2014年8月29日金曜日

日本の国債の金利が下がっているが国を反映していない

長期金利、0.490%に 13年4月以来の低水準
2014/8/28 2:19
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO76257510Y4A820C1EE8000/
 27日の債券市場で新発10年物国債利回りが0.490%と前日から0.005%低下し、2013年4月8日以来の低水準となった。日銀の大量の国債買い入れで市場に流通する国債が減ったためだ。9月には国債の大量償還を控えていることなどから国内金融機関の売りは細っており、金利低下につながっている。
 日銀が27日に実施した国債買い入れでは高めの金利で応札する証券会社が少なく、市場では「国債の需給が引き締まっていることが確認された」(大手証券)との声が出ていた


 日本は国家予算の半分近くを国債による借り入れに頼っています。
 2014年度一般会計の総額は約95.8兆だが、歳入のうち税収は約50兆円しかありません。
 残りのほとんどは国債発行によって賄われていて、2014年度の新規国債発行額は41兆2500億円になる見込みです。
 これに対して2014年度に発行する国債の総額は181兆5000億円もあり、41.3兆の新規国債に対して、発行する国債の総額が181.5兆と大きな開きがあるのは、過去に発行した国債の借り換え分があるためで、毎年借り換えを行っています。
 普通、こんなに大量の国債を発行したら買い手がいなくて、金利が上がるはずですが下がっています。
 ところが幾ら大量の国債を政府が発行しても、日銀は年間で50兆円も国債を買い上げているものですから、市場に出回る国債の量が減ってしまっています。
 日銀が長期国債を買い上げるのは、法律上ダメなのですが国会の承認を得て買い上げを続けていますが、もし、これで長期金利をコントロールできるのでしたらそれも良しと。
 しかし、長期金利と言うのはその国の経済状況の鏡なのですが、今の日本は日銀によって鏡を曇らせています。
 曇りが取れた時に、その姿はどんな風に映るのでしょうか、ボロボロの日本が映らないことを祈ります。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   20℃
 温水器     40℃ 温度差20℃

 太陽光発電
 発電量6.9W ピーク1.79KW
8月28日(木)
曇後晴
最高気温(℃)[前日差] 27℃[-3]最低気温(℃)[前日差] 23℃[0]
降水確率(%)   40    30    20  10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24


経済指標・イベントカレンダー[29日]
07:45 NZ7月住宅建設許可
08:01 英8月ホームトラック住宅価格
08:05 英8月GFK消費者信頼感
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08:30 日7月有効求人倍率
08:30 日7月全世帯家計調査
08:30 日7月全国消費者物価指数
08:50 日7月商業販売統計
08:50 日7月鉱工業生産[速報]
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11:00 シンガポール7月マネーサプライ
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14:00 日7月新設住宅着工戸数
14:00 日7月建設工事受注額
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15:00 南ア7月マネーサプライ
15:00 南ア7月民間部門信用
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18:00 ユーロ圏7月失業率
18:00 ユーロ圏8月消費者物価指数[速報]
18:00 伊8月消費者物価指数[速報]
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19:00 日8月外国為替平衡操作[為替介入]実施状況
21:00 南ア7月財政収支
21:00 南ア7月貿易収支
21:30 加6月GDP統計及び4-6月期GDP統計
21:30 加7月鉱工業製品価格
21:30 加7月原料価格指数
21:30 米7月個人所得/個人支出
21:30 米7月PCEデフレーター
22:00 米8月ミルウォーキーPMI
22:45 米8月シカゴ購買部協会景気指数
22:55 米8月ミシガン大学消費者信頼感指数[確報]

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