2013年8月30日金曜日

人体実験の様相を見せる原発避難指示解除地域

原発避難指示解除地域に戻り生活する住民に線量計配布へ 環境省


環境省は、東京電力福島第1原発事故後に避難指示が解除された地域に戻って生活する住民に対して、携帯式の線量計を配布する方針を固め、2014年度予算案に盛り込むことがわかった。
線量計が配布されるのは、「避難指示解除準備区域」の住民およそ3万4,000人のうち、希望する帰還住民全員となっている。
環境省によると、線量計は、1時間単位での線量を測定・記録することができ、一定期間のデータを、パソコンなどで確認することができるという。
環境省では、データをもとに、線量の高かった場所などを特定して、住民たちがどのように過ごせば、被ばく線量を減らすことができるのかなど、助言をしたいとしている


科学者にだまされ、島に戻った人々の悲劇
『核の難民 ビキニ水爆実験「除染」後の現実』 (佐々木英基 著)
http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/635
アメリカの核実験と、太平洋の小さな島に住む人たちについて、調べて書いた本である。もとはNHKのテレビ番組で、著者はそのディレクター。
アメリカは、第二次大戦直後の一九四六年以降太平洋で、計六十七回もの核実験をしているのだそうだ。そのうち最大のものが、五四年三月、マーシャル諸島ビキニ環礁での「水爆ブラボー」である。
この時、ビキニの東百八十キロ(東京駅―静岡駅の距離に相当)のロンゲラップ島に、八十二人の住民がいた。木の実や魚を食べてくらす平和な人たちである。周辺海域には第五福竜丸など千隻ほどの日本漁船もいた。
この「ブラボー」の規模は広島の原子爆弾の一千倍で、開発に携わった研究者の予測をはるかに上回る「想定外の威力」だったとある。
ロンゲラップの島民、および日本の漁民が見た爆発のさまはものすごい。
直径約五キロの煮えたぎる太陽のような火の玉がのぼり、強烈な光と熱を発し、上空で巨大なキノコのようにひろがってあたりが夜のように暗くなり、つづいて天地をゆるがす爆発音、竜巻のような強風、そして雪のような白い粉が降ってきた。これを浴びると体が火に焼かれたように熱くなり、直後から吐き気、頭痛、下痢が始まり、髪の毛がごっそり抜ける者もいた。のちに日本の新聞がこの白い粉を「死の灰」と名づけた。
その後現在まで約六十年間の、ロンゲラップの島民たちと、アメリカの政府・科学者・医師の対応が、この本の主題である。
爆発の翌々日、アメリカ人が島へ来て、島民たちを他の島に移した。大量の放射能を浴びた人体の検査が始まった。ただし島民に放射能のことは言わなかった。海水で体を洗えと言っただけで、治療はなかった。
三年後の一九五七年、アメリカは島民たちを島へ帰らせた。当初島にいて被曝した人と、その時は他の島にいて放射能を浴びなかった島民、合計二百五十人が帰島した。
放射能が残っていることはわかっていた。当時科学者は、帰島させる目的をこう語っている。「住民がロンゲラップ島に帰郷することは、すなわち、高いレベルの放射線を浴びた人間が、ふたたび高い放射線にさらされるということです。これは、遺伝的研究をする上で、まさに理想的な状況です。」
また「放射性物質が土壌から食物連鎖を通じて体内に入るまで追跡することができる。」放射線の臓器への影響や半減期、排出なども調査できる。
そのために、当初の被曝者と、このたび初めて放射能を浴びたり食ったりする者とを、わけて調査した。
これは、核戦争もしくは原子力平和利用によって人が放射能を浴びた場合にどういう影響が出るか、動物実験だけでは十分でないので、世界で放射能レベルが最も高いロンゲラップに人を住まわせて検査することにしたのである。島民には「島はもう安全だ。何も問題はない」と説明した。
島でくらし始めた人々には、デキモノ、下痢、それに植物や動物の異変などさまざまな影響があったが、最も顕著なのが女性の出産である。頭蓋骨のない子や骨がなくて皮膚だけの子が生れる。ブドウのような子やクラゲのような子が生れる。こういう子はすぐに死ぬ。女性の95%が流産を経験した。これは一九五四年に被曝した人も五七年以後に被曝した人も違いはない。
一九七五年、島民は米人医師に不信を表明し、検診を拒否した。八五年全島民が島を離れて他の島に移った。
一九九八年、「ブラボー」から四十四年後にアメリカは、島の一部居住地区の除染を始めた。現在、島民に「島へ帰れば生活は保証する」と言っているが、島民は帰ろうとしない。
この本を読んでわたしは、科学者が命にかかわる嘘を平気で言うことを、最もおそろしく思った。これは、今後もアメリカと同盟してゆくほかない日本人の心得ておいてよいことだろう



 この国の政府が、一番重要視することは責任回避、次に利権(米国指示も入る)です。
 生活するのに、線量計を持っていないと不安な場所は本当に安全なのでしょうか。
 映像では、学校で子供に配っていますが、家庭でPCがあるとは限らないとして線量データを学校で抜き取り、政府関連の研究者にもデーターとして配られるでしょう。
 政府発表+マスコミは嘘をつくと言うことを前提に、今の情報は嘘か本当かをネットを検索して判断しないといけない、たぶん、政府が嘘をつくと言うのは、日本の場合江戸時代から変わっていないのでしょう、今はインターネットにより世界中の情報が手に入る時代、真実は自分で探さないと、太平洋戦争の時のように利権に殺されます。



MMC太陽熱温水器http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   40℃
上の温水器  76℃ 温度差36℃
下の温水器  75℃ 温度差35℃
 しっかり温度上がりました。
 太陽光発電
 発電量14.4KW ピーク2.20KW


経済指標・イベントカレンダー[30日]

07:45 NZ7月住宅建設許可
08:05 英8月GFK消費者信頼感
08:30 日7月完全失業率
08:30 日7月有効求人倍率
08:30 日7月全世帯家計調査
08:30 日7月全国消費者物価指数
08:50 日7月鉱工業生産[速報]
10:30 豪7月民間部門信用
11:00 シンガポール7月マネーサプライ
12:00 NZ7月マネーサプライ
13:00 日7月自動車生産実績
14:00 日7月新設住宅着工戸数
14:00 日7月建設工事受注額
15:00 英8月ネーションワイド住宅価格
15:00 独7月小売売上高指数
15:00 南ア7月民間部門信用
15:00 南ア7月マネーサプライ
16:00 スイス8月KOF先行指数
17:00 伊7月失業率[速報]/4-6月期失業率
17:30 英7月消費者信用残高
17:30 英7月住宅証券融資残高
17:30 英7月マネーサプライ
17:30 英7月住宅ローン承認件数
18:00 香港7月マネーサプライ
18:00 伊8月消費者物価指数[速報]
18:00 ユーロ圏8月消費者信頼感[確報]
18:00 ユーロ圏8月鉱工業信頼感
18:00 ユーロ圏8月業況判断指数
18:00 ユーロ圏8月経済信頼感
18:00 ユーロ圏8月サービス業信頼感
18:00 ユーロ圏7月失業率
18:00 ユーロ圏8月消費者物価指数[速報]
19:00 伊7月生産者物価指数
21:00 南ア7月財政収支
21:00 南ア7月貿易収支
21:30 加6月及び4-6月期GDP
21:30 米7月個人所得/個人支出
21:30 米7月PCEデフレーター
22:00 米8月ミルウォーキーPMI
22:00 ブラード・セントルイス連銀総裁、講演[メンフィス]
22:45 米8月シカゴ購買部協会景気指数
22:55 米8月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]
1日
10:00 中国8月製造業PMI


FX投資
AUD/JPY買い87.298売り87.826

2 件のコメント:

  1. jonyです

    福島はもう回復しそうにないですね。
    アメリカを中心とする連合体が管理するようになるかも。

    僕は日本に帰るのをあきらめました。
    どこかわかりませんが、たまに戻るにしてもベースは海外にします。
    悲しいですね。

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    1. ジョニーさん、お元気ですか
      日本は猛暑で、バンコクより暑い状態、たまりません。

      本当に、日本脱出は現実になって来ました。
      東京から北の本州はダメですね、住めません。
      魚も太平洋産は食べなくなりました、これで東京オリンピック勧誘しているから笑えます。

      娘はカナダ留学中、語学しっかりやれと言っています。
      この国の国民はもう一回地獄を見ないとダメなようです・・・何回見ても、自分で考えない人種なので無理かもです。

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