2016年10月4日火曜日

欧州ダウンサイジングターボは排ガス汚い

フォルクスワーゲン、ディーゼル用フィルターを直噴ガソリン・エンジンにも装着?
http://jp.autoblog.com/2016/06/27/volkswagen-diesel-filters-gas-powered-cars/
フォルクスワーゲン(VW)が、現在ディーゼル車に使用している微粒子捕集フィルターを、来年からガソリン車にも採用する可能性があると、自動車情報メディア『Automotive News Europe』が報じている。これは6月22日にドイツで開かれた同社の年次総会で、VWのマティアス・ミューラーCEOが発表したという。昨年9月に発覚したディーゼル車の排出ガス不正問題で揺らぐ欧州最大の自動車メーカーは、来年から更に厳しくなる欧州の粒子状物質排出基準を満たすことを目指している。メルセデス・ベンツも同社の数車種に同様のフィルターを適用していくようだ。
このフィルターは、直噴ターボ・エンジンに採用されるという。これらの新型エンジンでは、燃焼室でガソリンと空気が混合する時間が短いため、従来のポート噴射式エンジンよりも排出ガスに含まれる粒子状物質が多くなる。来年6月にこのフィルターを最初に装着することになるのは、VWのSUV「ティグアン」の1.4リッター・エンジンと、アウディ「A5」の2.0リッター・エンジンになりそうだ。こうした動きの背景には、EUで9月から導入される粒子状物質排出規制法がある。これは粒子状物質の排出量を現レベルの10分の1に規制するものだ。
VWは、排出ガス規定をクリアするために不正なプログラムを同社のディーゼル・エンジン搭載車にインストールしていた問題に、引き続き対処していくと発表している。同社は問題のソフトウェアを搭載した車両を米国で48万2,000台販売していたが、これに関する解決策を、米国の規制当局に近々提示するようだ。金融情報メディア『Bloomberg News』によると、大気汚染の対策費を計上することに加え、問題となっているVWディーゼル車の米国在住のオーナーに、クルマの年式などに応じて1台あたり最高額7,000ドル(約71万円)、最低額でも1,000ドル(約10万円)の補償金を支払う計画を今月28日に提出するという。この計画でVWが負担するコストは100億ドル(約1兆200億円)に上ると見られている。
By Danny King
翻訳:日本映像翻訳アカデミー


 直噴エンジンの環境問題レポート
最近の直噴ガソリン乗用車からの微粒子排出状況

https://www.nies.go.jp/whatsnew/2013/20131216/20131216.html
一部引用:


   国立環境研究所は、最近の直噴ガソリン自動車(注1)から比較的高濃度の微粒子が排出されることを確認しました。欧州メーカーと国内メーカーの直噴ガソリン乗用車各1台について調査した結果、粒子重量は少ないものの、粒子個数の排出量は従来のガソリン車(ポート噴射ガソリン車)(注2)の10倍以上でした。
   また、粒子の化学組成を調べたところ、重量の大半はスス(元素状炭素)(注3)であることが明らかになりました。
   直噴ガソリン車は燃費が良いため、ここ数年間で急速に普及しつつありますが、微粒子の排出状況についての情報が不足していました。今回明らかになったことをもとに、最近の直噴ガソリン車について詳細な排出実態調査や環境影響評価、追加的な排気対策の必要性など、環境影響の未然防止の観点から、様々な研究や対策が早急に求められます。
:引用ここまで

 2017年の排ガス規制で、VWのガソリン車にディーゼルエンジンで使っている微粒子捕集フィルターを装着と言う記事を見て、実際はどんな状態なのか調べてみましたら、2013年に研究レポートがありました。
 国産のポート噴射エンジンの何百倍もPMまき散らしていますね。
 1台で普通の車の何百台分ものPMまき散らしているって、個人的にはそんな車、日本で走らせるなよって言いたい。

 日本は欧州に比べ技術的に遅れていると言う、自動車評論家が欧州のダウンサイジングターボ車を絶賛していましたが、欧州のインチキクリーンディーゼルと同じで、公害まき散らして性能上げていたみたいです。
 日本では直噴ガソリンエンジンは、1990年に三菱がGDIと言う直噴エンジンを商品化して窒素酸化物の問題や黒煙(煤)の問題で11年で生産中止になった技術。
 それから、ずいぶん改善されたようですが研究レポートを見る限り、規制が緩かったのでPMまき散らしても、商品化していた代物のようです。
 2017年から規制が強化されるのに合わせて、エンジンでは技術的に対応できないので、ディーゼルエンジン車と同じようなフィルターを装着することになります。
 やはり、最近の欧州大都市圏のスモッグは、今までの欧州自動車メーカーの利益のために起こっていたと思います。
 そういえば、中国の大都市もスモッグがひどいのは、沢山売れている欧州のディーゼル車とVWのガソリン車のせいかもです。
 ディーゼルの排ガスだけでもむごい状態なのに、ガソリン車もこれでは環境先進国と看板を掲げCO2詐欺をやっている、欧州って、やっぱり金の亡者の集まり。
 まあ、日本の政府・政治家・企業家も同じようなものですが、まだ良心的ですね。

 追記:なぜか色々ニュースを読んで見ると、欧州のメーカーは環境問題の取り組む良い姿勢で評価できるなんて記事が多い・・・・普通のポート噴射エンジンはほとんどPMを発生しません、よって日本のメーカーは、こんなことする必要はほとんどありません。
 最近はダウンサイジングターボが出てきていますので、対策必要な日本車もあるかもしれませんが、プリウスなどのHVはポート噴射ですので、フィルター不要です。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     20℃ 温度差5℃

 太陽光発電
 発電量4.7KW ピーク1.74KW

10月3日(月)
雨後曇雨後曇
最高気温(℃)[前日差] 27℃[-2]最低気温(℃)[前日差] 24℃[+1]
降水確率(%)   40    50      80    30
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24

10/04
8:50 日本 9月マネタリーベース(前年同月比)
9:30 オーストラリア 8月住宅建設許可件数 (前月比)
12:30 オーストラリア 豪準備銀行(中央銀行)、政策金利発表
14:00 日本 9月消費者態度指数・一般世帯 
17:30 イギリス 9月建設業購買担当者景気指数(PMI)
18:00 ユーロ 8月卸売物価指数(PPI)(前月比)
18:00 ユーロ 8月卸売物価指数(PPI)(前年同月比)

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