2013年7月1日月曜日

現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる

世の中、つまらないので、いや、自分が暇なので、物語を書いてみることに。
先週、3日ぐらいかかって、2万5千字ほど(文字数換算で原稿用紙62枚分)書いたうちの、1/3です。
ダイジェスト的な文書しかできていなくて、肉付け、つじつま合わせ、背景描写などは、まだこれからの基本的な流れを書いただけです。
好きな物語の、パクリのようだったりと、個人の趣味的な内容・・・オタクぽい、萌え・・・最近のアニメっぽいと思いながら、書いています。
女性には文句言われそうな、設定もあると思います。
内容が支離滅裂なので、本当にお暇な方、暇つぶしにでも読んでみてください。


バルキリー(戦乙女)の選択

新しい世界が始まる
 僕は世界の治安を守るために、作られた世界治安部隊に所属する軍人、突然、ありえないような人事によって、とんでもない部隊に配属になった。
 世界に類を見ない女の娘のアンドロイドで構成された部隊の指揮官として。
 これが常識を超越した、とんでもない部隊だった。
 呼ばれた理由は、その部隊の要であるアンドロイドのαが気に入ったから。
 アンドロイドと人間の恋は、各国の思惑が絡み、人類の滅亡か輝く未来かと言う誰も予期せぬ方向へ進んでいく。

αプロジェクトリーダー記
 超小型のナノマシーンを使った、工業製品が当たり前の時代。
 ナノマシーンを、人間の細胞のように組み合わせ連結して、アンドロイドが作られるようになった。
 人類は、汎用アンドロイドに労働を任せ、クリエイティブな仕事や芸術にまい進した、優雅な生活を送っていた。
 先進文化が全世界で進むにつれ、人類の寿命は150歳ぐらいまで伸びたが、少子化により地球全体規模では10億人ほどに減ってしまった。
 技術が進んでも、地球外への進出は火星までで、生活圏となると月都市までとなっている。
 なんと言っても、宇宙船の速度は光速の1/10を超えることはできなかったし、都合のよいワープなど夢物語なのだ。

 農作業や漁業、鉱山やエネルギーの労働にしても、全部がアンドロイドである必要もなく、ほとんどの作業は汎用・専用ロボットが仕事をしている。
 アンドロイドはその指揮やメンテナンス、細かい作業を担っている。
 トラクターや船の操作も、手で行うのではなくアンドロイドがリンクして動かすので、操作系が付いる物は嗜好品(趣味の物)以外、ほとんどが自動で作業する。
 アンドロイドは人間と他の機械・システムのインターフェースの役割をするよう設計されているため、ある程度の感情プログラムがインストールされている、しかしそれはAIを超えるようなものではない。
 アンドロイドもロボットもロボット工学三原則は、貫かれている。
• 第一条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することによって、人間に危害を及ぼしてはならない。
• 第二条 ロボットは人間にあたえられた命令に服従しなければならない。ただし、あたえられた命令が、第一条に反する場合は、この限りでない。
• 第三条 ロボットは、前掲第一条および第二条に反するおそれのないかぎり、自己をまもらなければならない
2058年の「ロボット工学ハンドブック」第56版 , 『われはロボット』より

 アンドロイドは人間と接する場所にいるので、持ち主の趣味趣向でカスタマイズされることが多いのですが、お金がかかるので、似たり寄ったりとなっています。
 まあ、車を買ってオプションを付けるとか、色塗りなおすとかいうのと同じようなものです。

 こんな進んだユートピアのような世界でも、主義主張の違いから紛争はあり、兵器と言うものが無くならない。人間は愚かな生き物である。
 軍事産業は自動ロボットの兵器を開発し、アンドロイドも兵器を装備、扱えるような代物が作られる、そうなるとロボット工学三原則を順守しない物も現れてくる。
 アンドロイドやロボットを違法改造する者や、軍用装備の横流し、裏の世界では結構やばい物も出回っている。
 核兵器やミサイルと違って、アンドロイドやロボットは一般に売られていて、作業用は用途によっては、ビルの一つや二つ簡単にぶち抜く。
 ある程度の犯罪までは、警察・機動隊で対応するが、さすがに、兵器化したロボットやアンドロイドに対して、普通の人間や警察機構では太刀打ちできな場合が発生する、しかし、都市部で軍隊が出動して鎮圧するわけにはいけないので、専門のアンドロイドやロボットを取締り殲滅する部門を必要として、鎮圧部隊、ヘブン・ワンが結成された。

アジア地区ヤマト分隊
 ヘブン・ワンの構成は、各国で汎用のカスタマイズされたアンドロイド4機と、指揮をする隊員1名を1ユニットとして、全部で4ユニット構成となっている。
 一般市民の生活の中に配備されているので、戦闘用のアンドロイドではなく見た目普通のアンドロイドのカスタム仕様となっていて、外観からは普通のアンドロイドに見えるような者が配備される。
 ただ、ヤマト地区は特殊事情があり、ちょっと他の地区とは違ったアンドロイドが配備されていると言われている。
 ここの制圧用の戦闘アンドロイド、性能は世界一、なぜか指揮官がついていけなくて、何人も辞職している。
 僕は、そんな部署に指揮官としてUSアンドロイド鎮圧部隊から引っこ抜かれ、こちらに配属になった、階級をその国の部隊へシフトして異動、ここでの階級は陸自2尉、僕の名前は、御剣 尊(みつるぎ みこと)。
 US地区北部分隊では、3つのテロ防止と2つの破壊部隊を殲滅して、能力を買われて指揮官が不在のヤマト地区へ来たことになっている。
 来たことになっていると言うのは、この人事はどう見てもおかしい?特務とは言え普通に別国への配転は前代未聞である。
 上司にも確認したが、上の意思によりトップダウンで決まったそうだ。
 この地区のテロ防止や破壊工作の制圧は世界でもトップで、世界中から評価されているにもかかわらず、指揮官が数カ月で辞職してしまうのは、謎なのですけど、普通はなにか問題があるなら報告に上がって是正されるものだが、ここの部隊は謎のまま存在する。

 配属当日
 部隊は都心から少し離れた、陸上自衛隊の敷地の中にあり、5階建ての立派なビルの中にあった。
 ロビーからして、他のビルとは異なり、まるでホテルのような雰囲気、こんな物に無駄な税金使うなと思う。
 ロビーで案内のアンドロイドに要件を告げると、2階のヤマト分隊の分隊長室へ案内され、案内のアンドロイドについて行った分隊長室で僕は面食らうことになる。
 そこにいたのは、女子高生と間違うような少女、「分隊長は女性と聞いてはいましたが、まさかあなたが分隊長?」
 その少女は、むっとした顔で「私がヤマト分隊長の鳴海衣舞(なるみ いぶ)3佐です」
 その若さで3佐・・・絶句しながら「失礼しました、今日からヤマト分隊に配属されました御剣尊2尉です」「よろしくお願いします」
彼女は僕を見ながら「若いわね、今回は半年くらい持つかしら」「ここはあまり戦闘指揮しなくてもいいから、邪魔しないでね」と。
なんだ、この言い方、鎮圧用アンドロイドを指揮しないでどうやって人間が指揮している戦闘用ロボットやアンドロイドを鎮圧するのだ、アンドロイドは自立思考機能があるが、柔軟な作戦は立てられない、戦闘状況から対応を考えるのは指揮官の役目、指揮官は必ず必要なのだ。
「私は、指揮官として配属されたのです、邪魔をするなとはどう言うことですか」
「そのままの意味よ、戦闘になったら彼女たちに任せればいいわ」「規定上、指揮官が必要になっているので来てもらっただけだから」ぶっきらぼうに言う隊長
ひどい言われようだが、指揮官としてここで引き下がるわけにはいかない。
しかし「彼女たち?」
普通、鎮圧用戦闘アンドロイドは男性タイプで大型の体格をしている、それを使わず女性タイプを使っているのか。
 戦う相手が、戦車のようなロボットだったり、大型殺戮アンドロイドだったりするので、どこの隊にも大型の対戦車砲など扱える大柄で馬力がある男性タイプが配備されている。
 女性型では、きゃしゃな分、組み合ったりした場合に力負けしたり、大型の機材を扱えない。
 いや、アマゾネスみたいな、ものすごい女性タイプかも・・・悩んでいると
「まずは、彼女たちと会ってからにしましょう」「ついてきなさい」
彼女はインターホンに向かって「今から、新しい指揮官とヴァルキュリュルαと会せるから、5階まで来て」
そう言うと、僕を連れて5階へ行くエレベーターへ案内した。
エレベーターの中で「5階が格納倉庫ですか?」
彼女はこちらをきっと見ると「彼女たちの住まいです」と
まあ、そう言う言い方もあるかなと思いつつ、扉が開くと、そこに、白衣を着た神経質そうなおじさん?がポケットに手を突っ込んだまま立っていた。
「彼は、彼女たちの設計者兼整備を担当している、坂本技官です」「今後、お世話になるので覚えておいてください」
「よろしく、あんたが新しい指揮官」「天使たち、じゃじゃ馬だけど、やさしいから心配しなくてもいいよ、ふあー」眠そうなしゃべり方・・・
この人、なにか変なこと言っていませんか、鎮圧用アンドロイドは人間に似せているとは言え思考はAIだ、やさしいって・・・
「坂本技官、徹夜のようだけど、問題あった?」
「ヴァルキュリュルαが、新しい指揮官にプレゼントあげるのだって、それの仕様と設計頼まれまして、一晩中付き合わされたので」
「また、変な物作っていないでしょうね、前の指揮官にプレゼントした重粒子ハンドガンの出力設定を間違って、射撃練習場ビル全壊させて大目玉くらったでしょう」
なにか、ものすごいこと言っている気が・・・
「あれは、普通のハンドガンとは出力レベル3桁ほど違う代物だったので、1/10出力で撃っても、対空ミサイル並みだったのですよ、通常の射撃訓練なら1/1000設定にしないといけなかったのですけどね」
僕は言っている意味が判らなかったので、聞いてみた。
「ちょっと良いですか?坂本技官」
「なにー」軽い、この人技官?
「ハンドガンで、ビルを崩壊させるだけの出力が出せるとは思えませんが、それは本当ですか?」
彼は、頭かきながら「説明すると長くなるのだけど、簡単に言うとヴァルキュリュルリンクの範囲内では、彼女たちが作った兵器は彼女の一部であって、エネルギーもリンクされる、このためリンク内4人分のヴァルキュリュルのエネルギーが使えるので出力は大きくできる」
「ついでに言うと、彼女たちもリンク内にバックアップシステムを持ち込めばエネルギーはバックアップシステムから供給されるので、通常のアンドロイドみたいにエネルギー切れや、パワー不足って言うのもない」
「問題は、エネルギーバックアップのない平原や外地では大出力で使えないということだけで、この国の中だけで活動するなら問題ない」
「理論的には、バックアップシステムをプラズマ発電所につなげれば、その発電システムの電力をすべて使うことができる」常識では考えられないことを言っている。
「話に割り込むが、普通の分隊は4ユニット20人の部隊だが、ここのヴァルキュリュルは1ユニット5人で構成されていて、あとはすべてバックアップの要員だから気にしないでいてほしい」と隊長。
「え、1ユニットでこの国全部の面倒見ろと?」冗談でしょう
「大丈夫、移動用高高度巡航ミサイルシステムでこの国の端から端まで10分で行ける」
「ちょ、ちょっと待ってください、そんなものに人間乗せる気ですか?」
移動用高高度巡航ミサイルシステムは、砲弾や物資を緊急に運ぶもの、アンドロイドだって壊れてしまう。
「なに、10回も吐いて慣れれば何とかなる」
「彼女たちと一緒に行けば、対ショック保護バリアで守ってくれるから50Gの加減速も問題ない」「それに彼女たちに抱かれての移動はうれしいだろ」と涼しい顔して言わないでください、隊長。
僕は、ゴリラのようなアマゾネスに抱かれて、ミサイル弾頭格納庫に放り込まれるのを想像した。
この部隊の指揮官がすぐにやめるのが判った気がする。
 このまま、辞表出して逃げ帰るべきか・・・現時点で処遇が自衛官となっている自分は、そうはいかないと逃げるのを踏みとどまった、しかし、このとき逃げればよかった、後悔することになる。
「まずはαに会ってもらう、リーダーに当たる、彼女たちは記憶をリンクしているから、一人に会えば全員に会ったのと同じだ」
「外観はほ4人とも、ほとんど同じで、人間からの識別は皮膚塗装色と髪の毛の色で分けている、ちなみにαは赤」隊長は話をしながら、高級マンションのようなドアの前で止まった。
とても格納庫には見えない、αと金のネームプレートがあるドアの前で、チャイムを鳴らす。
通常、待機中のアンドロイドは格納カプセルの中で、活動停止しているので、こんな部屋は必要ないし、まして個室だなんて。
「ハーイ」と中からドアのロックを開ける音
「やあ、α新しい指揮官を連れてきた」隊長は親しげに話す。
中から出てきたのは、隊長と同じぐらいの少女・・・
格好は女性自衛隊の制服、しかし、パンツ姿ではなくミニスカート。
「これが、制圧用戦闘アンドロイド」思わず口走ったら
「これって、私のこと!」αがむっとした顔で文句を言って睨む
「いや、想像と全然ちがったので・・」と口ごもる僕。
彼女は気を取り直して
「中へどうぞ」と手招き
すすめられるままに、部屋に入るとそこは、30平米もあるようなリビング。
応接ソファーと大型の端末ディスプレイ。
サイドの机には、生花が飾ってあったりして、彼女、本当にアンドロイド?
ついでに、気になることはテーブルの上の酒ビン?とコップで、強烈なアルコールの匂い。
アンドロイドが朝から酒飲んでいる?
αが、キッチンでお茶出してきて、テーブルの上に置く。
「ちょっとごめん」αはコップと酒のようなビンを取り上げビンの中身を全部コップに注ぐと、一気に煽って「ふうー、最終段階」「通常の機器と違って、感応AIシステムなのでプログラムのインストールに時間がかかるの」「孕んだ(制作開始した)のが午前4時だから、そろそろ産むわ(ラインアウト)、寝室で済ますから待っていてね」また、わけのわからないことを・・・
 αは上着を脱ぎながら、隣の部屋へ行った。
 アンドロイドにリビングの個室があるのも驚きだが、寝室って、格納カプセルが置いてあるのかと、常識にこだわる。
 僕は、ここにいる全員が普通の女の子を使って、からかっているのではないかと思い始めたが、さすがに部隊初日のあいさつでそれはないだろうと。
「すみません、質問ばかりですが、αってアンドロイドですよね、隊長」
「ヴァルキュリュルαは間違いなくアンドロイドで君のパートナーだ、かわいい娘だろ」
「制圧アンドロイドを少女型(F型)にするメリットは何ですか?強度やコスト無駄ではありませんか」
「別にいいだろ、外観は私の趣味だ、私の妹が欲しかったのでね」隊長の趣味を持ち込んでよいのか。
「坂本技官も気に入って、全力で設計とサポートをしていてくれるし、戦闘能力は世界一だ」
「サポート環境が複雑なので、他の部隊には展開しない、特に指揮官は要らない」最後の言葉が気になります。
「これから、24時間付きっ切りで生活するのだから、指揮官としてはむさいM型(Man)よりはいいだろ」
「え、一緒に生活?」驚く僕。
「聞いてなかったか?君の部屋はこの隣だ」と
僕は、頭をフル回転して、辞令の時の上司の笑みと言葉を思い出した「今度君の配属される部隊は特殊でね、指揮官が1ヶ月持ったためしがない、君もすぐ戻れるとは思うが、精神崩壊だけには気を付けるように、前任者はいまだに精神科病棟に入院中だ」
冗談だと思っていたが、やばそうな雰囲気になってきた。
10分ほどで、寝室のドアが開き、なぜか?バスローブ姿のα。
それに、彼女の顔が赤く上気している。
「お待たせ!これ指揮官へのプレゼントです」
彼女は両手のひらに乗せた、赤い10センチほどの卵?を差し出した。
僕は恐る恐る、その卵を受け取る、まだ温かい。
「汗かいたので、シャワー浴びてきます」とまた寝室へ
突っ込みどころ満載の展開である、アンドロイドが汗かいてシャワー?この卵どうやって作った?なぜバスローブ姿。
隊長と坂本技官は、そんなことは気にせず興味津々で、僕とその卵を見る。
坂本技官が「基本的な機能と性能は私が設計しましたが、形や感情プログラムはαに任せたので、どんなのができたか興味あります、これ何が出てくるのでしょうかね?」
設計者が疑問を持つようなものって大丈夫か?前のハンドガンはビルを崩壊させたと言っていたし。
「これは何で、これどうやって使うのですか?」僕は卵持ったまま途方に暮れる。
「まあ、設計通りならヴァルキュリュルとリンクして情報を相互伝達できる端末のはず」
「卵がかえったら、判る」
 そうしているうちに、卵がピシと音を立てて割れて、中から赤い蛇のようなものが出てきた。
 僕は蛇苦手なので、「ギャー」と言って手を離したら、その蛇は飛び上がって僕の首に巻き付いた。
 その蛇は首に巻き付いたまま「おい!もっと丁寧に扱え、俺様はヴァルキュリュルシステムとお前をつなぐ端末だからな、いないと困るぞ」狐のような顔した蛇が文句を言う。
「これは良いわね、指揮用携帯端末渡そうと思っていたけど不要ね」と隊長
「勘弁してください、僕は蛇苦手なのです」首に巻き付いている蛇から目をそらして訴える。
「こら!蛇とは何だ!俺は、この国の古典に出てくる“管狐”と言う妖怪を模して造られたのだ、体表面だって毛皮だぞ」そう言われれば狐顔に睨まれているし、肌触りもふわふわで気持ち良い。
目をそらしていると「尊、よろしくな、こっち向け」名乗ってもいないのに、呼び捨て。
「なんで、僕の名前を知っているのだ?」とても気になる
「事前に部隊のファイルは見ている、その後、色々ハッキングして、お前のパソコンや端末、防犯カメラの映像すべて掌握済だ」怖いこと言う狐。
「な、それって犯罪じゃありませんか、もしかして、秘蔵ファイルまで・・」
「まあ、趣味は良いとは言えないが、ここで暴露してほしいか?」狐は平然と言う。
「それだけはご勘弁を」ひれ伏す僕・・・終わった、もう逃げられない、前の上司の言った言葉が頭をよぎる。
「生まれたばかりで、なんでそこまで」もしかすると、“はったり”かもしれないと、ちょっと希望的観測をする。
「αが新しい指揮官来るって言って、この一カ月の間、嬉々として調べていたからな」
一カ月?辞令を受けたのは1週間前・・・考えていると。
「αにかかったら、CIAの機密情報だって筒抜けだ」と狐
「ちなみに、ヴァルキュリュルリンクですべて知識は共有されるので、生まれたばかりでも、何でも知っている」
「取り込み中悪いけど、せっかくだから、その端末君に名前つけたら?」隊長がのんきに言う。
「名前がないと不便だから、尊、おまえが一応マスターだ、名前つけさせてやる、変な名前つけたら承知しないからな」すごまれる。
「一応マスターですか?」嫌々ながらも考えてみる。
 かっこいい名前や、長い名前は面倒なので、思いをめぐらすと“たんすにゴン”と言う昔のCMフレーズがなぜか浮かんだので「ゴンでどうだ、4人のメンバーに増えたのだから5と言うことで」ちょっと意趣返し。
狐は一瞬黙ってから「古典にゴン狐と言うのがある、なかなか良い」インターネットにアクセスして喜んでいるような。
僕は、本当のことを言うのは絶対やめようと・・・
「気に入ったので、お礼にいいもの見せてやる」ゴンはしっぽを目の前にかざすと「しっぽはレーザーモニター出力発生部になっていて、網膜に直接映像を結ぶから見てみな」「αの目に侵入」 そこには、αがシャワーを浴びて濡れた髪の毛をタオルで拭きながら、ドレッサーの鏡に映った自分を見ている映像が。僕は「うわーお」とのけぞったが、画像はそのまま網膜に映し出されているので、ぶれたりしない。
 シャワーの後で体拭いている最中、もちろん、なにも着ていない。
 健康な男性なら、こういった画像は嫌いではないわけで・・・相手はアンドロイドだが、ここまで人間と同じに再現する必要があるのか・・・マジマジ見てしまった。
と、なぜか鏡の彼女と視線が合ったとたん「キャ」と言って、彼女は鏡の前から逃げた。
するとゴンは「しまった、データリンクしているので何を見ているか、ばれた!」
 すぐに映像がシャットダウンされると、画像が赤くなり“危険”の文字が・・・
次の瞬間、僕の首に巻きついている、ゴンが「ぎゃー」と言った瞬間、バリバリと放電して落っこちた。
ゴンは僕の首に巻き付いていたわけで、物理的に落下するより電気のほうが早い、ご想像の通り、僕も電撃を受けて同時に「ギャー」と叫んで、ひっくり返った。
「やれやれ、大変ね、しばらく気を失っているから、ミーティングは後にしましょう」
「坂本技官、彼を隣のベットルームへ運んでやって」
「初日からこれかー・・・彼1週間持つかな?」
 こうして、配属初日は何事もなく終わった・・・本人は大事件だったが。


現実逃避、ライトノベルのようなものを書いてみる
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MMC太陽熱温水器http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   25℃
上の温水器  45℃ 温度差20℃
下の温水器  44℃ 温度差19℃

 太陽光発電
 発電量10.9KW ピーク2.51KW
6月30日(日)
曇り
最高気温(℃)[前日差]29 [ 0 ] 最低気温(℃)[前日差]21 [ 0 ]
降水確率(%)  0    0     0     10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[1日]
08:01 英6月ホームトラック住宅価格
08:30 豪6月AiG製造業指数
08:50 日6月企業短期経済観測調査[短観]
10:00 中国6月製造業PMI
10:45 中国6月HSBC製造業PMI[確報]
11:00 台湾6月HSBC製造業PMI
14:00 日6月新車販売台数
14:00 日6月軽自動車・新車販売台数
16:30 スイス6月製造業PMI
16:45 伊6月製造業PMI
16:50 仏6月製造業PMI[確報]
16:55 独6月製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏6月製造業PMI[確報]
17:00 伊5月失業率[速報]
17:30 英6月製造業PMI
17:30 英5月消費者信用残高
17:30 英5月住宅証券融資残高
17:30 英5月マネーサプライ
17:30 英5月住宅ローン承認件数
18:00 ユーロ圏6月消費者物価指数[速報]
18:00 ユーロ圏5月失業率
18:00 南ア6月カギソPMI
23:00 米6月ISM製造業景況指数
23:00 米6月ISM支払価格
23:00 米5月建設支出

2 件のコメント:

  1. ジョニーです。
    いやいや、この小説中々面白いですね。

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    返信
    1. ジョニーさん、こんばんは
      ちょっと妄想が浮かんだの、思うがまま文章にしています。
      明日も、続きUPします。
      どこまで書くか、全然判かっていませんので、期待しないでくださいね。

      削除