2010年7月12日月曜日

東京株式市場はインチキ市場?

国際石開帝石株が急落 時価総額、初の1兆円割れ 2010/7/9 23:36
 9日の東京株式市場で国際石油開発帝石(1605)の株価が急落、2006年に上場して以来の安値(406000円)を付け、時価総額が初めて1兆円を割り込んだ。売買高は前日比6割増の9万8000株に膨らんだ。前日に発行済み株数の55%に相当する最大130万株の公募増資を発表、1株当たり利益の減少や需給の悪化が嫌気された。
 朝方は売り気配で始まり、午前9時47分に制限値幅の下限(ストップ安)となる406000円で値が付いた。終値は415000円。値下がり率は13%と東京証券取引所第1部のトップで、時価総額は9787億円まで減少した。7日以降、石油業界で時価総額首位の座をJXホールディングスに譲り渡している。
 調達資金は豪州沖で計画中の液化天然ガス(LNG)開発事業などに充てる計画だ。ただ最終的な投資決定は11年末以降になる見通しで、市場では「開発コストやLNGの長期販売契約の内容が明らかになっておらず、事業価値を評価しにくい」(シティグループ証券の宮崎高志アナリスト)との声が聞かれた。
 BNPパリバ・インベストメント・パートナーズの山本平最高経営責任者(CEO)は「市場は増資に神経質。投資家の理解を得るには事業計画などを十分に説明する必要がある」と話していた。

 経済ニュースを読んでいましたら、面白い記事があったので、2チャンど徘徊してきましたら、もっと面白い話でした。
 まあ、2ちゃんねるを探してきた内容ですので、真実度は高くないかもしれませんが、数字は語るとでも(笑)。

 東京株式市場は、インチキ市場ではないかと思っていましたが、やっぱりとしか言いようがありません。
 この銘柄は一部上場企業で、しかも225採用の銘柄です、個人投資家にとって増資の発表は事故で自己責任と思いたいですが、発表前の取引は余りに不自然ではないでしょうか。
 出来高などを見てみますと、下落を続ける同社の株取引は前々日から急増し、発表前日には通常の6倍以上の出来高となっていました。 この出来高は同社の史上最高取引量だそうです。
 取引の内容が過去、カラ売りがあまりなかった同社に対し、昨日だけで2919株ものカラ売りが入り(一株40万円以上の株なのに)、日証金ベースでのカラ売り総数は3292となりました。これはどう見てもインサイダー?としか見えない気がします。
 一部上場企業で、しかも225採用の銘柄であるのに、どうしてこんな事が許されるというのでしょうか。
 しかし、金融庁はいったい何をやっているのでしょうか?これだけあからさまにインサイダーのような取引が行われているのに。
 東京株式市場は、前から怪しかったのですが、こんな事件が起きるのは公正な市場であるべきな株式市場として、投資家をバカにした最悪の事件だと思います。
 資源株なんてものは、誰もがそのリスクを認識し、それを承知で売買しているものですから、その結果として大損しようともそれほど問題にはならないのですが、こんな銘柄でインサイダーを許してしまえば、投資全体への意欲がそがれてしまう事になるのは言うまでもありません。
 金融庁は、この出来高急増にも、カラ売りの増加にも気づかなかった・・・という事であれば、大至急調査をし、事実を公表すべきです。
 まあ、日本株には投資していませんので、勝手にやってくれですが、ちょっとひどいのではと思ったので・・・投資家よ怒れ!

今週のイベント
11日(日)
参院選 投開票
W3位決定戦(ウルグアイ対ドイツ)

12日(月)
W杯決勝戦(オランダ対スペイン)
日本・国内企業物価(6月)
GDP確報値(第1四半期)
英経常収支(第1四半期)
ラッカー・リッチモンド連銀総裁 講演
ユーロ圏財務相会合

13日(火)
日本・鉱工業生産・設備稼働率、確報値(5月)
英消費者物価指数(6月)
英小売物価指数(6月)
ZEW景況感指数(7月)
米貿易収支(5月)
カナダ国際商品貿易(5月)
EU財務相理事会

14日(水)
NZ小売売上高(5月)
Westpac消費者信頼感指数 (7月)
英失業率(6月)
ユーロ圏消費者物価指数(6月)
ユーロ圏鉱工業生産指数(5月)
南ア実質小売売上高(5月)
MBA住宅ローン申請指数(79日までの週)
米小売売上高(6月)
米輸入物価指数(6月)
米企業在庫(5月)
FOMC議事録(622-23日開催分)

15日(木)
日銀金融政策決定会合
中国・消費者物価指数、鉱工業生産、小売売上高、生産者物価指数(6月)
白川日銀総裁 会見
ECB月報
NY連銀製造業景気指数(7月)
米生産者物価指数(6月)
米新規失業保険申請件数(710日までの週)
米鉱工業生産指数、設備稼働率(6月)
米フィラデルフィア連銀景況指数(7月)

16日(金)
NZ消費者物価指数(第2四半期)
日本・第3次産業活動指数(5月)
日銀金融経済月報
ラッカー・リッチモンド連銀総裁 講演
ユーロ圏貿易収支(5月)
米消費者物価指数(6月)
カナダ景気先行指数(6月)
対米証券投資(5月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数速報値(7月)

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