2023年2月19日日曜日

H3ロケット1号機発射で「中止」と「失敗」記者の発言は後に引けなかったから?


 ネットで結構話題になっています、共同記者の“指摘”なんですが、これ会社から言質を取ってこいと言われたのではと思う。

 共同通信社の17日第一報のニュースでは、表題に「失敗」と書いています。

 他のマスコミは「打ち上がらず」とか「中止」と書かれていたのですが、共同通信社の出したニュースだけ「失敗」なので後に引けなかった?のかと。


共同通信社の記事

H3ロケット1号機発射「失敗」 固体ブースター着火せず
https://nordot.app/999130035891781632
 宇宙航空研究開発機構(JAXA)と三菱重工業は17日、日本の新型主力機H3ロケット1号機を種子島宇宙センター(鹿児島県)から発射を試みたが飛び立てず、搭載する地球観測衛星を打ち上げられなかった。JAXAによると主エンジンは着火したが、補助の固体ロケットブースターに着火しなかった。17日午後、記者会見を行い事情を説明する。
 政府関係者は1号機について「1、2週間後に再度打ち上げる方向で調整している」と明らかにした。現地のJAXA広報担当者は「発射する前に中止した可能性もあり、失敗かどうか判断できない」としている。
 的川泰宣JAXA名誉教授は「主エンジン側の不具合で(着火の)命令がいかなかったか、命令はいったが固体ロケットブースターに火が付かなかったのか。両方が考えられる」と指摘。主エンジン側の問題だと解明に時間がかかる可能性があるとの見方を示した。
 災害状況の把握などに用いる地球観測衛星だいち3号を搭載していた。新型ロケットの失敗は、日本の宇宙戦略に打撃となる。


 記者への批判記事

「それは一般的に失敗といいます」JAXA打ち上げ中止会見での共同記者の“指摘”に批判続出
2/18(土) 6:01配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/c00cd83505293a15bf875e8a24ae38399aa38b67
一部引用:
「失敗とは言い難い」と断言した岡田氏だが、記者は「確認ですが、つまりシステムで対応できる範囲の異常だったけれども、考えていなかった異常が起きて打ち上げが止まった。こういうことですね」と再度確認をする。
これに対して岡田氏は「ある種の異常を検知したら止まるようなシステムの中で、安全、健全に止まっているのが今の状況です」と返答してやり取りは終了するかと思いきや、最後に記者はこう言う。
「わかりました、それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」
やり取りの中で“失敗”という言葉にこだわり、失敗ではないと否定したJAXAに対して、「それは失敗といいます」と締めくくった記者。この“指摘”にネット上では、批判が殺到した。
《JAXA会見、共同の記者の質問聞いてるけど何なん腹立つ》
《JAXAの担当者の方が丁寧に説明してるのに「失敗」ありきで人の話も聞かず最後に言い捨ててく共同の記者マジで酷いな》
《共同の人の質問、ひどいね。「一般にそれは失敗という」って、「一般」を自分で勝手に定義するなよ》
:引用ここまで


 打ち上げができなかったのは残念ですが、私もフェールセーフで止まったのは、「中止」で衛星や機材などの損失がなかったので「失敗」とは言えないと思います。

 実際にどちらの言い方でも良いことなんでしょうが、共同通信社もJAXAも「面子」があるのか、世界で衛星ビジネスをやっていくためにH2ロケットから大幅にコストダウンしたプロジェクト、日本は大きなペイロードを持っているが技術的に難しい水素燃料ロケットで頑張っています。

 固体燃料ロケットは推進力が劣るので小型の衛星向き。

 しかし、H3ロケットのようなICBMクラスのロケットは世界のどこでも射程に入るのですから、燃料注入に時間がかかる水素・酸素ロケットなら日本でも開発を許されいているではないかと。



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 入水温度    10℃

 温水器        19℃ 温度差9℃


 太陽光発電

 発電量 7.5KW ピーク2.36KW


2月18日(土)

曇時々雨

最高気温(℃)[前日差]  12℃[0]最低気温(℃)[前日差]  3℃[+5]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水   10%   20% 50%   80%


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