日本原電、発電せず6年連続黒字 大手電力の「基本料金」に支えられ
5/19(金) 5:00配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/115d19d1e6e49930d32036a2ecf3971205806759
原発専業の日本原子力発電(原電)が18日発表した2023年3月期決算は、最終的なもうけを示す純利益が前年比25・1%減の18億円だった。原発が1基も動かないなか、6年連続の黒字となった。燃料費の高騰で赤字だった大手電力も支払う「基本料金」が経営を支えている。
敦賀2号機(福井県)は再稼働に向けた審査中だが、原電の資料に多くの誤りが見つかり、原子力規制委員会が先月、審査を中断した。必要な書類を8月末までに出し直すよう行政指導し、山中伸介委員長は「これ以上、審査をしない状態を長引かせない」と発言。さらに西村康稔経済産業相も「ラストチャンス」と述べ、原電への「最後通告」となっている。
村松衛社長は、18日の記者会見で「誤りがあったことを重く受け止めている」としつつも「我々にとって敦賀2号機は極めて重要だ。再稼働をめざして進める」と述べた。提出期限に向けて、関西電力や北陸電力、三菱重工業から助言を得ているという。
23年3月期の売上高は前年比0・9%減の921億円、本業のもうけを示す営業利益が同58・9%減の24億円だった。原電がもつ敦賀2号機と東海第二(茨城県)の2基は11年から停止したまま10年以上発電していない。
インフラ関係はメンテナンス等で一時停止させる期間があるから、発電しなくても収入があるようにしておかないと止まってしまうことは解ります。
しかし、12年も止まっていて役に立っていない物を維持する必要があるとは思えない。
まともに仕事をしなくても黒字になるような会社が、改善とか発展とか努力をしているとは思えず、「敦賀2号機(福井県)は再稼働に向けた審査中だが、原電の資料に多くの誤りが見つかり、原子力規制委員会が先月、審査を中断した。」となっているよう管理もテキトーで、書類も間違いだらけでも給料をもらえる会社に価値があるのか。
この仕組みも根本から変える必要があります。
大手電力が支払う基本料金の元は、国民が払う電気料金に上乗せされている「電源開発促進税」から支払われているのでしょう。
「基本料金」総額たるや12年度から22年度までで実に1兆2141億円も支払われているのですが、このお金どこに行ったのか?既得権益者のお財布を潤しているだけではないでしょうか。
これだけのお金を再生可能エネルギーとしての開発、蓄電設備の充実に振り向けたグリッドシステムを構築できたはずで、今の電気代の高騰を吸収できたはずです。
原電は、電力会社からの「基本料金」に胡座をかいて仕事をしなくても黒字になる構造を甘受し、自分たちの存在価値すら放棄しています。
今からでも遅くないので、「基本料金」を再生エネルギー普及に投入してほしいです。
MMC太陽熱温水器
https://mmc-solar.com/
入水温度 15℃
温水器 31℃ 温度差16℃
太陽光発電
発電量 27.5KW ピーク4.53KW
5月26日(金)
曇り
最高気温(℃)[前日差] 24℃[+2]最低気温(℃)[前日差] 17℃[+1]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 50% 20% 20% 10%
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