世間はお休みなので、経済ニュースは大したことは無さそうです。先日のロイター通信http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-37825720090501
[ニューヨーク 1日 ロイター] 米供給管理協会(ISM)が1日発表した4月の製造業部門指数は40.1と、前月の36.3から悪化ペースが鈍化した。
景気を見極めるうえでの分岐点となる50を依然下回っているものの、製造業および経済全般の一部安定化を示す格好となった。
ロイターがまとめたエコノミスト予想の中央値は38.0。
同指数は15カ月連続で50を割り込んでいるが、4カ月連続で改善している。
ハイフリークエンシー・エコノミクスの主席米経済エコノミストのイアン・シェパードソン氏は、指数が今夏までに44に改善した場合、広範な経済の収縮が停止したことを意味する可能性があると指摘。
顧客向けノートで「44(という数字)は安定した国内総生産(GDP)と一致する」と述べた。
項目別では、新規受注は前月の41.2から47.2に改善し、2008年8月以来の水準となった。
雇用は前月の28.1から34.4に改善。08年9月以来の水準となった。悪化ベースが鈍化・・・・まだまだ先は長そうです。為替はドル円で99円前半、AUD円は72円50銭ほどで、ポジションはこの円安でほとんど売り切ってしまいました。中日新聞から戦後最悪の16・2%減予測 1-3月GDP、民間平均(中日新聞)2009年5月1日
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2009050101000793.html
主な民間シンクタンク8社が1日発表した1-3月期の国内総生産(GDP)成長率予測によると、物価変動を除いた実質GDPは平均で前期比4・3%減、年率換算で16・2%減となった。
8社とも第1次石油危機の影響を受けた1974年1-3月期(年率13・1%減)を超え、戦後最悪のマイナス幅を記録すると予測している。 内閣府は20日に1-3月期のGDPを発表する。
世界的な不況で「輸出が歴史的なペースで減少」(野村証券金融経済研究所)。自動車や電機の減産や設備投資の抑制がGDPを押し下げたほか、賃下げや失業率の増加で個人消費も低迷したと分析した。 一方、4-6月期は前期比でプラスとなるか、マイナス幅が縮小すると予測する見方も出てきた。「在庫調整の進展で輸出が下げ止まり、政府の経済対策で個人消費がやや持ち直す」(みずほ総合研究所)ためだ。
3月の鉱工業生産指数速報は6カ月ぶりにプラスに転じており、第一生命経済研究所は「景気回復の強さはともかく、1-3月期が景気の底になる可能性がある」と指摘している。
政府発表より、はるかに悪い数字が出ています。
自動車や電気製品の在庫は調整されたようですが、売れ行きが前のようには回復しないので企業業績自体はリストラなどで固定費を削減した分しか回復せず、まだまだ長い景気低迷の時期は続きそうです。個人的なことですが、今日、自動車税の請求書が来ました、定額給付金がそのまま帰っていきます(笑)。定額給付金は税金を払っている人から税金を払っていない人へのばらまきなので、考えさせられます。
近い将来、増税という形で、国民へ付けが回ってきます。
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