1月15日(木)に、SNBはユーロ/スイスフランで設定していた防衛ラインを撤廃したのが原因で、大幅なスイスフラン高になりました。
FX投資をやっている人で、日本人の場合はCHF(スイスフラン)はメジャーではなく、海外投資家ほど被害は無かったとは思いますが、損した人は多いかもしれません。
FX投資をやっている人で、過去にひどい目にあった事例は「リーマンショック」の超円高ですが、こっれには時間があった。
ドル円の推移が106円台で推移していた米ドル日本円は2ヵ月弱で約16円下落、90円台までになるのに50日くらい掛かかり、最低水準の76円までになるのに約3年の時間がありました。
今回は、ユーロ/スイスフランは防衛ラインとなっていた1.2000フランをあっさり割り込むと、0.82フラン前半まで、約20分でおよそ3800pipsの大暴落。
その後はやや落ち着きを取り戻すと、1.05フラン近辺まで買い戻されました。
この短時間の暴落が凄いです。
この時、FXでのレバレッジが3倍以下ならなんとか持ちこたえれた、安全を見て2.5倍です。
面白いことに、リーマンショックの時も、レバレッジ2.5倍なら助かった覚えです。
円で見てみますと。
スイスフラン/円は115円台から一時、162円台前半までおよそ47円急騰後は、130円近辺まで30円ほど急反落するなど、大きく上下に振れる展開でしたので、。
スイスフランを売りで入っていた場合、やく2倍こえでOUTになります。
チャートの髭に引っかかりますので、怖いですね。
しかし、日本人でCHF/JPYの逆張りってどれだけいるのか?マイナーですので、そんなに多くは居ないとは思います。
安定通貨同士、スワップ金利もほとんど無しかマイナスです。
世界で今回の、スイスフランショックにより、多くのFX会社が侵害をこうむり、倒産するところも出ています。
私の使っているFX会社も260億円の損害のようで、ちょっと気にしておかないといけません。
保全信託スキーム (外国為替証拠金取引の場合)と言うシステムがあります。
2010年2月から、FX業者に対して、顧客(投資家)の資金をすべて信託保全することが義務付けられました。
なので、まずは安全ですが、世界的な金融恐慌の場合、信託された銀行が倒産もありえますので、色々考えておく必要があります。
今回の教訓は
FX10年やってきて、レバレッジは2.5倍としてきましたが、このまま続けましょう。
追記:2015/01/18 夕方
リューカディア:フラン急騰で打撃のFXCMに3億ドル融資
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NIANJH6K50Y501.html
(ブルームバーグ):米投資銀行ジェフリーズ・グループを傘下に持つリューカディア・ナショナルは、米最大の個人向け外為ブローカー、FXCM に3億ドル(約350億円)を融資する。スイス国立銀行(中央銀行)による突然のスイス・フランの対ユーロでの上限撤廃を受けて、FXCMは大きな打撃を受けていた。
両社が16日発表した資料によれば、融資は期間2年で当初のクーポンは10%。これにより、FXCMは「通常業務の継続」が可能になるとしている。
FXCM の株価は16日のニューヨーク市場で取引停止になる前に一時92%下げて98セントを付けた。リューカディアとの合意発表後に株価は持ち直し、午後5時40分(日本時間17日午前7時40分)時点で4.44ドル。
同社は15日、スイス中銀の決定により自己資本規制の順守が脅かされる状況になったと説明していた。
スイス・フランは15日、対ユーロで一時41%上昇し、過去最大の値上がりを記録。ブルームバーグが調査する150以上の通貨全てに対しても15%余り上昇した。スイス中銀の突然の発表後、ドイツ銀行やスイスのUBS、米ゴールドマン・サックス・グループなどのロンドンのディーラーは注文の処理に追われた。
原題:FXCM Gets $300 Million From Leucadia to Withstand Losses (2)(抜粋)
と言うことで、しばらくは良さそうですが・・・サービス低下するか、よく確認していきます。
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 8℃
温水器 32℃ 温度差24℃
太陽光発電
発電量7.6KW ピーク2.19KW
2.5倍ですね!僕は今3.65倍ちょっとリスキー。
返信削除今年は荒れそうなのでレバレッジ上がらないよう注意しないと(^^ゞ
H.Iwataさん、こんにちは
削除お仕事大変そうですね。
レバレッジ2.5倍は最悪状態でと言うイメージです。
ピークでは3倍くらいまで買いたいですけど、リーマンショックを経験した身としてはなかなか勇気が要りますね。
なるべく、長期に安定した収入を確保したいものですね。