http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121030/t10013117291000.html
10月30日 15時4分
日銀は、３０日に開いた金融政策決定会合で、景気が弱含みになっているとして、２か月連続で、金融市場に大量の資金を供給する基金の規模を増やす、追加の金融緩和に踏み切りました。
また、政府と日銀が連名で異例の共同文書を作り、デフレからの早期脱却を目指し最大限努力するとして、協調していく姿勢を強く打ち出しました
以下続く・・・
日銀が資産買入基金を11兆円増額へ－失望感で円高・株安.
http://jp.wsj.com/Japan/Economy/node_538724
2012年 10月 30日 15:36 JST
日銀は30日開催した金融政策決定会合で、国内の景気と物価の先行き不透明感が強まるなか、デフレ脱却を目指すため追加金融緩和を行うことを決めた。1 日だけ開催の同会合で日銀は、主たる金融緩和手段である国債などの資産を買い入れるための基金の規模を現行の80兆円から91兆円に11兆円増額することを全会一致で決定。
金融緩和は9月に続き2カ月連続。日銀が2カ月連続で金融緩和を実施するのは2003年5月以来。
日銀はまた、銀行による融資を促進するための新たな貸出制度を導入することを明らかにした。この制度は現行0.1％である無担保コール翌日物金利と同じ利率で銀行への融資を行い、資金供給の総額は上限を設定せず、無制限とする。
日銀は声明で「わが国経済にとってデフレから脱却し、物価安定のもとで持続的成長経路に復帰することが極めて重要な課題である」と指摘した。
日銀は、無担保コール翌日物金利の誘導目標を現状の0～0.1％に据え置く方針も決めた。
日銀には政府から追加金融緩和を求める圧力が強まっていたほか、市場でも輸出や景気の低迷懸念から日銀が資金供給を増やすとの期待もあった。
ダウ・ジョーンズ経済通信が行った調査ではエコノミスト10人全員が資産買入基金の増額を予想していた。日銀が達成するとしてきた「1％の物価上昇」のメドが2年以上先になると結論したことを受け、市場では買い入れ基金の規模増額が予想されていた。
為替市場ではすでに同基金の10兆円拡大が織り込まれ、26日にはドル・円相場は6月25日以来の高値80.38円に上昇していた。
しかし、この日の追加金融緩和策発表を受け、より大胆な施策を期待していた金融市場では失望感が出た。日銀の金融緩和は理論的には円を押し下げるが、この報道で円は上昇した。このためドル・円相場は決定会合の政策発表前の79.92円から79.35円に下落した。日経平均株価も1％安の8841円98銭で引けた。
金融市場に大量の資金を供給する基金を１１兆円増やして９１兆円に拡大するそうな。
使い道では・・・
・長期国債と短期国債をそれぞれ５兆円ずつ増やす。
・証券取引所で売買されている上場投資信託＝ＥＴＦを５０００億円、社債を３０００億円、それぞれ増やす。
・金融機関が貸し出しを増やした分は日銀が無制限に資金供給をする枠組みも設け、金融機関に積極的な貸し出しを促すことにしました。
結局、サプライズ的な内容はなしで、いつもの金融緩和です。
市場は、正直に期待はずれ！と、円高へ。
この時のFXチャートです。
上がAUD/JPY
下がUSD/JPY
日銀の発表は、市場から見れば、なーんだ子供だましかというメッセージとなって円高へ。日銀も政府の点数稼ぎのパフォーマンスに付き合う気がないので、金融緩和やってるよポーズのみ。
市場が警戒しているのは、大規模な円売りで、円に欧州などから逃避している投資資金が目減りすることなので、少し前の1年先１％の消費者物価上昇の発表を受け、少し円安（円売り）していましたが、なんだーと、円買い戻しですね。
官僚たちは、日本の景気を本気で回復させるなんて、恐ろしいことはやりません。
景気が良くなれば、長期金利上がりますので、その先起こることが心配です。
デフレは給料の変わらない官僚とっては居心地が良いでよね、デフレで収入が減る庶民と違い生活水準上げられます。
太陽熱温水器
27℃
太陽光発電
発電量7.5KW ピーク1.94KW
10月30日(火)
曇後晴
最高気温（℃）[前日差]19 [ +2 ] 最低気温（℃）[前日差]10 [ -2 ]
降水確率（％）20 30 20 20
時間帯（時） 0-6 6-12 12-18 18-24
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09:01 英10月ＧＦＫ消費者信頼感
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09:30 豪9月住宅建設許可件数
09:30 豪9月民間部門信用
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21:30 米7-9月期雇用コスト指数
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22:00 ノルウェー中銀、政策金利発表
22:45 米10月シカゴ購買部協会景気指数
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FX投資
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