2011年10月7日金曜日

消費税アップは国会でしっかり議論をすべき

消費税5%アップで年収300万円世帯 134046円負担増加
 野田政権の発足を受けて、本格的に動き出した東日本大震災の復興財源をめぐる増税議論。政府税制調査会がまとめた案をもとに民主党税制調査会が927日に、増税案を決定した。今後、与野党による協議は難航が予想されるが、現時点での増税案は次のようなものだ。
 所得税、住民税、法人税に加えて、たばこ税を増税するというもの。所得税は20131月から10年間、4%引き上げ。住民税は20146月から5年間、1年間当たり500円引き上げられる。そして、たばこ税を201210月から、1本当たり国税と地方税を合わせて2円、最長10年間増税するというものだ。
 さらに、政府は、社会保障財源の確保のために、消費税率を引き上げる方針だ。毎年1兆円規模で増大する社会保障費を賄う目的で、2010年代半ばまでで段階的に10%まで引き上げるため、2013年に3%引き上げ、2015年にさらに2%引き上げというシナリオが想定されている。
 復興増税に加えての消費税アップで、私たちの暮らしにかかる負担が大きくなることは間違いないが、実際にどれくらいの負担増になるのだろうか。916日に政府税制調査会が発表した夫婦と子供2人家族の給与所得者の年間負担額のシミュレーションをみてみよう。
 所得税が年4%増税となった場合、年収300万円世帯では年間500円、500万円世帯では年間3100円、700万円世帯では8100円の負担増となる。
 第一生命経済研究所の試算による消費税増税のシミュレーションでは、消費税率が3%引き上げになった場合、年収300万円世帯なら年81917円、500万円世帯なら81408円、700万円世帯なら102933円の負担増になる。
 消費税率が5%引き上げになると、年収300万円世帯なら年134046円、500万円世帯なら133214円、700万円世帯なら168436円の負担増に。復興増税をあわせると、700万円世帯で年177036円もの負担増になる。
 これだけでも家計には大打撃だが、実際にはそれ以外にも家計を苦しめる要素がある。今年1月からは15才以下の子供がいる世帯では所得税の扶養控除が廃止されており、来年6月からは住民税の扶養控除も廃止されることになっている。
 さらに、20104月にスタートし、015才までの子供ひとり当たり月13000円が支給されていた子ども手当も、今年10月から20123月までは、02才児は月15000円、312才以下の小学生(第1子、第2子)は月1万円、第3子以降は15000円、1215才の中学生は月1万円となり、多くの家庭が家計がマイナスになる。いまのところ所得制限はないが、20124月以降は「児童手当」へと名称が変わり、年収960万円以上の家庭には支給されなくなる予定だ。
※女性セブン20111020日号

 増税の話の中で、消費税になるとヒステリックになる。
 消費税は、逆進性があるので、金持ち優遇だと騒ぐのがマスコミの定番です。
 でも、それは本当でしょうか?
 消費増税増税はは、社会保障と一体化だったはずで、その話はどこへ行ってしまったのか?
 で書いたように、
 消費税を上げても、その分”国民年金”と”国民健康保険税”を無くせば良いことです。
 そうすれば、集金業務も運用業務もなくせますし、不払いによる不公平感も無くなります。
 ずるがしこい、厚生労働省の官僚は社会保障改革はやりたくないと言うの見え見えで、このお金管理が、税金になってしまえば、自分たちの使えるお財布を取り上げられてしまうことは、極力避けたい。
 財務省の官僚も、今の社会保障制度でお金を取って置きながら、消費税を増税したい、お金に色はついていないので、国民から取ってしまった税金は適当にごまかして使えると考えています。(私の推測ですが、間違っていないと思います。)
 消費税はもともと社会保障に使うと言うことで始まっていたのが、いつのまにか一般会計で使われています。
 官僚としては、消費税と社会保障の一体化について、きちっと議論させてはダメなので、復興税のどさくさまりれに、増税の足掛かりを付けたいだけです。
 消費税反対を言う人たちは、現在、社会保障費を払っていないご老人ですが、もう子供たちにたかるのは止めた方がいい。
 今のままですと、10年も経たないうちに、日本の社会保障制度は崩壊して、まったく貰えなくなりますよ。
 社会保障費のけっこうなお金は、それを扱う公務員(年金機構のような準公務員も含む)を養うお金でもあるわけで、本来ならもっと貰える分もたかられている、と思った方が良い。
 社会保険料、とりわけ医療保険や年金に関しても、いつまでも若いつもりでいる人の声が大きい。
 医者に掛かるのは高齢者が多い、年金を受け取るのも高齢者なのはあたりまえです。
 若い人にとっては負担感ばかりが強い制度です。
 そこで医療保険や年金の削減案も少なからず支持者が出てくるわけですが、一方で自分もいずれは年を取ることを理解している人にとって、自らの将来の保障がどうなるかは切実な問題であり、継続できる制度として消費税をこれに充てるなら、消費税の大幅な増税もありと思います。

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経済指標・イベントカレンダー[7]
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09:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[2日目、終了後直ちに結果公表]
14:00 日8月景気動向指数[速報値]
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15:45 仏8月貿易収支
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21:30 米9月雇用統計
23:00 米8月卸売在庫
23:45 ロックハート・アトランタ連銀総裁、講演
28:00 米8月消費者信用残高
中国]国慶節
8
11:30 中国9月HSBC非製造業PMI
FX投資
今日は雇用統計も今週なので、様子見です。
以下、書き込みミスです、訂正削除です(2011/10/8)
5日、一部報道で、榊原元財務官は「欧州当局は日本の市場介入を容認しないだろう」と述べた。
5日、一部報道で、榊原元財務官は「米国も日本の市場介入支持しないだろう」と述べた。
日本の大臣は、こんなこと言っていますし・・・・バカです!

5 件のコメント:

  1. >5日、一部報道で、榊原元財務官は「欧州当局は日本の市場介入を容認しないだろう」と述べた。
    5日、一部報道で、榊原元財務官は「米国も日本の市場介入支持しないだろう」と述べた。
    日本の大臣は、こんなこと言っていますし・・・・バカです!

    ネットで検索しましたが、理解できませんでした。
    暇があれば解説をお願いします。

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  2. ブログの記事とは関係ありませんが、池田信夫のブログ「2011年10月05日 武田邦彦氏の売り歩く放射能デマ」を読んでの書込です。

    池田信夫のブログは毎日読んでいますが、福島原発事故や原子力に関するブログの内容は、つねに違和感がありました。
    この人の文章にはスキがほとんどありません。文章の構成力やキレは抜群です。
    今回のブログで、原子力関連に違和感がある原因がわかりました。
    専門分野に関係なくてもネットで検索した情報を元にすれば、後は文章を書く能力だけで何とでもなる。
    かしこい官僚と同じで頭の中だけで全てが完了している人です。

    >彼の放射能デマの白眉は、この3月14日の記事だろう
    >さすがに彼も自分のブログではこの記述を削除したが、ウェブ上にはたくさん証拠が残っている。

    これは本当になさけない文章です。これで池田信夫は死にました。
    武田邦彦氏のブログには、3/14の記事は、今も残っています。
    URL:http://takedanet.com/2011/03/post_c209.htmlにあります。

    人を批判するのに何も調査していないとは思えず、意図的です。

    >「3月14日の記事」のURL:http://mizu888.at.webry.info/201103/article_15.html
    を見ると、「武田教授のブログより転載させていただきます」
    のリンク先のURL:http://takedanet.com/になっています。
    これは、ブログのトップページです。
    当然ですがトップページにはすでに3/14のタイトルはありません。
    池田信夫がトップページだけを見てすでに削除されていると判断するとは思えません。
    過去のブログの内容は、トップページの下部にあり、リンクがはってあります。

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  3. TXIさん、こんにちは
    すみません、テキストエディターで書いた文書で、コピーミスです。訂正しておきます。
    お手数掛けて済みません。

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  4. TXIさん、こんにちは

    池田信夫氏は経済学者で、原子力はただの素人だったような。
    しかし、東京大学なんですね、御用学者と同系列かもしれません。
    東電からタップリお金貰っている可能性は十分考えられます。
    池田信夫氏は、原発事故以来原子力について書いていることが変に偏っていますね。
    武田先生は、原子力の専門家であるわけで自分の信念で発言されていて、放射線被害も、法律に則って1mシーベルト/年と言っているわけで、疑わしくても、被害が起こってから間違っていました言っても遅いです。
    池田信夫氏は、経済学者だから予防原則に乗っ取った発言は面白くないのしょうが。

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  5. 今日見たら、池田信夫が完全に死んだ事がわかりました。
    残念な事に、もとのブログの画面コピーとhtmlのソースを画面コピーしておかなかった事が悔やまれます。

    池田信夫の文章のうまさは、
    武田邦彦氏をでたらめでいいかだと強調するためわざわざ冒頭に

    >さすがに彼も自分のブログではこの記述を削除したが、ウェブ上にはたくさん証拠が残っている。

    を書いて、いいかげんさを強調しまし

    この部分を確定するために。

    >最近の彼の記事には、こういう逃げ口上が目立つ。

    でくくっている事です。

    >さすがに彼も自分のブログではこの記述を削除したが、ウェブ上にはたくさん証拠が残っている。
    これは事実に反しますので致命的ですので冒頭から削除されました。
    本当に削除したらいしまいですが
    さすが、池田信夫です。
    この部分は、下に移動しています。

    ただし、ブログを少し変更した記述はありません。
    本当に腹が立つほどかしこい奴です。

    それでも
    >さすがに彼も自分のブログではこの記述を削除したが、ウェブ上にはたくさん証拠が残っている。

    >最近の彼の記事には、こういう逃げ口上が目立つ。
    が残っている限り、致命的な事に変わりありません。
    これで今まで非があっても非を認めない池田信夫がこの部分を追求されたらどうなるのか楽しみです。

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