2017年10月19日木曜日

日産の無資格検査はトップと現場の乖離

日産 問題発覚後も無資格検査続ける
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171018/k10011181241000.html
10月18日 6時51分 NHK
日産自動車が資格のない従業員に車の出荷前の検査をさせていた問題で、先月、国から問題を指摘されたあとも神奈川県にある工場で、不適切な検査が続けられていたことが分かり、日産の管理体制が改めて、厳しく問われています。
日産では、国内に6つあるすべての工場で、資格のない従業員が車の出荷前の検査を行っていたことが明らかになり、今月6日、国内で製造したおよそ116万台について国土交通省にリコールを届け出ました。
この問題は、先月、日産の工場に立ち入り検査に入った国土交通省の指摘を受けて明らかになりましたが、日産によりますと、問題を指摘された後も、今月11日まで神奈川県にある工場で資格のない従業員に検査を行わせていたということです。
検査は、出荷前の検査のうち、ハンドルを回して角度を確認する工程で、日産では安全性を確認したとしていて、新たなリコールは行わない方針です。
日産の西川廣人社長は、今月2日の記者会見で、国の指摘を受けたあとは、適正に検査を行っていると説明していましたが、安全性にかかわる検査の管理が徹底されていなかったことになります。
日産では、検査を記録する書類に実際には検査していない従業員の印鑑が押されていたことなどもわかっています。
日産は、ずさんな検査が常態化した原因の調査を進め、今月中をメドに国土交通省に報告することにしていますが、新たな問題の発覚で内部の管理体制が改めて、厳しく問われています。




 車の最終工程での検査はほとんど自動化されていて、検査員はコンピューターの指示に従って動作をして、コンピューターがOKを出す。
 人間のやらなければならない部分は、足回りをハンマーで叩いて、ゆるみ(変な音)がしないか程度です。
 お役人の既得権益である車検制度は新車の場合無駄な検査としか言いようがありませんが、現場は資格員による検査を無駄な作業(検査)と思っていたのでしょうね。
 
 ちょっと違う話になりますが、街中で車の整備をする場合、自動車の分解整備を行う事業所は、国交省の認証が必要となります。
 認証工場にするための条件に、従業員の1/4以上の有資格者(整備士免許)を必要とします。
ですから、3/4は、無資格で整備しても問題は無いのです。

 しかし、お役所から問題を指摘され、それが法令違反と分かった時点で、会社のトップは現場の確認をすべきです。
 日産の場合、報告だけで済ませたのでしょう。
 トップが文系になると現場を軽視して見に来ません。
 ホンダやSONYの創業者は技術者ですので社長自ら現場を見て回ったものです。
 今の日本企業がダメになったのは、トップと現場が乖離したからです。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     36℃ 温度差21℃

 太陽光発電
 発電量13.8KW ピーク4.68KW

10月18日(水)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 21℃[+4]最低気温(℃)[前日差] 13℃[-1]
降水確率(%)   10    0       20   40
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
10/19
8:50 日本 9月貿易統計(通関ベース)
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対外中長期債
8:50 日本 前週分対外対内証券売買契約等の状況(対内株式)
9:30 オーストラリア 9月新規雇用者数 
9:30 オーストラリア 9月失業率
11:00 中国 7-9月期四半期国内総生産(GDP)(前年同期比)
11:00 中国 9月小売売上高(前年同月比)
11:00 中国 9月鉱工業生産(前年同月比)
13:30 日本 8月全産業活動指数(前月比)
15:00 スイス 9月貿易収支 
17:30 イギリス 9月小売売上高指数(前月比)
21:30 米国 10月フィラデルフィア連銀製造業景気指数
21:30 米国 前週分新規失業保険申請件数
23:00 米国 9月景気先行指標総合指数(前月比)

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