EU、脱エンジン車見直し検討へ 独主導、PHV容認も
10/12(日)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5bff96cecc4e2a1b1d8ee35c5ab476026d77b890
一部引用:
【ベルリン時事】欧州連合(EU)は、エンジン車の新車販売を2035年に事実上禁止する取り決めの見直しを検討する
電気自動車(EV)の普及が想定より進んでおらず、業績が悪化する自動車業界の不満の高まりから、ドイツ政府が議論を主導。EU内で合意すれば、野心的な温暖化対策からの大幅な軌道修正となる。
メルツ独首相は9日の記者会見で、EV普及を目指す方針は維持しつつも、エンジン車禁止の見直しに「全力を尽くす」と宣言した。プラグインハイブリッド車(PHV)や、「グリーンスチール」など製造時に二酸化炭素(CO2)排出を抑えた部品で造った車両などの販売を容認することを想定しているもようだ。
欧州の自動車業界は、中国EVメーカーとの激しい競争や米国の高関税政策といった逆風にさらされており、「35年の目標は非現実的で、柔軟性が必要だ」(独最大手フォルクスワーゲンのブルーメ最高経営責任者)といった見直し論が噴出していた。EUの行政機関に当たる欧州委員会の報道官は「(ドイツには)多くの興味深いアイデア」があると議論を歓迎した。
:引用ここまで
EUはエンジン車の新車販売を2035年に事実上禁止する条例を変更するようです。
EUのBEV販売一本化は、CO2削減による環境保護のためというより、自国産業保護が目的だった。
EUの自動車排ガス規制ユーロ7では、EU自動車メーカーの目論見ではCO2少なめのディーゼルとBEVを併売することで達成しようとしていた。
そこで「ディーゼルは環境に優しい」と宣伝し、税制優遇まで行いましたが、コスト削減のためVWによる排ガス不正ソフト(ボッシュ製)を搭載が発覚し、ディーゼル燃料車は失墜しました。
他国の自動車会社の内燃機関でユーロ7に適合する見込みが無ければもっと早く規制緩和したのでしょうが、トヨタなどのストロングハイブリッドが達成可能となり日本に技術とコストで太刀打ちできないことが露呈しました。
EU各社では、ガス規制をクリアできる内燃機関車はコストがかかりすぎて価格競争で勝てない。
信用回復のため?技術的に未成熟なBEVへ全振りして内燃機関そのものを悪者にして、日本車を市場から排除しようとしたのだと思います。
高価なBEVは補助金でそこそこ売れたものの、充電インフラの問題や走行距離が短い、暖房で走行距離が大幅に下がるなどの不便さが露呈して、民衆から不満が出てしまった。
大衆部門の車格帯では、より安価な中国EVが大量供給され、EVでも価格競争で勝てなくなった。
中国からの輸入制限を行ったが、中国各社はヨーロッパ(チェキなど)に工場を建設して、規制も効かなくなってきている。
欧州の為政者は、欧州の技術は世界一と思っていたようですが、アジアの各国の方が一歩以上先を行っている。
補助金や政治に頼った工業製品はマトモな製品にならないことは歴史が物語っています。
もともと環境なんて建前でしたからどうでも良いのですが、EVは走行時にCO2を排出ないだけで、充電や製造・廃棄に大量のCO2を排出し、バッテリーの廃棄時の環境負荷についても解決しておらず、必ずしも環境に良いとはいえない代物であり、そもそも世界の全車両を賄えるだけの素材がありません。
EUのEV一本化は、最初から無謀だったようです。
ゴールポストはどこまで下がるのでしょうか?
水素や電池のリサイクルなどブレークスルーして、発電もすべて再生エネルギーになり最終的にはBEVやFCVに行き着くでしょう。
MMC太陽熱温水器
https://mmc-solar.com/
入水温度 15℃
温水器 29℃
太陽光発電
発電量 10.5KW ピーク2.52KW
10月12日(日)
雨のち曇
最高気温(℃)[前日差] 26℃[+4]℃最低気温(℃)[前日差] 20℃[+1]
時間 0-6 6-12 12-18 18-24
降水 40% 40% 50% 10%
10/13 月
日本 休場
カナダ 休場
米国 休場
中国 9月貿易収支(米ドル)
中国 9月貿易収支(人民元)
15:00 ドイツ 9月卸売物価指数(WPI)(前月比)
16:00 トルコ 8月経常収支
19:30 インド 9月消費者物価指数(CPI)(前年同月比)
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