2016年10月1日土曜日

売れない現行のプリウスPHVは実用車としてダメなのか

 次のプリウスPHVは、電気で60Km以上走れる設計になっています。
 これは1990年にアメリカのカリフォルニア州の環境局が制定した法律(ZEV法)で、州内で一定以上の車を販売しているメーカーは、その一部をZEVにしなければならないことの対応。
 2018年からはハイブリッドは対象外となり、電気自動車か燃料電池車、ある一定以上走れるPHVのみとなる。

 ここで、日本で使用する場合のPHVは電気で何キロ走れば良いのでしょうか?
 100Km以上多い方が良いって言われる方もいるかもしれませんが、それを可能にするには何百キロという重さの電池を積まなくてはいけません。
 長距離を走れないと言う点は、電池を多く積めばよい、大体の数値ですがテスラ・モデルSの100KWh電池搭載車は一回の充電で600Km、重さ2.2トン、1200万円ほど。
 電気自動車の欠点は唯一電欠したら、レッカー以外どうしようもないと言う点です。
 この為、電気自動車は電池の全容量を使えません。
 一般的には残り20Kmほど残して充電することになります。

 現行プリウスPHVの電気での走行距離は、私の現状で言いますと、夏のエアコン時20Kmぐらい、季節の良い(25度ぐらい)時で26Km~28Km、冬場の最低で18Kmぐらいです。
 約20Kmほどなのですが、これを決めたトヨタのエンジニアは、多くの乗用車の1日当たりの走行距離はこんな物と。
 私の場合で恐縮ですが、買い物や通勤(会社行っていた時は往復20Kmでした)では、ガソリン不要な状態でした。
 周りのマンションやアパートの止まっている自家用車を見ると平日7割くらいは駐車場にあって、時折奥さんが買い物に行くケースが多く見られます。
 まあ、だんなと奥さんで2台持ちならもっと動かない時が多いかなとも思います。
 平日のチョイノリでは電気、休みにドライブ旅行では電気がなくなったらハイブリッド走行、つまり動かなくなることは無い電気自動車みたいなものと思えば気楽。
 実際、休みの日に200km~300Kmほど走ってきて、燃費は35Km/Lを割ったことは無い(外部充電なし)。
 充電スポットとか、充電ポイントの回り方とか何も考える必要はありません。
 ガソリンが満タン入っていれば、軽く1200Km位は無給油で走れます。

 電気自動車で毎日の走行距離が20Kmくらいとなると、余分に積んでいる電池は休みの為の長距離用で、普段は錘なんですね。
 純粋な電気時自動車に乗られる方は、何をメリットとしているのでしょうか、地球にやさしい車・お財布に優しい車ですか?
 電気自動車は発電から送電、充放電効率を賭け合わせると、そんなに地球にやさしくありません。
 原発で作った電気ならCO2出ないと言いますが、核燃料やその廃棄物の処理にかかるエネルギーは計算に入っていません。
 お財布に優しいと言っても、外部充電の為の固定費(充電カード)や電気代を計算するとそんなに安いとは思えないですし、外部充電での時間ロスがけっこう問題になります。
 使い方次第なんですけど、車を移動手段の道具として考えるなら、今のプリウスPHVの電池容量で問題ない気もします。

 ずいぶん前ですが、プリウスマニアの掲示板で、新型プリウス(50系)は全てPHVになるのでは書いたのですが、30系が売れすぎて、名前の由来ラテン語で「~に先立って」の意味とは違ってしまいました。
 50系プリウスが、現行と同じくらい走れるPHVで、時期PHVプリウスプライムが60Km以上にしてほしかったです。
 もちろん、50系プリウスと同じ値段でです。
 こうすれば、プリウスは今の何倍も売れたでしょう。

  現行のプリウスが売れないのは、良い車なんですが普通のプリウスに対して高すぎるからでしょうね。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     46℃ 温度差31℃

 太陽光発電
 発電量15.5KW ピーク4.93KW

9月30日(金)
曇後雨
最高気温(℃)[前日差] 26℃[-3]最低気温(℃)[前日差] 18℃[-5]
降水確率(%)   10    20       20   50
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

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