2011年3月28日月曜日

無駄飯食らい(電気食い)の『もんじゅ』は運転も廃炉も出来ない模様

 高速炉『もんじゅ』に出た“生殺し”死亡宣告
福井県にある高速増殖原型炉『もんじゅ』で原子炉内に落下してしまった炉内中継装置(直径46cm、長さ12m、重さ3.3トン)を引き抜く作業が13日、失敗に終わりました。
 毎日新聞が「『もんじゅ』:誤落下、中継装置抜けず 運転休止長期化も」と伝えましたが、技術的常識に従えば本格運転も廃炉措置もできない袋小路に追い込まれたと言えます。“生殺し”死亡宣告です。

誤落下、中継装置抜けず 運転休止長期化も」 20101014日 毎日新聞(毎日.jp
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 炉心周辺の破損状態を知るためには、ナトリウムを排出しなければならない。そうなると核燃料を一端抜き出さないといけません。
 その前には中継装置を引き抜かなければならない。
 ところが、この装置が壊れて原子炉内に落下しているので、どちらも不可能のようです。
 こうなると、『もんじゅ』は生命維持装置を取り付けた仮死状態。
 生命装置(ナトリウム循環)の維持のために15000万円、年間200億円も電気を無駄に消費しているそうです。
 節電を呼びかけても、こんな無駄やっています・・・・
 プラス人件費(もんじゅ職員の費用=何十億円)が税金から支出される。(お金で済むなら安いか?)
 この生命装置をはずさせ、安楽死させる必要があるが、中にある核燃料を抜くことができないので、今後災害とかで電気が止まるか、特殊なロボットで液体金属のナトリュウム内で活動修理できる技術が開発されるまで、電気を食い続けることになる。
 災害や日本の経済力が無くなり、この『もんじゅ』の生命維持装置が意図せず外された場合、冷却機能が失われ、福島第一原発と同じメルトダウンが起こり、原子炉が破損する・・・・もんじゅで使っているプルトニュウムは福島第一と比べ、濃縮率が大きい、考えるだけでも恐ろしい。
 ナトリュウムは空気に触れて爆発的に燃えますので、水蒸気爆発なんて生易しい物ではなく、大爆発を起こします。
 そして、臨界になった場合・・・・
 マスコミでは報道されないが、ナトリウムを使う高速炉は、『もんじゅ』以外に、茨城県の『常陽』があります。
 この原子炉でも、やはり無理な操作をして装置を引っ掻け、炉内構造物を壊してしまったようで、これも仮死状態でナトリウム循環の生命装置で維持している。
 いずれにしても、この2つの原子炉は、地震災害などで維持できる電力を失うと巨大事故を起こす可能性が大きい。
 この時限核爆弾が日本国内あることを国民は知るべきです。

太陽光発電
発電量18.0KW ピーク2.82KW
328()
 晴れ 
 最高気温(℃)[前日差]13 [ +1 ] 最低気温(℃)[前日差]1 [ +1 ]
降水確率(%) 0  0   0   0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
 運転以来の最高値です。まだ上がると思いますが、パネルの温度が高くなると効率が落ちるので、いつが一番発電できるか、興味津々です。予測では5月かなと。
 夏は効率が落ちて、あまり発電できないらしいので、パネルをどう冷却するか、スプリンクラーで水を撒く?とか、考えてみたいと思います。
 追加のパネルは、電圧計付けているので、次はパネルの表面温度計を付けようと画策中です。

28
米個人所得・支出(2月)
ロックハート・アトランタ連銀総裁 講演
29
日本失業率・有効求人倍率(2月)
gfk消費者信頼感指数(4月)
GDP確報値(第4四半期)
S&Pケース・シラー住宅価格指数(1月)
ブラード・セントルイス地区連銀総裁 講演
30
日本鉱工業生産(2月)
ADP雇用者数(3月)
ブラード・セントルイス地区連銀総裁 講演
31
独失業率(3月)
ユーロ圏消費者物価指数(3月)
米週間新規失業保険申請件数
米シカゴ地区購買部協会景気指数(3月)
ガイトナー米財務長官が中国訪問
41
日本日銀短観(3月)
中国PMI製造業景況感指数(3月)
米雇用統計(3月)
ISM製造業景気指数(3月)

2 件のコメント:

  1. 文殊以外にもこんなモンがあったとは・・。なぜ、液体ナトリウムなのか、はわからんのですが、ナトリウムなんちゅー危ない物を使わないと冷却できない時点で、システムとしては破綻してますよね。

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  2. 匿名さん、書き込みありがとうございます。

     ウラン238に多くの中性子を当てるため使っているようです。
     核分裂の火種であるスピードの速い中性子が増殖に大きな役割を果たしますが、ナトリウムは水と違って中性子のスピードが遅くならないという特性があるからです。
     さらに、ナトリウムは1気圧で 880度まで沸騰しないので、原子炉やパイプに特別高い圧力をかけずに、原子炉の熱を取り出す温度を約 530度と高くすることができ効率が良い。
     このようにナトリウムは「熱の運び手」として極めて優れているが、反面、空気や水に触れると反応して燃え出すという性質があるので、ナトリウムは空気や水と直接接触しないよう、アルゴンガスを注入して、空気に触れないようにしています。

     しかし、これいつかは止めないといけないと思いますが、その時に払う付けはものすごいことになりそうです。

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