2010年10月20日水曜日

定年後の“新しい”経済常識ってこんなのかな

 投資は挫折禁止と言うことで・・・
http://www.genrei-koubou.com/
東急ハンズで売られている、挫折禁止の看板元
http://www.genrei-koubou.com/doujin/setsumei-hyoushiki.html
看板の通販

 私は、今のところ投資で食っているが、普通の人(なにが普通かは判りにくい)は、定年後どのように生計を立てるのかを、定年前から考える機会が少ないのではないかと思います。前の職場でも、周りの人を見るにつけ、投資で海外へ目を向けている人は少なかったです。
 このところ、新聞などの広告で定年後の経済生活についてのセミナーが目につきます。
 大手銀行主催が多いのは人口、経済力共にボリュームゾーンである団塊世代が大量退職するからでしょう。
 
 定年後の最大の問題?は、追加的な収入を得るのが難しくなることです。したがって、家計に十分な柔軟性を確保することが必要です。
 私が投資で気にしているのは、安全性はもちろんですが”手数料”と言う物を一番気にします。
 定年退職者が注意すべき相手としては、銀行、生命保険、不動産で、まず、退職金が振り込まれた銀行で資産の運用を「しない!」ことが重要です。
 退職金の運用を銀行員に相談してはいけない。退職金で本格的な運用デビューをする人は特に気をつけなければなりません。
 普通、銀行は、定年退職者のお金の”大部分”を預かっており、口座の入出金も知っているのだから、銀行のセールスとしては、あまりにうまい。
 はっきり言うと銀行が取り扱う運用商品にろくなものがないと言えます。
 ノーロード(販売手数料ゼロ)で信託報酬の安い(国内株なら0.5%以下)インデックス・ファンドでも置いているとまだましだが、手数料も信託報酬も高いファンドがばかりが多い。
 「年金の上乗せにいかがでしょう」などと甘言を弄して毎月分配型の商品(手数料が高く、税金面でも損だ)を言葉巧みに薦めてくることが多く、油断がならない。近寄らないのが最善の策です。
 生命保険にも要注意で、セールスは顧客の不安心理につけ込み、医療保険を売ろうとします。
 高齢者の最大の関心事は病気のときにどう対応するかで、保険に入ると病気になりにくくなるわけではないのだが、なった時の安心感を利用してきます。
 健康保険では、限度を超す高額療養費は後から還付される。入院費程度なら、保険料を自分で積み立てるので十分だし、そのほうが割が良いです。
 持病持ちか遺伝で“将来の不健康”によほどの自信があるなら別だが、たいていは損に終わる場合が多いようです。
 生命保険や入院保険は、日本に住んでいる場合”県民共済”などの掛け捨てが一番お得だと思っています。
 次に不動産で攻めてくる。
 持ち家がある家族はいいが、そうでない場合、妻が夫に不動産購入を迫ることが多い。妻いわく、将来住むところがないと不安だ。
 また妻はこうも言ってきそう、「友だちはみんな家を持っているわ」。一般に妻は夫よりも長生きだから、夫が元気なうちに、家を買わせておきたい。
 不動産を購入すると、生活と資産の両方を固定してしまうことになります、まして、借金で買うと大きな負債を抱えることになる、不動産は自分で住む場合はお金食う負債なのです。
 また、安いからと田舎に住むのもいかがなものかで、クルマの運転が危なくなる高齢期に、田舎の持ち家住まいだと、外出が億劫になって家にこもりがちになるし、いざというときの病院も遠い。金融資産のかたちで資産を持つほうが身軽に生活を変えられるとは思います。
 街中の好立地に不動産を持っているなら、有効利用を考えたい。子供がいて独立しているのら逆に、二世帯住宅を造ると、親は息子・娘の役に立てるかもしれない。子どもの世代では、妻も働くことが多い。子どもを保育園に預けて女性が働く場合、「お迎え」ができる身内の存在は貴重です。出産・育児でいったん離職すると、元の条件では復職できない場合が多い。これを避けられるのは大きい。
 世知辛い世の中、定年後の暮らしには警戒心と工夫が必要だと思います。 
 勝手に、思うがまま書いてみました・・・

1020
14:00   8  日本  景気一致指数
14:00   8  日本  景気先行指数
15:00   9  ドイツ  生産者物価指数(PPI)(前年比)
15:00   9  ドイツ  生産者物価指数(PPI)(前月比)
17:30   9  英国  公共部門ネット負債
20:00   10/9 - 10/15  米国  MBA住宅ローン申請指数 
21:30   8  カナダ  卸売売上高(前月比) 
FX投資
AUD/JPY買い79.998売り80.022
AUD/JPY買い80.227売り80.268
AUD/JPY買い80.246売り80.291
AUD/JPY買い80.246売り80.279
AUD/JPY買い80.270売り80.312
とってもチキンです・・・

2 件のコメント:

  1. 勝手に、ちょっと思うがまますぎるような・・・・

    今まで投資の経験がほとんどなく定年になった人にとって

    >はっきり言うと銀行が取り扱う運用商品にろくなものがないと言えます。
     ノーロード(販売手数料ゼロ)で信託報酬の安い(国内株なら0.5%以下)インデックス・ファンドでも置いているとまだましだが、手数料も信託報酬も高いファンドがばかりが多い。

    は、投資経験がない人にとって???と思います。


    > 「年金の上乗せにいかがでしょう」などと甘言を弄して毎月分配型の商品(手数料が高く、税金面でも損だ)を言葉巧みに薦めてくることが多く、油断がならない。近寄らないのが最善の策です。

    と言われても、資産の運用ができない人は、毎月分配型を選択を選択するでしょうね。

    1番最後の

    >世知辛い世の中、定年後の暮らしには警戒心と工夫が必要だと思います。
     勝手に、思うがまま書いてみました・・・

    そのとうりですが、投資経験の無い人には「勝手に、思うがまま」でしょうね。

    と私も思うがままに突っ込みを入れてみました。

    タイトルの
    「定年後の“新しい”経済常識ってこんなのかな」
    と挫折禁止の写真の下にひっそりと

    「投資は挫折禁止と言うことで・・・」

    を見過ごすと最後の1文につながりません。
    私は、ここを見落として読みました。
    最後まで読んでちょっと違和感を感じたので何回も読み直しました。
    これを見つけてスッキリしました。

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  2. TXIさん、こんにちは
    海外投資は私も最初HSBCファンドからでした。
    色々見てみると、手数料が高いことに気が付き、直接投資やETFへ投資するようになっています。
    次に、FXを知って、いかに銀行の手数料が高いか、これからの投資は手数料を気にしないと利益が出ない気がします。
    挫折禁止は何度も失敗しないと、投資のノウハウは身につかないと思って付けました(笑)。

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