FXをやっている人には、8月1日は要注意です。
証拠金をレバレッジ50倍までの金額を必要となりますので、その分、マージンが減ります。私が使っているFX口座は1万ドル当たり、必要証拠金が5千円と安かったのですが、50倍が最低となり2万円が必要額になります。
100万ドルあたり、50万円が証拠金口座から必要分としてマイナスだったのが、8月1日から200万円をマイナスして考えないと行けなくなります。
私の場合。レバレッジを低くしているので、特になにかしないと行けないわけではありませんが、8月1日は大きく円高になる可能性があり要注意・・・しかしチャンスでもあります。
今から、仕込みを入れてどの水準で買うのかよく考えておかなければいけません。
額に汗して一生懸命働いて手にした10万円と、FXで稼いだ10万円。この10万円に違いはあるか?
私の答えは、違いは無い。 私は「金は必要だが、世の中は金じゃない」と思っている、だけどなかなか「世の中は金じゃない」って人には言えないです。
金じゃないのだから、金ごときは、猛スピード・超効率的・できるだけ省エネで稼いでしまって、そうして、世の中の "金じゃない部分" を楽しむ時間を増やした方がいいはずだと。これは理想に近いですけど、これを実践できるよう、努力は惜しまないようにしたいものです。
「世の中は金じゃない」という人に限って、いつまでも金の話をしていると言いますが、普通の人は人生の寿命時間を切り売りしているわけで、なるべく早くお金から自由になりたい、だれでもそう思うわけで、人に「世の中は金じゃない」って言えるようになりたいものです。
「ミセス・ワタナベ」、円の買い手に転換か-8月から証拠金取引規制
7月26日(ブルームバーグ):かつて円の売り手として存在感を示した「ミセス・ワタナベ」が、今度は円の買い手に回る可能性がある-。「証拠金倍率」(レバレッジ比率)規制の施行を来月に控えて、外国為替市場ではFX取引(外国為替証拠金取引)を手掛ける主婦ら日本の個人投資家が「円キャリー取引(低金利の円を売って高金利通貨を買う取引)」を解消し、思わぬ円高を招くのではないかとの見方が出ている。
昨年8月に公布された「金融商品取引業等に関する内閣府令」の改正により、今年8月1日からFX取引のレバレッジが50倍以下に制限される。少ない元手(証拠金)で何倍もの外貨投資ができるのがFX取引の魅力だが、金融庁は顧客保護や業者のリスク管理、過当競争の観点から高レバレッジ取引には問題があると判断。来年8月にはレバレッジの上限を25倍まで引き下げる予定だ。
大和総研経済金融調査部の亀岡裕次シニアエコノミストは、レバレッジ規制の為替相場に与える影響について、基本的には限定的とみているが、「これまで高レバレッジ取引をしてきた投資家の中で取引を継続しないという投資家が出てくれば、ポジションの解消により円高方向の影響が出る」と分析。特に「豪ドルなどマーケットに比べて証拠金取引の規模の大きいところは比較的影響が出やすい」と指摘する。
豪ドル・円への需要、「著しく減少」も
FX取引ではレバレッジが低いほど、多額の証拠金が必要になる。このため、8月のレバレッジ規制施行に伴い、必要最低限の証拠金で50倍以上の高いレバレッジで取引をしていた個人投資家は、既存のポジションを維持するために追加の証拠金をFX業者に預託するか、ポジョン自体を縮小しておく必要がある。
金融先物取引業協会が参加会員57社の協力によりまとめた店頭FX月次速報値によると、円売建玉から円買建玉を差し引いたネットの円の売建額、「円キャリー額」は6月末に前月末比59%増の1兆8825億円となった。米ドルに対するネットの円売建額は7829億3800万円で、対豪ドルは4244億900万円、対ユーロは3178億1700万円だった。
一方、東京金融取引所が運営するFX取引所「くりっく365」では今月5日に豪ドルの対円での買越額が過去最大の23億8245万豪ドルとなった。22日時点では17億1696万豪ドルとなっている。
ロイヤル・バンク・オブ・カナダ(RBC)のシニア通貨ストラテジスト、スー・トリン氏(香港在勤)は16日付リポートで、レバレッジ規制が施行される8月以降は日本の投資家にもっとも人気のある豪ドル・円への需要が「著しく減少する可能性がある」とし、豪ドルが1豪ドル=79円50銭へ上昇する局面では、72円50銭から72円ちょうどへの反落を見込んで豪ドル売り・円買いに動くことを推奨した。
ミセス・ワタナベ
98年の外為法(外国為替及び外国貿易管理法)改正で登場したFX取引は、長引く超低金利による国内での運用難などを背景に急速に拡大。07年半ばにかけての円安局面では、FX取引を行う日本の個人投資家が主要な円の売り手として市場の注目を集め、海外メディアから「ミセス・ワタナベ」と称されるまでになった。
一方、08年の金融危機以降は、世界的な景気後退による内外金利差縮小でスワップポイント(金利差から生じる収益)を稼ぐことが難しくなったという事情もあり、FX取引の高レバレッジ化が加速。顧客獲得競争が激化する中、数百倍のレバレッジを提供する業者も登場した。
大和総研の亀岡氏は、「レバレッジが高くても証拠金を追加して取引を継続する投資家もかなりいるだろうし、そもそも極端な高レバレッジでなおかつぎりぎりまでしか証拠金を入れていないという投資家はそれほどいないだろう。推計に過ぎないが、レバレッジ規制施行で実際に取引を継続しないという投資家は1割もいないのではないか」と読む。
価格変動率上昇も
業界最大手の外為どっとコムが6月中旬から下旬に口座開設者を対象に実施した「投資動向に関するアンケート調査」では、FX投資で主に活用するレバレッジが「100倍」か「それ以上」と答えた割合が7.3%と前月の13.6%から減少した。最も多かったのは10倍(29.0%)で、40倍(19.7%)、20倍(16.7%)が続いた。
外為どっとコム総合研究所の岡田剛志常務取締役は、「月次調査の結果からも新レバレッジ規制に備えた動きとして、100倍を超える高レバでの取引ポジションは目に見えて減少傾向にある。FX投資家は自主的に新規制に対応するための予行演習モードにあるようだ」と指摘。その上で、「新規制後には日中の価格変動率が高まるリスクがあることには留意が必要」と語る。
東京外国為替市場委員会がまとめた「東京外国為替市場における外国為替取引サーベイ」によると、09年4月中の外国為替取引高は1営業日平均2542億ドルで、前年から16%減少した。東京市場の売買高に占めるFX取引の割合は不明だが、一部では2割から3割とも言われている。
「株式投資よりは魅力」
日本銀行の西村清彦副総裁は、審議委員だった07年7月にワシントンで講演した際、「日本の家計が存在感のある投資家として誕生したことが外国為替市場にも影響している」と指摘。かつて「チューリヒの小鬼たちといわれたスイスの投機家」が為替市場を不安定化させたと批判されたのとは対照的に、プロの投資家と反対売買(逆張り)する「東京の主婦たちが市場を安定化させる役回りを果たしているのは明白だ」と語った。
今月16日の外国為替市場では米景気の先行き懸念から円が対ドルで一時、昨年12月以来の高値となる1ドル=86円27銭まで上昇。6月には欧州金融不安を背景に対ユーロで一時、1ユーロ=107円32銭と01年11月以来、約8年7カ月ぶりの水準まで円高が進んだ。
FX投資歴1年超の鈴木信秀氏(42才、東京在住)は、「これまで平均100倍のレバレッジをかけて取引していたので、今回のレバレッジ規制で資金効率が大幅に悪くなるのは事実。資金効率と取引環境などの自由度の高さに魅力を感じFX投資に参入したが、レバレッジ規制は個人投資家に対する嫌がらせにしか見えない」と語る。もっとも、「資金効率面や取引環境的には株式投資より魅力が相対的には高いのも事実」だとしており、今後もFX取引自体は続ける意向だ。
矢野経済研究所の調べによると、09年3月期のFX取引の市場規模(預かり証拠金残高)は、08年秋のリーマン・ショックによる円高の影響で、過去最高となった08年3月期(6964億円)から14.5%減少し、5951億円となった。口座数は前年比55.3%増の192万口座で、取引高は同169.4%増の1641兆円だった。
同研究所は10年3月期について、市場規模が7000億円、口座数は260万口座に達すると予測。取引高は前年並みもしくは20%超増加の1500兆円から2000兆円を見込むが、レバレッジ規制の影響により、11年3月期は1000兆円から1500兆円に大幅減少すると予想している。
FXの会社からこんなメールが、毎日のようにやってくる。
先般来お伝えしておりますように、内閣府令の改正に伴い2010年8月1日以降取引額の2%以上(レバレッジ50倍以下)の証拠金をお預かりすることが義務付けられます。
これに伴い、同年8月2日(月)以降、弊社各種商品に適用される維持証拠金額は、原則として以下の方法により週ごとに算出されることになります。
したがいまして、維持証拠金額が翌週に引き上げとなるような変更の場合にはお持ちのポジションの状況によっては自動ロスカットが発生する可能性もあります。
お客様におかれましては、翌週に適用される維持証拠金額(初回公表は7月26日(月))を踏まえ、資金管理に十分な注意をお願い申し上げます。
7月28日今日はオーストラリアの指標が多い、注目していないといけません。
00:00 7月 ドイツ 消費者物価指数(CPI)(前月比)時刻未定
00:00 7月 ドイツ 消費者物価指数(CPI)(前年比)時刻未定
00:00 7月 ドイツ 調和消費者物価指数(CPI)(前月比)時刻未定
00:00 7月 ドイツ 調和消費者物価指数(CPI)(前年比)時刻未定
10:30 2010年第2四半期 オーストラリア 消費者物価指数(CPI)(前年比)
10:30 2010年第2四半期 オーストラリア 消費者物価指数(CPI)(前期比)
10:30 2010年第2四半期 オーストラリア 消費者物価指数(CPI)(刈り込み平均)(前期比)
10:30 2010年第2四半期 オーストラリア 消費者物価指数(CPI)(刈り込み平均)(前年比)
10:30 2010年第2四半期 オーストラリア 消費者物価指数(CPI)(加重)(前期比)
10:30 2010年第2四半期 オーストラリア 消費者物価指数(CPI)(加重)(前年比)
12:00 7月 ニュージーランド NBNZ企業信頼感
20:00 7/17 - 7/23 米国 MBA住宅ローン申請件数
21:30 6月 米国 耐久財受注(前月比)
21:30 6月 米国 耐久財受注(輸送除くコア)(前月比)
FX投資
AUD/JPY買い79.217売り79.251
AUD/JPY買い79.000売り79.066
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