2017年10月4日水曜日

電気自動車で黒字化するには数で勝負

トヨタ勢はEUのCO2排出規制を余裕でクリアか? トヨタEV連合にスズキが参加の動き
2017/10/02 08:03
https://clicccar.com/2017/10/02/516809/
欧州各国がガソリン・ディーゼル車の販売禁止を打ち出すなど、電動化の流れが加速するなか、9月28日にトヨタ、マツダ、デンソーの3社がEVを共同開発する新会社「EV C.A. スピリット」の設立を発表しました。


新会社では、車両サイズや形状にこだわらず共通の設計手法を用いるほか、モーターやバッテリーの制御などEVの基幹技術を共同開発することになるそうです。
一方、日経新聞によると、今年2月に環境やIT分野などでトヨタと提携したスズキも新会社に参加する検討に入ったそうで、子会社のダイハツ・日野に加え、2021年にEV発売を予定しているスバルも参加を検討しており、出資比率はマツダやデンソーと同様に、各社5%前後になる模様。


EV化を巡っては、EU(欧州連合)が域内で事業を展開する大手自動車メーカーに対し、2021年時点で1km走行あたりのCO2排出量を、新車平均で「95g以下」に抑えるよう求めています。
ところが英国の「PAコンサルティング」によると、規制をクリア出来るのはボルボをはじめ、トヨタ、ルノー・日産、現代のみで、ドイツ勢(ダイムラー、BMW、VW)はEUのC02排出規制を2021年時点ではクリアできそうにないとみているようです。
その理由として、ドイツ勢はEV転換をアピールするものの、現実の新車販売に占めるEV割合が数%に過ぎず、2021年時点でもまだ戦力にはなっていないことを挙げています。


またVWの排ガス不正以降、ガソリン車よりCO2排出量が少ないのがウリだったディーゼル車のシェアが域内で低下しており、その結果、EVではなくガソリン車に多くの需要が流れ、各社のCO2排出量が計画通り低減されていない模様。
さらにドイツでは、CO2低減に不利な大型SUVが新車シェアの20%以上を占めるようになっています。
その点、欧州域内の新車の4割近くまでハイブリッドを広く普及させて来たトヨタの場合、現状でもCO2排出量が飛び抜けて少なく、余裕で規制をクリアすることになるとしています。
さらにトヨタは2020年の東京五輪以降、新会社「EV C.A. スピリット」を通して多種多様なEVの市場投入を計画していることから、その優位性は昨今の報道とは裏腹に、今後も揺らぐことは無さそうです。


 ルノー日産アライアンスは2017年2月8日、2010年12月の日産『リーフ』発売以来、電気自動車(EV)の世界累計販売台数がおよそ42万5000台と発表しました。
 この台数が多いか少ないかは、初代プリウス発売から10年目の2007年5月に100万台を突破でしたので、出足としては悪くないのでしょう。
 トヨタのハイブリッドが2017年1月の約19年で累計世界販売台数が1000万台突破ですので、今後に期待したい所です。

 車で商売になる台数は、年間20万台位と聞きます。
 日産がリーフ発売において2007年に作った電池の会社オートモーティブエナジーサプライ(AESC)は2012年には年間35万台分の電池を作る予定でした。
 となると、7年で42万台では、生産台数が過剰となり全く儲からない会社となってしまい、今年の夏に中国のファンドに売られた・・・
 新型日産リーフは、予約4000台と、販売予定台数を大きく超えたと報じられていますが、このまま12倍しても4万8千台です。
 新型プリウスPHVが、予約1万2500台と出足は良かったのですが、今はほとんど売れていないことを見るに、日産のリーフ売れている!と聞いても、その数字では赤字です。
 たぶんオートモーティブエナジーサプライ(AESC)の年間35万台分って言うのが採算ベースだったのではないのでしょうか。

 メディアや評論家が日本はEV出遅れなんて騒いでいますが、各国のEV化は政治的な部分が大きく、実際に出来なければ話が変わる。
 欧州や中国の自国の実力に合わせてルール変更は日常茶飯時です。
 トヨタも今の時点でEV作っても大赤字になることは十分承知で、政治的な問題で対応をしているだけですので、多くの自動車会社を巻き込んで、採算レベルへ持っていくことを考えているようです。
 全社で合わせてEVを作り、年間40万台以上売れれば黒字化も見えそうです。

 ただ、補助金頼みのEVは大量に売れると補助金制度が破綻しますので、早い物勝?・・EVの性能UPはまだ先ですので悩ましい。

MMC太陽熱温水器
http://item.rakuten.co.jp/mmcsolar/c/0000000110/ 
 入水温度   15℃
 温水器     47℃ 温度差32℃

 太陽光発電
 発電量16.7KW ピーク4.60KW

10月3日(火)
曇りのち晴れ
最高気温(℃)[前日差] 29℃[+4]最低気温(℃)[前日差] 19℃[-2]
降水確率(%)   70    40       30    20
時間帯(時) 0-6 6-12 12-18 18-24
   
10/04
  ポーランド ポーランド中銀、政策金利 
16:50 フランス 9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
16:55 ドイツ 9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:00 ユーロ 9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、改定値)
17:30 イギリス 9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI)
18:00 インド インド中銀政策金利(レポレート)
18:00 ユーロ 8月小売売上高(前月比)
18:00 ユーロ 8月小売売上高(前年同月比)
20:00 米国 MBA住宅ローン申請指数(前週比)
21:15 米国 9月ADP雇用統計(前月比)
23:00 米国 9月ISM非製造業景況指数(総合)
28:15 米国 イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長、発言 

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