2011年11月15日火曜日

TPPアメリカの本音とTPPってなに?

 アメリカのニュースを検索してみると、TPPの話はとんと引っかからない?
 アメリカ国内では、TPPについては全然話題になっていないようです。
 意外だったのは、アメリカの自動車産業から、日本のTPP参加を阻止しろなんて言うニュースがあって、本音は何なのか考えてみました。
 アメリカのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議のニュースを探すと。
 オバマ大統領が中国にもっとしかっりと交渉するように圧力をかける国内世論がある。
 中国の不公正な貿易慣行について、オバマ大統領は、胡錦濤国家主席と一対一で面談し、会合の始めに、両首脳は、米中両国の緊張問題を外交的に取り扱った。
 アメリカの国民とアメリカの経済界は、中国の経済政策と、米中の経済関係の進展に益々欲求不満が溜っていることを、オバマ大統領は言及した。
 どうも、アメリカ人の関心の対象は、中国のようです。
 米の真意ですが、単に農産品を日本に輸出したいと言う事もあるかも知れませんし、金融の郵貯のカネが狙いだとも言われますが、一番の狙いは中国への牽制なのではないかと思われるのです。 日本のTPP参加を求める理由は、中国の元切り上げ要求により、アメリカの雇用対策が本音なのではないでしょうか。
 日本国内の議論を待たずに、さっさと国際舞台で交渉に参加することを公言してきた野田総理ですが、増税も先に国際舞台で約束してきております。
 TPPについて、メリットとデメリットをニュースが色々なこと言っていますが、立場が変われば言うことが違う。
経済産業省
 経済産業省が試算した「TPP不参加による基幹産業の損失」では、「GDP換算10.5兆円、雇用81.2万人が減少する」とされている。また内閣府は、これまで「TPPに参加した場合、実質GDPが2.4兆円~3.2兆円増加する」としていたが、1025日には、「2.7兆円増加」という数値を改めて発表。これらは、TPP参加による経済的なメリットが大きいことを示す結果となっている。
農林水産省
 農林水産省が出した試算は、全く異なっている。農産物19品目を対象にした試算では、「41000億円ほど生産額が減少し、食料自給率も40%から14%に減少。さらに、GDPは79000億円ほど減り、340万人もの就業機会が減少する」という。

 こんな数字見ても、よけい混乱します。
 どこが不利かと言えば、当然安い農産物が入ってくる事というのが一番に思い当たるところですが、そもそも多くの農家は跡継ぎがいない状況でありますし、人口も減り続けているのですから、これはもう衰退産業の保護でしかない。
 それを守る必要はないわけで、これを不利の代表にする方がおかしい。
 個人的には、農協は日本の農業は壊滅すると言っていますが、まともなも農産物は高くても売れ続けますし、きちんとした仕事をしている農家が全滅すると言う事は絶対にないでしょう。
 農家を過剰に保護し続けていけば、それこそ競争力のないただ不満だけを言う集団の既得権益を守るだけとなります。

 うがった見方をするなら、TPPによって日本やアジアの諸国を守ると言う大義名分を作るため?
 南シナ海では中国が軍隊を進めていますし、TPPによってアジアと米が繋がれば、米は大手を振って貿易圏を守ると言って出動する理由が出来ます。結局は「冷戦する敵」が欲しいのではないでしょうか。
 軍事費削減は出来ない米国ですので。

「どうせTPPに参加するのならば日本は国益を守るために行動せよ!」

太陽光発電
発電量8.4KW ピーク1.49KW
1114()
晴時々曇 
最高気温(℃)[前日差]18 [ -4 ] 最低気温(℃)[前日差]11 [ -3 ]
降水確率(%)10   10   10     10
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

経済指標・イベントカレンダー[15]
09:30 豪中銀、議事録公表[11]
09:30 豪10月新車販売台数
11:00 NZ10月非居住者国債保有率
13:00 日10月マンション市場動向調査
13:30 長谷川経済同友会代表幹事、定例記者会見
14:00 日銀政策委員会・金融政策決定会合[16日まで]
15:30 仏7-9月期GDP[速報]
16:00 独7-9月期GDP[速報]
16:45 仏7-9月期非農業部門雇用者[速報]
18:00 伊9月貿易収支
18:30 英10月消費者物価指数
18:30 英10月小売物価指数
19:00 ユーロ圏7-9月期GDP[速報]
19:00 ユーロ圏11月ZEW景況感指数
19:00 独11ZEW景況感指数
19:00 ユーロ圏9月貿易収支
21:45 米ICSC週間小売売上高
22:00 エバンス・シカゴ連銀総裁、講演[NY]
22:30 加9月製造業出荷
22:30 米10月生産者物価指数
22:30 米10月小売売上高
22:30 米11月ニューヨーク連銀製造業景況指数
22:30 ブラード・セントルイス連銀総裁、講演[セントルイス]
22:55 米レッドブック週間小売売上高
24:00 米9月企業在庫
24:05 ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁、講演[アリゾナ州]
25:00 エバンス・シカゴ連銀総裁、CNBCインタビュー
26:30 フィッシャー・ダラス連銀総裁、講演[NY]
FX投資
AUD/JPY 買い79.450売り79.896
窓開け一番で上がるのは久しぶりです。
その後、円高へ・・・・

0 件のコメント:

コメントを投稿