2023年5月9日火曜日

福島第一原発事故の後始末は未だに未定

 

東京電力の危機意識の薄さ鮮明…福島第一原発1号機の原子炉土台損傷 緊急時対処も具体策は先送り

2023年5月7日 06時00分

https://www.tokyo-np.co.jp/article/248378

一部引用:

 東京電力福島第一原発(福島県大熊町、双葉町)の1号機原子炉圧力容器を支える土台が損傷していた問題を巡り、東電の対応が後手に回っている。土台が崩壊し、核燃料が残る圧力容器が落下すれば、高濃度の放射性物質が新たに放出される恐れがある。東電は容器落下の可能性は低いとして、緊急時の対処をどうするか具体的に示していない。原子力規制委員会も苦言を呈するが、東電の危機意識は薄い。(小野沢健太)

明確な根拠なく「問題なし」

 「支持機能は維持されている」。4月27日の記者会見で、東電福島第一廃炉推進カンパニーの小野明・最高責任者はそう強調した。調査ロボットの撮影で、土台全周の損傷が判明したが、圧力容器を支えるのに問題はないという意味だ。昨年3月の震度6強の地震でも容器が落下しなかったことなどが根拠という。

 仮に落下して容器底部にある穴が広がり、溶融核燃料(デブリ)が飛び散っても、炉の底部が冷却水で満ちているため「大量の放射性物質が外部拡散する事態にはならない」との見解だ。だが、圧力容器外側の格納容器を壊し、放射性物質が外部に飛散する可能性は捨てきれない。

 根本的な対処法は土台の耐震補強だが、現場は極めて高い放射線量で人が近づくことは不可能。東電の広報担当者は「遠隔操作のロボットで撮影することすら難易度が高く、改修は難しい」。それならば、落下する最悪のケースを想定し、影響を最小限にとどめることが現実的な対処だが、土台開口部の損傷が最初に確認されてから1年以上がたった今も、具体策を示さない。

:引用ここまで


 原子炉圧力容器は核燃料棒が収納されていて、外部に漏れないことが当たり前のものですが、福島第一原発事故でメルトスルーという世界最悪レベルの核燃料溶解を起こしました。

 格納容器は即死レベルの放射能が放出されていて、ロボットカメラも動かないほど強力な放射線で近づくことも出来ません。

 昨年末に圧力容器を支える土台が、鉄筋を残してコンクリート部分が溶け落ちているのが判明した。

 これでも問題ないと言い切る理由は、土台全周の損傷が判明したが、圧力容器を支えるのに問題はないという意味だ。昨年3月の震度6強の地震でも容器が落下しなかったことなどが根拠だそうです。

 福島第一原発事故が起こった原因は、再三地震・津波などによる電力喪失や配管の破損があるのではと国会でまで指摘されたにもかかわらず、安全神話を語った当時の安倍総理と東京電力が、お金がかかるので対策をしなかったのではないか。

 今回も、土台の崩壊などが写真を見て起こりうると素人でも考えます。

 まあ、現在の人類では近づいて修理も出来ないのでしょうから、出来ないと言わずに問題ないでごまかし続けている、こういう体質がさらなる事故に発展するのですが、国も東京電力も忘れ去られるのを待っているように思えます。

 100年経っても手がつかず、そこまで行く前に崩壊して大惨事となる未来だけは止めてほしい。


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 入水温度    15℃

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 発電量 32.5KW ピーク5.55KW


5月8日(月)

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