中小企業の倒産を先送りする、「中小企業金融円滑化法」を覚えていますか?
金融相だった国民新党の亀井静香代表が、ぶち上げ成立させた、銀行に猶予の義務化を目指し、金融庁の指示で義務のような“モラトリアム法”言うやつです。
「経営難の中小企業に対する最長3年間の借入金返済猶予制度」公約とし、結構無理強いして作られた法案で亀井静香氏の成果です。
この法案は21年12月から23年3月までの時限立法として「中小企業金融円滑化法」は成立しています。
内容は、融資先から申請を受けた金融機関は「できる限り応じるよう努めなければならない」という努力義務なのだが、「金融庁の“ご指導”もあり、実態は義務化と変わらない」というの関係筋。
実際は、潰れそうな中小企業が景気が回復して、継続可能になるまでのカンフル剤だったのですが、いまだに景気は回復せず。
日銀や政府筋は、景気回復しているとのたまわっていますが・・・
今回の、予算審議で、この法律が延長することになったが、今の管政権では通るのは無理そう。
それに、銀行にはこの法律のおかげで、不良債権が山のようになっている。中小の倒産が連発しだしたら、恐ろしいことになる。
この法律により、昨年9月末までの累計申請件数は約118万件、うち88%の28兆6216億円分の融資について猶予などに応じたとのことである。
そのおかげで、企業倒産件数は、東京商工リサーチによると、昨年12月まで17カ月連続で前年水準を下回り、平成22年の年間件数は前年比13.9%減の1万3321件と大幅に減少しました。
本来、返済が滞ったり、金利の減免に応じると、不良債権に分類しなければならないが、、同法に基づき、金融庁の特例措置で返済条件を変更した場合は、正常債権として扱う事となっている。つまりスティルス不良債権を金融機関はかかえているわけです。
日銀は、この特例措置により、「平成22年3月期末の不良債権比率は大手銀行で0.6ポイント、地方銀行は1.6ポイント押し下げられた」と試算しています。
このスティルス不良債権は、「数兆円規模に上る」(金融筋)との指摘もあるようです。
「中小企業金融円滑化法」は今、銀行に多大なスティルス不良債権をため込んでいます。
そして、この国会予算審議でこの法案の延長が見送られると、この数兆円規模の不良債権がいきなり出てくる。
銀行はこの法案の圧力が高まっており、見送りでもなれば一斉に回収に走るはずで、そうなると返済を猶予されていた中小企業が一気に倒産する。
そして、回収不能債権が明るみになり、国際金融業務への参加資本比率を割り込むような事態が、また発生します。
このまま何もしないと、また銀行再編とか大問題に発展します。
世界はこの状況をどう見るのか?また国債のランク下げなどにつながったら、情報に疎い今の内閣はまたぼけをかましそうです。
この先にある物は、国債の利率上昇と、投げ売りか?
さて、この時限爆弾を導火線の火を消さないと、大爆発の可能性があります。
太陽光発電
発電量10.7KW ピーク2.85KW
3月11日(金)
曇後晴
最高気温(℃)[前日差]8 [ +2 ] 最低気温(℃)[前日差]1 [ -3 ]
降水確率(%)30 20 20 20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
FX投資
AUD/JPY買い82.850売り82.916
AUD/JPY買い82.800売り82.958
AUD/JPY買い82.190売り82.554
AUD/JPY買い82.182売り82.285
AUD/JPY買い82.250売り82.298
AUD/JPY買い82.198売り82.370AUD/JPY買い82.850売り82.916
AUD/JPY買い83.150売り83.213
AUD/JPY買い83.220売り83.294
日本の東北地震で、世界の投資家はリスク回避方向へ動き、大きく円高です。
日本で地震が起こって円高って(笑)、投資を引き揚げると言うことは、海外の投資家にとって、その資金を円で調達しています。
なので、円を買って借金を返したんですね・・・
ここは、反対の買で入っていますので、投資額増やしています。
朝見たら、AUDはほとんど戻していました。US$は下がったまま、81.88円・・・
朝見たら、AUDはほとんど戻していました。US$は下がったまま、81.88円・・・
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