電気自動車の普及で、足かせになっているのが急速充電器のインフラがなかなか増えないことです。
電気自動車が増えれば、充電設備も今のガソリンスタンド位普及すると思っている方もいるかもしれませんが、そんなに甘くはありません。
将来電気自動車が増えれば、商用として成り立つか?と言う点で見ると望み薄なのです。
設備導入やランニングコストが、商売として成り立たないからです。
急速充電器を設置する場合いくらかかるかを調べて見ますと、急速充電器本体自体は高くないのですが、色々設備費もかかります。
ガソリンスタンでも、給油機以外に地下タンクとかお金かかりますが、急速充電器の場合、ランニングコストが問題になります。
日産製急速充電器 設置検討者向け 工事ガイド - 電気自動車
http://ev.nissan.co.jp/CHARGE/GUIDE/PDF/charge_pdf_01.pdf
ここから、一部引用:
50KW以上の余裕のある受電設備を持っている施設なら100万程度ですが、普通はあり得ないので最低でも200万以上、最初から受電設備を作るとなるとプラス数百万と言う金が必要です。
固定費として必要な金額ですが年間こんなもの。
電気契約の基本料金など70万円くらい。
保守契約が6万~12万くらい。
さて、電気代が家庭の値段より少し安めで、1KW/hあたり13円ですので、充電一回あたりのコストを260円ぐらいとして考えます。
この設備をペイして、固定費分を浮かせる為に、1回のチャージ料金はいくらにしないとダメなのか。
充電には30分必要ですので、充電前後時間がかかるとして40分は必要、一日24時間営業で単純に36回充電できますが、普通は充電時間帯や曜日も関係するので、常識的にその1/3くらいの12回で計算、これでも多いくらいの回数ですよね。
年間365日×12=4,380(回)
固定費80万円とすると1回あたり183円余分に貰わないといけません。
これで、最低電気代と足して443円が必要です。
これに、設備費の償却、管理人件費を考えると儲け無しでも600円くらいは必要。
売り上げ単価が低いので、上乗せが多くないと儲けが出ませんから、200円ほど上乗せすると、年間966,000円ほど儲けが出ます。
儲かるじゃないか!って、この値段で街角の電気スタンドとして設置して、どれくらい充電に来るのかを考えると、たぶん誰も来ません。
日産のゼロエミッションサポートプログラムは月3,000円で充電し放題です・・・・
電気スタンドで商売しても、絶対赤字ですので、だれも作りません。
メーカーや商業施設(大店舗)は赤字でもしょうがないと思ってやっていますし、お役所や高速道路は税金で埋めるのでやっているだけです。
MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/
入水温度 15℃
温水器 42℃ 温度差27℃
太陽光発電
発電量15.1KW ピーク2.81KW
12月2日(金)
晴れ
最高気温(℃)[前日差] 15℃[0] 最低気温(℃)[前日差] 10℃[+1]
降水確率(%) 0 0 0 0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
0 件のコメント:
コメントを投稿