2010年4月24日土曜日

地方空港は生き残れるか

名古屋空港:日本航空子会社が完全撤退へ 定期便がゼロに
2010423 217分 更新:423 1221
 会社更生手続き中の日本航空は22日、愛知県営名古屋空港(同県豊山町)に就航している子会社「ジェイエア」の全9路線を11年春までに廃止、完全撤退する計画を同県に伝えた。計画通りなら名古屋空港から民間定期便が姿を消す。中部国際空港(同県常滑市)発着の国際線と国内線計6路線も廃止する方針で、同空港は国内線の1割が削減されることになる。愛知県は「地域の航空ネットワークがずたずたになる」と危機感を募らせている。
 日本航空の来栖茂実・経営企画本部長が片桐正博副知事を訪れ、路線廃止計画を伝えた。
 廃止されるのは名古屋空港に発着する帯広、秋田、山形、新潟、高知、松山、福岡、熊本、長崎の9路線。10月以降に4路線、残り5路線を11年春に廃止するという。
 また、中部空港発着の国際線は中国・天津、広州、バンコクの3路線、国内線は青森、仙台、鹿児島の3路線で、いずれも10月以降に廃止する。これにより、同空港に発着する日航の国際線はホノルル、上海、台北の3路線、国内線は5月廃止が既に決まっている2路線を除き、成田、那覇、石垣、新千歳の4路線に減る。
 片桐副知事は報道陣に「地域として承服できる計画ではないと強く申し上げた。あらためて地域の要望を伝えたい」と語った。神田真秋知事が15道県と連携し、近く国土交通省と日航本社を訪れ、路線存続を要望する。
 日航は採算が悪化している国際線と国内線計47路線から撤退する方向で調整しているが、銀行団など債権者はより踏み込んだ収益改善策を求めている。【加藤潔】

 セントレア中部国際空港が出来て、民間空港としては不要な空港になったのだが、地元の要請?でJ-AIRに依頼して国内線を飛ばしていましたが、ここにきて全線廃線となり民間空港では無くなる模様。
 大阪なんかは関空ができても伊丹も国営のままで地元負担は軽いが、名古屋空港が県営で押し付けられてしまった以上、活用策や収益策を模索するのは当たり前だったが、もう先が無い。
 利用者の立場から考えると、路線はセントレアに集中してたほうが絶対便利である。
 中途半端な空港戦略は、大いなる無駄なのですが、利権がからんでそれにぶら下がっている人達が多ければ多いほど利用者の立場で考え無い。この為、時間がたつとつけが回ってくる。
 時間がたつことによって、既得権益の食い逃げした人達は良いが、負債などを押し付けられる地元や県民は迷惑です。
 空港などは、地元の為と言いながら、そんなに地元の為になっていない場合が多い、国営にしておいて補助金を集めてくるのが関の山で、それをなにわいにしている代議士さんも一杯いるようであります。
 こうなるとエンターテイメントで生き残る方法はないだろうか?

 航空自衛隊 浜松広報館(エアーパーク)http://www.mod.go.jp/asdf/airpark/

 いまさらではありますが(国がお金出さないよね)、こんなテーマパークにしてしまって、エアポートウオークとパラに集客するとか。
 浜松の広報館は、全周スクリーンの映画施設や、資料館などけっこうまともで、土日は子供連れの家族で大賑わいをしていました。

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