2023年5月29日月曜日

日銀総裁変わっても言うことは変わらない

“きっかけ”は日銀・植田総裁発言「あまり急いで引き締めをしてしまうと…」 円相場1ドル140円台、半年ぶり円安水準に
5/26(金) 12:13配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/a4115ce649539a3131980200c42288de9881ff7f
一部引用:
外国為替市場で円安が進み、円相場はおよそ半年ぶりに1ドル=140円台をつけました。きっかけの一つとなったのが、日銀の植田総裁の発言です。
日本銀行 植田和男総裁
「(食料やエネルギー価格の上昇で)国民にはかなり大きな負担になっていると十分認識。あまり急いで引き締めをしてしまうと、インフレ率が大きく下がるだけでなく、雇用等に大きなマイナスの影響が及ぶことを懸念して緩和を維持している」
きのう、報道各社のインタビューに応じた日銀の植田総裁は、物価高が国民の大きな負担になっていると認めつつも、2%の物価安定目標には「まだ届いていない」として、大規模な金融緩和を継続する姿勢を改めて示しました。
植田総裁は就任後、一貫して政策修正に慎重な姿勢を強調しており、円安傾向が強まっています。
:引用ここまで


 解りきっていたことですが、植田日銀総裁も黒田前総裁からどうしようも無くなった日銀を引き継ぎ、苦しい発言をしていますね。

 物価高が国民の大きな負担になっていると認めつつも、2%の物価安定目標には「まだ届いていない」って2%以上の実質インフレで国民の生活に負担があっても物価安定目標(2012年2月には、日本銀行として中長期的に持続可能な物価の安定と整合的と判断する物価上昇率を示すものとして、「中長期的な物価安定の目途」が導入された。 それは、消費者物価の前年比上昇率で2%以下のプラスの領域にあると判断しており、当面は1%を目途とすることとしたのち翌年2%に変更)に達していないそうな?こう言うのを矛盾と言います。

 日銀はコストプッシュインフレを推奨なのか、本来の仕事はインフレを起こさない(円の価値を守る)ことです。

 物価が上がってもそれ以上に賃金が上がらなければ国民の暮らしは良くならないのですが、円安(円の価値が下がって)で石油・ガスの資源価格や輸入食料品等々が高くなればさらに物価は上がり、企業も値上がり分全てを販売価格に転嫁できず業績が上がらないので、輸入企業の賃金上げも厳しい。

 円安だからと言っても、輸出企業は儲かるような工業製品の企業は現地生産に切り替えているので、それほど儲からないのが実情です。

 日銀が国内の産業や生活を守る気があっても、1200兆円にも積み上がった日本債務とそれを買い支えてファイナンスして600兆円近くある当座預金に金利がつくと、日銀は債務超過となり円の信用がどうなるのか予測が付かない。

 日銀総裁変わっても金融緩和を止められないので、言うことは変わらないのです。

 まあ、この程度の円安なら、なんとかなると思っているのでしょうね、大暴落しなければ良しと・・・・


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 発電量 23.5KW ピーク5.10KW


5月28日(日)

曇り

最高気温(℃)[前日差] 26℃[-1]最低気温(℃)[前日差]  19℃[+2]

時間 0-6 6-12 12-18 18-24

降水    0%    0%    10%      20%


05/29

スイス 休場

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  ノルウェー    休場



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