2016年10月3日月曜日

川内原発を再稼働した九州電力、深夜電力料金値下げで新電力に対抗?

「月1万件ペースで顧客流出、九電危機感 電力全面自由化半年」 (産経WEST 2016/9/29)
http://www.sankei.com/west/news/160929/wst1609290091-n1.html
 電力小売りの全面自由化が始まって10月で半年。九州でも一般家庭が九州電力以外から電気を買うことが可能になり、新電力への移行は全体の1%程度にとどまるものの、月に1万件超のペースで増えている。顧客流出に危機感を抱く九電は「オール電化」の営業活動を強化。新電力も割安料金以外に生活関連の付帯サービスを提供するなど競争が激しくなっている。
 電力広域的運営推進機関によると、九電から新電力への契約切り替えは8月末で約8万1千件。九電は「契約全体に対する割合は1%程度」としている。ただ着実に伸びており、7月末から8月末の1カ月間では約1万6400件増加した。
 九電の営業部門を統括する渡辺義朗取締役は「離脱の継続的な増加を食い止める必要がある」とし、東京電力福島第1原発事故後、中止していた「オール電化」の営業を10月から本格的に再開する。7月から始めた高齢者の見守りサービスなどと合わせ「生き残りをかけて最大限やっていく」(渡辺取締役)構えだ。
 一方、新規参入した西部ガス(福岡市)はガスと電気のセット販売でこれまでに約9千件の契約を獲得した。29日に記者会見した太田良取締役は「契約は着実に伸びており、ガス需要の維持、拡大にもつながる」と自信を見せる。福岡県みやま市が出資する自治体電力の「みやまスマートエネルギー」も「価格面が評価され、順調に契約が増えている」という。
 鹿児島地場の新電力「ナンワエナジー」は「料金の値下げには限界がある」と指摘。9月から家内清掃のサービスも受けられるようにするなど低料金だけに頼らない営業展開を仕掛けていく方針だ。


 原発は電力需要に応じての出力調整が出来ません。
 電力需要の調整に使う火力発電も出力をゼロまで下げることはできないので、夜の時間帯の電力が余って来ます。
 オール電化での契約は、深夜電力料金を格段に低価格に設定して夜の間に一日使うお湯を沸かすので、余る電力を使えます。
 原発依存の電力会社は「原発は24時間運転」で夜間にも発電を止められないから、原発で余った電力を何としても消費させようと考え出した商売で、元々、原発運転が前提です。
 九州電力は川内原発を再稼働させたために、深夜電力が余ることになります。
 新電力でも深夜電気料金設定があるので、そちらに移行してもらうと原発の電力が売れません。
 いままで凍結していたオール電化の営業開始は、原発ありきで相当な値下げを行うと思います。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     43℃ 温度差28℃

 太陽光発電
 発電量13.4KW ピーク4.13KW

10月2日(日)
晴後曇
最高気温(℃)[前日差] 29℃[+3]最低気温(℃)[前日差] 23℃[+2]
降水確率(%)   40    20       20    20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

10/03
8:50 日本 7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業業況判断
8:50 日本 7-9月期日銀短観・四半期大企業製造業先行き
8:50 日本 7-9月期日銀短観・四半期大企業全産業設備投資(前年度比)
16:00 トルコ 9月消費者物価指数(CPI)(前月比)
16:15 スイス 8月実質小売売上高(前年同月比)
16:30 スイス 9月SVME購買部協会景気指数 
16:50 フランス 9月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
16:55 ドイツ 9月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:00 ユーロ 9月製造業購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:30 イギリス 9月製造業購買担当者景気指数(PMI)
23:00 米国 9月ISM製造業景況指数
23:00 米国 8月建設支出(前月比)
27:00 ブラジル 9月貿易収支

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