2011年1月17日月曜日

マイクロソフトとアップルに挑むGoogle

 最近使っているインターネットブラウザーは、Internet Explorerだけでなく、Google Chromeも使っている。
Google Chrome
ユーザインタフェースはタブブラウザの形式を取っているが、タブそれぞれが独立したサンドボックス方式を採用しており、タブページごと(実際はドメインごとに内部でグルーピングされる)に1つのプロセスが割り振られるようになっている。このため、ウィンドウプロセスとの通信は増えるが、個別タブのクラッシュや、メモリリークの影響が他のタブへ広がることはない。
JavaScriptエンジンにはGoogle V8 JavaScript Engineを使用し、処理の高速化を図っている。
セキュリティ対策機能としてはGoogleと関係ないページの閲覧履歴やCookieデータを残さない「シークレットウィンドウ」機能、Googleの提供する危険サイト(フィッシング詐欺やマルウェアなど)のブラックリストをダウンロードして有害サイトアクセス時に警告を出す機能(SafeBrowsing [6])などが備えられている。
その他に、新規に開いたタブに最も閲覧数の多い8つのページをサムネイルで一覧表示させる機能や、何らかの原因で強制終了した際にシークレットウィンドウ以外の開いていたページを再度表示させる「復元」機能、フォームへの自動入力機能なども搭載されている。
また現在では、Mac OS XLinuxなどのマルチプラットフォームへの対応やテーマ機能、ユーザスクリプト機能(Mozilla FirefoxGreasemonkeyスクリプトに当たる)、拡張機能などの追加実装が行われている。

 モバイル版PCで、遅いネット環境ではGoogle Chromeの方が、動作が速いので使います。
 Googleはクラウド戦略を進めているので、今後クラウドディバイスとなるアンドロイドを普及させてきています。
 まずは、モバイルOSとしてアンドロイドがスマートフォンにインストールされて、多くのメーカーから発売されています。
 ちなみに、グーグルが携帯OSベンチャーとして注目を浴びていたアンドロイド社を買収した理由は、アンドロイドでブラウザー型クラウド・ディバイスをとして見込みがあったからです。
 ブラウザーをベースとしたクラウド・ディバイスの製品は、今年後半に登場すると予想されているクローム・ノート(Chrome Notebook)で、クラウド戦略を踏襲した製品となると思います。

 最近流行りのスマートフォンでのプラットフォームの多くは携帯OSのアンドロイドで、既存のマイクロソフトのウィンドウズやアップルのiOSを抑えて普及しているのは、同OSGoogleはオープンソース形式を採用しているからです。
 オープン・ソースでは、ソフトウェアの内容を無料で一般に公開し、ユーザーは必要に応じて修正することが可能です。
 修正や改善した内容は、同様に一般に公開することにより、ユーザーや開発者が協力しながら、修正や機能拡張を進めることができます。
 また、企業などの所属にとらわれず、様々な開発者が共同してアプリケーションを開発できる魅力があります。
 携帯だけにとらわれず、最近では液晶テレビのOSに使う動きも出てきていて、近々面白くなりそうです。
 ちなみに、アンドロイドはGoogleがほとんどの開発を引き受け、利用を促進するため、その内容をGoogleが一般に公開しています。
 マイクロソフトやアップルのモバイルOSは、内容を公開しないクロースドソースで、開発者はライセンス料を払って、アプリケーションを開発することになり、制限も大きい。
 アンドロイドはオープンソースなので無料で利用できることが、これまで実績がなかったスマートフォン端末に参入し成功したわけです。
 米国では2010年、アンドロイドがトップを走ってきたiPhoneiOSを端末出荷ベースで追い抜いていますし、今年1月上旬にラスベガスで開催された国際家電ショー(CES)でも、アンドロイドを採用したスマートフォンが多数展示されたようです。
 アンドロイドは、携帯電話だけでなく、タブレットやネットブック、スマートTVなどでも使われるので、期待しています。
 多分、今後はマイクロソフトとアップルとGoogle3社で競争が行われ、よりユーザーが使いやすい物ができてくると思います。
 Googleの宣伝みたいになってしまいましたが、今年欲しい物が、クローム・ノート(Chrome Notebook)なので、こんな内容になってしまいました。

17日(月)
米国は祝日で休場(キング牧師誕生日)
日銀全国支店長会議開催(日銀本店)、白川総裁あいさつ
EU財務相会合(18日まで、ブリュッセル)
プロッサー・フィラデルフィア連銀総裁、講演(チリ・サンティアゴ)

18日(火)
日本鉱工業生産・確報値(11月)
日本設備稼働率・確報値(11月)
英消費者物価指数(12月)
英小売物価指数(12月)
ZEW景況感指数(1月)
加中銀政策金利発表
米ニューヨーク連銀製造業景気指数(1月)
米対米証券投資(11月)
EU財務相会合(ブリュッセル)
中国胡錦濤国家主席が訪米(21日まで)

19日(水)
ユーロ圏経常収支(11月)
英失業率(12月)
米住宅着工件数(12月)
米住宅建設許可件数(12月)
NZ消費者物価指数(第4四半期)
ブラジル中銀政策金利発表
米中首脳会談(ワシントン)

20日(木)
中国実質GDP(第4四半期)
中国消費者物価指数(12月)
中国生産者物価指数(12月)
中国小売売上高(12月)
中国鉱工業生産(12月)
米新規失業保険申請件数(115日までの週)
米中古住宅販売件数(12月)
米景気先行指数(12月)
米フィラデルフィア連銀景況指数(1月)
南ア中銀政策金利発表
NZ小売売上高(11月)
オバマ米大統領就任から2

21日(金)
Ifo景況感指数(1月)
英小売売上高(12月)

2 件のコメント:

  1. 現在メインのWebブラウザは、Google Chromeです。
    サブにFirefoxを使い、IEは、ほとんど使いません。
    IEを使わないのはマイクロソフトが大キライだからです。
    現状ではマイクロソフトを使わないと仕事ができませんが
    できるだけ使わないようにしています。
    ただ、Webについては、IEしか動作しないHPやIEでないと画面が崩れるHPがありますの必要な時のみ使います。

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  2. TXIさん、こんにちは
    私もGoogle Chromeをよく使っています、IEは重いのであまり開かないようにしています。
    まあ、使い勝手はどれも同じようなものかもしれませんが。
    今後、GoogleからOSが出てくると面白くなると思っています。

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