2016年10月14日金曜日

内燃機関は無くならない

ドイツ、2030年までに内燃エンジンを搭載したクルマの販売禁止を要求
http://jp.autoblog.com/2016/10/11/germany-ban-internal-combustion-engine-2030/
金銭的インセンティブによって無公害車の時代へ移行を進めようとしていたドイツだが、それで満足しているわけではなかった。予てから予想されていた通り、ドイツ連邦参議院は、2030年までに内燃エンジンを搭載した新車の販売禁止を求める決議を可決した。これにより、ドイツでは2030年以降、新車を買おうと思ったら電気自動車(EV)または水素燃料電池車、いずれかのゼロ・エミッション・ビークル(ZEV=排気ガスを出さないクルマ)しか選択肢がなくなる。これは法的拘束力のあるものではないが、ドイツは欧州委員会(EC)に対して、この禁止案を欧州連合(EU)全体で実施するよう求めている。ドイツの規定がEUの方針を定める傾向にあるので、この要求が受け入れられる可能性が高い。
ドイツはまた、EU税政とそれが"無公害車の活性化"に与える影響を見直すようECに求めているが、それが何を意味するのか定かではない。提案には、ZEVを購入するとより手厚い優遇税制が受けられるとか、EU諸国で減税対象からディーゼル車が除外される、と言った内容が盛り込まれる可能性が高い。各自動車メーカーはすでに、より厳格な排ガス基準がディーゼル車を葬り去ることになるのではないかと危惧している。減税廃止によって維持費が、厳しい排ガス対策によって車両価格が高騰すれば、ディーゼル車の絶滅は加速するだけだからだ。
しかし、一般市民が必ずしも困るわけではないようだ。米国の経済誌『Forbes』によると、欧州の自動車市場では主力であるディーゼル車の8月の登録台数が、多数のEU諸国で激減したという。ここにきて、フォルクスワーゲンの排ガス不正問題がディーゼル車の売り上げに後遺症を残しているようだ。ZEV購入者へのさらなる金銭的インセンティブと、今回提案された内燃エンジン車の販売禁止を結び付けて考えると、欧州の人達が次にクルマを購入する際、EVまたは水素燃料電池自動車を選ぶようになるまでにはそう時間はかからないかもしれない。


 新車の販売を止めるので、すぐには電気自動車ばかりにならないのですが、燃料電池車がまともに普及しないかぎり内燃機関は無くせない。
 ドイツの自動車保有台数は乗用車だけで4170万台トラック商用車はこの倍以上です。
 この1/10が同時に充電をしている場合の電力は単純に充電電力を3KW(200V×15A)として3600万KWになります。
 最新の原子力発電所1基が100万KWとして36基も必要です。
 ユーザーは時間を分散して充電する訳はなく、急速充電などの設備で充電する電気自動車も考慮すれば、この数倍の発電所が無いと電力の需要に追い付けなくて大規模停電が発生します。
 普通充電では8時間とか10時間つないでいることになりますので、1/10の車がこの時間の間に充電器につながる計算で良いのかも疑問です。
 ざっと計算するだけで、電気自動車に置き換えることは無理なんですね。
 ドイツ議会はCO2権益を守る為に、似非クリーンディーゼル普及させた前科があるので、今回も怪しいですね。
  希望があるなら、燃料電池車なんですが、20年のペースで普及するかどうか、世界中で内燃機関の車を淘汰しようとするなら、燃料電池車以外に方法はありません。
 製品として作っているのは日本のトヨタとホンダくらいで、ドイツは大幅に遅れていますので、この目標は無理だと思います。
 電気自動車のエネルギー効率は燃料運びから発電・送電・変電・充電・放電・モーターのすべてで損失があり、実際のエネルギー効率を言うならハイブリッド車のほうが効率が良い、内燃機関の車は100年くらい使われると予測します。 

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     47℃ 温度差32℃

 太陽光発電
 発電量17.6KW ピーク4.79KW

10月13日(木)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 22℃[-3]最低気温(℃)[前日差] 13℃[-2]
降水確率(%)   10    0       0    0
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
10/14
8:01 イギリス カーニー英中銀(BOE)総裁、発言 
8:50 日本 9月国内企業物価指数(前月比)
8:50 日本 9月国内企業物価指数(前年同月比)
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債)
8:50 日本 9月マネーストックM2(前年同月比)
9:00 シンガーポール 7-9月期四半期国内総生産(GDP、速報値)(前期比年率)
10:30 中国 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
10:30 中国 9月生産者物価指数(PPI)(前年同月比)
16:15 スイス 9月生産者輸入価格(前月比)
18:00 ユーロ 8月貿易収支
21:30 米国 9月小売売上高(除自動車)(前月比)
21:30 米国 9月卸売物価指数(PPIコア指数、食品・エネルギー除く)(前月比)
21:30 米国 9月小売売上高(前月比)
21:30 米国 9月卸売物価指数(PPI)(前月比)
23:00 米国 10月ミシガン大学消費者態度指数・速報値
23:00 米国 8月企業在庫(前月比)

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