2011年8月21日日曜日

年金が無いと考えると老後は投資しかない(若いうちから投資を始める)

年金の国庫負担引き下げ 財務省が厚労省に要請へ
 財務省が公的年金の受給者に支給される基礎年金の国庫負担について、2012年度の予算編成では負担割合を現行の50%から36・5%に事実上引き下げるよう、厚生労働省に要請する方向で検討に入ったことが19日、分かった。財源と当て込む消費税率引き上げに向けた法制化作業の先行きが、民主党代表選の行方なども絡み、はっきりしないことが背景にある。
 年金の給付水準は変えられないため、国庫負担の不足分約2兆6千億円は、保険料を原資とする年金積立金の取り崩しで穴埋めを求める。財源が確保された段階で利子を付けて返済する考えだ。
 年金がもらえると思っての生活を考えない方が身のためです。
 そんなものは、10年以内に崩壊するのは間違いない、システムの基礎が完全に破綻している物を、税金で何とかしようとしているが、税金そのものも取れない状態になってきています。
 増税すれば、税収が増えるなどと言う考えは馬鹿げている、この日本経済状態でやれば、乳の出ない山羊を絞め殺すようなものです。
 若者は仕事が無いので(あってもワーキングプア)、年金は払えない、税金も払えないと言う状態で、どうやって老人を支えるのか?
 今回の取り崩しは、もう戻ることはなく、どんどん増えていくでしょう。

 話は戻って、退職後生活に必要なお金はどうなのか。
 いつも思うのだが、退職後の生活費が夫婦で30万円ぐらい要るシュミレーションが良く出てくるが、どういう計算なのか?

定年退職老後の生活費
総務省統計局家計調査の資料によると、高齢者夫婦二人が生活する為に必要となる生活費は、1ヶ月に平均271,298円で、この金額は最低限の生活の為の金額であって、ゆとりを持った生活をする為には、1ヶ月360,000円が必要であるという統計。
この金額というのは日常の生活費だけという事なのです。
では、いくら持っていれば定年退職老後の生活費は安心なのでしょうか

◆定年後から寿命までの生活費を計算してみましょう
夫婦二人暮らし90歳まで生きたとして、定年退職が60歳の計算でいきましょう
1ヶ月の生活費】→271,298
【  余   命  】→30
定年後から寿命までの生活費
30年 × 12ヶ月 × 271,298円 = 97,667,280
中々素晴しい定年退職生活費が算出されましたね。
しかしご安心を、年齢を重ねていくうちに使うお金も徐々に減るためまだまだ少ないお金で生活する事が可能となります。
◆年金+退職金のお金を入れた老後の生活費を検証してみましょう
90歳まで生きることを仮定とします
【年金月額】→20万円
【 退職金 】→1千万円
【年金支給】→65
【 余 命 】→25
 年金支給での生活費
25年 × 12ヶ月 × 20万 + 1千万 = 70,000,000
上記の結果から算出して
 ◆定年退職からの老後資金の不足額 
97,667,280円 - 70,000,000円 = 27,667,280
【まとめ】
結果として長くなりましたが、
要するに貯蓄として2800万円あれば基本的な生活は90歳まではできる。
しかし何度もいいますが、歳を取るごとに使うお金は減っていきますのでまだ少なくても生きていけるみたいです。

と言うような、とっても甘い生活を描いています・・・だれが?こんな大甘な予測を書くのか?公務員ですかね・・・
 月に36万円って、年収400万円手取りですよね・・・・(国民健康保険は払いますが安いはず)。

 人それぞれ生活は違いますので、必要な金額は違ってきますが本当にこんなに要るのか?
 自分なりに計算してみる。(あくまでも個人のイメージです)
住むところ。
老人になって住んでいる持ち家であれば、普通の30坪くらいの家なら、土地の固定資産税ぐらいなので年20万くらいでしょうか。
2万とします。
借家でも、子育て終わっているののなら、2Kぐらいで十分と思いますので、安いところに引っ越すと、月4万円。
光熱費
電気・ガス・水道は年平均すれば月2万円と。
食費2人なら、外食なしで、6万円。
服は1万円月で十分でしょう。
ネットはADSLで2000円。
電話は携帯だけにしてウイルコム2台で2480円(1回あたり10フンいないなら500回他社・固定電話への通話無料)お互いの電話とメールは無料。
NHKは払わない、テレビは見ない(笑)。
新聞は取らない、読むなら図書館で(雑誌)。
消耗雑貨も1万円。
国民健康保険は1万円として。
ここまでが固定費として計算すると。
134480円。
その他、趣味、修理、交通費で5万円ほど見ておくと。
持ち家174480円です。借家で204480円。
 年金が無いと仮定しますと、最低20万円は投資で稼がないといけません。

こんな記事もありました。
退職時貯蓄3千万の人 年金以外に月10万消費で85歳貯蓄0
NEWS ポストセブン 812()75分配信
フィデリティ退職・投資教育研究所のアンケート調査によれば、退職直後の6065歳のサラリーマンの6割以上は投資をしていない。約半数がその理由を「元本割れのリスクを取りたくないから」と答えている。
退職後の定期的な収入は年金だけで、あとは現役時代の貯金と退職金を切り崩しながら生きていく、と考えれば、その命綱を投資で目減りさせてしまったら取り返しがつかない、という思いもわからないではない。
だが、退職時に貯蓄1000万円と退職金2000万円を合わせた3000万円を持っていたと仮定し、退職後は年金以外の生活費として毎月10万円ずつ使っていくとする。3000万円を全く投資に回さなければ85歳で資金は底を尽くが、75歳まで年利3%で運用すれば95歳までもたせられる。利息がゼロに等しい銀行預金に“塩漬け”することこそリスクだと知るべきだ。
投資に目を向ける理由は他にもある。フィデリティ退職・投資教育研究所所長・野尻哲史氏の指摘。
「現在は日本がデフレの真っ最中なので危機感は薄いが、長いリタイア生活を考えればインフレリスクも頭に入れておかなければなりません。預貯金は、インフレ時には価値が下がってしまう。
すぐにインフレが起きるかどうかはわかりませんが、セカンドライフが30年近く残されていると考えれば、考え得るリスクに備えておきたいところです。だからインフレに負けない収益率を確保するために株式などを運用先として考えるべきなのです」
※週刊ポスト201181926日号

 実際は、退職金とはいえ、60歳で受け取った人は意外に少なく、わずか62・6%と全体の3分の2しかいない。3割弱が60歳以前に退職している。
 このため、退職後も働くとしても、かなり長い期間の退職後生活を支える資金にしなければならない。ちなみに、毎月20万円ずつ退職金から取り崩して生活費の不足にあてるとして、年間240万円。これを3000万円の退職+預金であがなうとすると12・5年しかもたない。60歳からだと73歳に届かないことになります。

 投資して増やさないと生活できません。
 3000万円を元手に、240万円を投資で稼ごうとすると、年率8%ですね。
 投資で年率8%と言うのは少ない方です・・・個人的な考えですけど、これってFXで豪ドルをレバレッジ2倍で買えば達成できてしまいます。
 買ったら、スワップ金利を貰うだけで、そのままのほっておけばよいのです。
 スワップ金利だけ卸して、生活できます。
 
 たとえばなんですが、55歳で退職した時点でこれだけあったら投資に回しておいて、65歳までなんとかバイトで生活する。
 3000万円を8%複利で回すと、10年で6000万になっています。
 この時、金利が同じなら、毎月40万円の収入になります・・・・こうやって考えると、投資して複利で回すのは、早ければ早いほど良いので、若い人は何十年先を見越して投資を早く始めるしかありません、それは老後の生活安定に結びつくでしょう。
 投資には時間が必要で、65歳から投資していては遅いのです。

太陽光発電
発電量3.1KW ピーク0.85KW
820()
 
 最高気温(℃)[前日差]26 [ -4 ] 最低気温(℃)[前日差]21 [ -6 ]
降水確率(%)40   50    50    50
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

 雨が1日降ると、太陽光発電厳しいですね。
 ネットワーク用無停電電源は75%までしか回復せずでした。
 夜の間だけ(深夜電力時)商用電源に切り替える機器を改造しないといけなさそうです。
 個々のACアダプターは使わず、12VのACアダプター(3A以上のスイッチングタイプ)を切り替えることを考えています。
 前に作ったインターネット用無停電電源のバックアップ装置
を12Vの切り替え器に改造します。

2 件のコメント:

  1. 東南アジア、タイやインドネシアだと年間240万円で生活できますかね?
    ちょっと厳しい気もしますが・・・
    もっとも為替の変動は考慮せずです。

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  2. カルロスさん、こんにちは
    日本の生活者で意外と年収少なくても、なんとか生活している人は多いように聞きます。
    総務省が言う、月27万円は必要か?
    節約して暮らせばこんなにいらないと思います。
    ただ、大病などの問題はあります、その時は、あきらめると言うと、批難ごうごうですかね。
    なにかあった時の為にと、余力も必要かとは思いますが、最後は全部使い切る気なら、これくらいの投資収入でも暮らせそうにおもいます。
    日本人の寿命が世界でもトップクラスなんですが、トップクラスになることでよけい貧困生活になるなら、家族の在り方や延命について、もう一度社会で考える時期に来ているのではないかと思うこのごろです。

    国民年金は、昭和35年10月から36年3月まで準備期間を経て、実際に保険料の納付が始まったのが昭和36年4月からだったので、もう制度として破綻していますね。

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