大きく下回って40兆円を切り、24年ぶりの水準に落ち込む見通しになった。昨秋からの急激な景気悪化で法人税が落ち込んでいるためだ。この穴埋めのため、現時点で44兆円を見込む新規国債の追加発行は避けられない。借金が税収を上回る戦後初めての異例の事態となる。
 税収が40兆円に届かなければ、1985年度の38兆1988億円以来となる。今年度の税収をもとに見積もる10年度の税収見通しも、40兆円程度にとどまる見通し。鳩山政権の10年度予算編成では、一般会計の歳出が概算要求段階で90兆円を超えており、財政運営は厳しさが増す。
 09年度の当初税収見通しは46兆1千億円。今年4月から8月末までの税収実績は、前年同期比で2兆9千億円少ない7兆9千億円にとどまっている。うち法人税は08年度に納付した分のうち、その後の業績悪化で取りすぎになった2兆円超を還付したことから、1兆2800億円のマイナスとなっている。年度見込み額の10兆円を大幅に下回るのは確実だ。景気悪化にともなって、所得税も前年同期比8300億円減となっている。
 09年度税収で財務省幹部は取材に対し「おそらく40兆円に達しない」と見通しを示した上で、当初見通しとの6兆円以上の差額の多くについて「赤字国債で埋めざるを得ない」と述べた。補正予算後、過去最大の44兆円を予定している新規国債の発行がさらに拡大することになる。
 10年度税収見通しは、12月に固まる09年度見通しをもとに企業の業績や政府経済見通しなどを参考に決めるが、いずれも今後大幅な回復は見込めない状況だ。(磯貝秀俊)

引用終わり
 自公民の景気対策で大盤振る舞いした中、見直しをしても民主党のマニュフェストの実施で大きく出費がふくらんだ状態です。
 収入が40兆円を割り込むと、概算要求は削るものの50兆円の赤字国債の発行となり過去最高!郵貯銀行を含む民間の銀行はどのくらい応札に応じれるか、銀行は中小企業から貸しはがし・貸し渋りを行い国債を買っているのでなんとかなるようですが、だめでも日銀に買わせる、民主党は赤字国債容認姿勢です。
 現在の予算ですが、徹底的な見直しで削減することを言っています、しかし減らした部分は公共投資ですが、増える部分は高速道路無料化、子供手当など大きく増えています。
 けきょく、現時点で手当を増やしても、未来に借金を先送りするこになり、いまの子供は子供手当をもらっても、大人になってからその付けを倍返し以上となることを考えておかねばなりません。

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