田代氏不起訴 国民は納得できるか
http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2013080202000157.html
2013年8月2日
陸山会事件に絡む虚偽捜査報告書問題で、東京地検の田代政弘元検事が不起訴と決まった。最高検は「故意を認めるのは困難」というが、全く架空の報告書である。国民は納得できるだろうか。
「結論ありき」の再捜査だったのではなかろうか。市民で構成する検察審査会の「不起訴不当」の議決を受けた最高検の判断は、「記憶が混同した」という東京地検の検事だった田代氏の言い分をうのみにした印象が極めて強い。
「検事から『議員なのにうそをついたら選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた」-。
小沢一郎「生活の党」代表の元秘書だった石川知裕議員(当時)は、捜査報告書の中では、そう語ったことになっている。
だが、全く架空のやりとりだった。石川氏の参考人聴取後に書かれた報告書の大半は、田代氏の“作文”である。石川氏はICレコーダーで隠し録音したため、虚偽の全容が明らかになった。録音の記録などはネット上に流出しており、田代氏の報告書と食い違うのは、誰の目にも明白なのだ。
田代氏は石川氏をその三カ月前にも聴取していた。「田代氏はベテラン検事で、二日前と三カ月前の取り調べの記憶が混同することは考えがたい」とした検察審の意見の方が説得力がある。
最高検は「相応の記憶力がある人物でも、記憶違いをおかす危険性がないとはいえない」と説明する。あまりに苦しい弁明である。陸山会事件で小沢氏に刑事責任を問えるかどうか、切迫した場面だったはずだ。そんな「記憶の混同」で、人生が左右されては、たまったものではない。
今回の不起訴で、この事件は幕引きとなる。仮に市民が強制起訴の道を選択していたら…。明白な虚偽文書に対し、裁判官は「有罪」を出すかもしれない。検察は自ら起訴し、裁判所の判断を仰ぐべきだった。その方が公正で、国民の納得を得られたはずだ。
検察が検察審を誤導して、小沢氏を強制起訴に持ち込んだ疑いさえ出ていた。田代氏が起訴されれば、特捜部長ら検察幹部の関わりもあぶり出される可能性があった。そうした視点に立つと、今回の判断には組織防衛の意図さえうかがえよう。
検察の暴走をどう止めるか。法務大臣の指揮権発動の在り方や参考人の録音・録画も含め、検察捜査を監視するシステムの再検討が必要である。
この内容を批判した、マスコミは東京新聞(中日新聞)だけですね。
また、税務当局の監査が入らなければよいのですが。
三権のうち2つが癒着して、政治に干渉するような国は、民主主義国家と言いませんね、中国や北朝鮮から笑われます。
まあ、民主政治をぶち壊したのは民主党ですが、今の自民も国民の方は向いて居ませんし、政府への不信感は過去になく酷いものとなりました。
実際は、ネットなどの情報が無かった時代、国民は何も知らなかったんでしょうね・・・政府は餓死しないだけましと思っているのでしょうか。
MMC太陽熱温水器http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 30℃
上の温水器 63℃ 温度差33℃
下の温水器 60℃ 温度差30℃
しっかり温度上がりました。
太陽光発電
発電量16.1KW ピーク2.20KW
8月4日(日)
曇り
最高気温(℃)[前日差]35 [ +2 ] 最低気温(℃)[前日差]24 [ +1 ]
降水確率(%) 20 20 20 40
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
経済指標・イベントカレンダー[5日]
09:30 台湾7月消費者物価指数
09:30 台湾7月卸売物価指数
10:00 NZ7月ANZ商品価格指数
10:30 豪6月小売売上高
10:30 豪4-6月期小売売上高
10:45 中国7月HSBC非製造業PMI
11:30 香港7月購買部景気指数
16:45 伊7月非製造業PMI
16:50 仏7月非製造業PMI[確報]
16:55 独7月非製造業PMI[確報]
17:00 ユーロ圏7月非製造業/総合PMI[確報]
17:30 英7月非製造業PMI
17:30 ユーロ圏8月投資家信頼感指数
18:00 ユーロ圏6月小売売上高
23:00 米7月ISM非製造業総合指数
23:00 米7月雇用トレンド指数
24:45 フィッシャー・ダラス連銀総裁、講演[ポートランド]
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